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犬を迎えた初日|夜に鳴いて寝ないときと最初の1週間【2026】
公開日:2025年4月9日(水) 更新日:2026年10月6日(火) 犬の育て方
この記事の要点
迎えた初日の夜に鳴くのは、ふつうのことです。昨日まで兄弟と寝ていた子が、いきなりひとりになったからです。寝る場所は人の気配がするところにして、鳴いている最中には出さず、静かになった一瞬で様子を見てください。
待ちに待ったワンちゃんとの新生活。
でも「初日はどう過ごせばいいの?」「いきなりしつけって必要?」と戸惑う飼い主さまも多いはずです。
この記事では、ワンちゃんを迎えた“初日”にやるべきことを、初心者の飼い主さま向けにわかりやすく解説します。ごはんのタイミングやトイレのしつけ、最初に気をつけたいポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
初日はワンちゃんにとっても飼い主さまにとっても、これからの関係性を築く上でとても大切な時間です。ぜひ参考にしてください。
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子犬を見るワンちゃんを迎えた初日にやるべきこと一覧
今回は下記の8つのポイントを詳しく解説します。
これらのポイントを抑えてワンちゃんとの新生活の初日を迎えてください。
・落ち着ける環境づくり
・ごはんのタイミング確認
・トイレの場所を案内する
・ワンちゃんが不安なときの対応
・スキンシップの取り方
・名前を呼ぶ練習
・初日にやらない方がいいこと
・やることを記録して習慣にする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
落ち着ける環境づくりが第一歩
・安心できるスペースを用意する
ワンちゃんにとって、新しいおうちは見知らぬニオイと音にあふれた緊張の場です。
まずは安心できるスペース(ケージやクレート)を用意し、そっとしてあげることが大切です。
また、事前にワンちゃん用のベッドや毛布、お気に入りのおもちゃなどを設置しておくと、より安心感が得られます。環境が整っていれば、自分からケージに入って眠るようになる子もいます。
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クレートトレーニングのやり方|いつから・鳴くとき・夜・成犬も
・刺激を減らして静かな環境に
テレビや掃除機の音など、刺激の強いものは避けて、静かな空間で過ごせるようにしましょう。 まだ、環境にもご家族にも慣れていない状態のため、飼い主さまは「構いすぎない勇気」も大切です。
ごはんのタイミングと量を確認
・食事スケジュールの確認
ワンちゃんを迎え入れた先からそれまでの食事スケジュールを事前に確認しておきましょう。ワンちゃんの体調や成長に合わせて、徐々に飼い主さまのおうちのスタイルに移行していくことが理想です。しかし、慣れるまでは可能な限り、元々の生活リズムでご飯をあげるのがいいでしょう。
・食欲がない場合の対応
迎えた初日は環境の変化で食欲が落ちることもありますが、無理に食べさせず、置いたままも避けて、時間を決めて与えるのが基本です。
例えば、朝7時、夜19時の2回などをベースとすれば生活リズムを整えることができます。
ただし、子犬の場合は1日3〜4回に分けることもありますので、スタッフに相談するのがオススメです。
また、食べなかった場合でも過度に心配せず、水分摂取の様子も確認しましょう。体調に異変がないかもあわせて観察してください。
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トイレの場所を優しく教える
・トイレは初日からスタート
トイレのしつけは初日からスタートしてOKです。ただし、焦らず気長に取り組むことが成功のカギです。
・タイミングに合わせて誘導する
サークル内にトイレシートを設置し、排泄のタイミング(寝起き、食後など)に誘導しましょう。成功したときはたっぷり褒めて、「ここがトイレだよ」と安心させてあげましょう。失敗しても叱らず、静かに片付けることで信頼関係を保ちます。
トイレトレーニングについてはこちらも参考にしてください↓
犬のトイレトレーニングにはコツがある!成功のポイントを伝授
ワンちゃんが不安そうなときの対応
・よくある不安のサイン
ワンちゃんにとっては「知らない場所に連れてこられた」と思ってしまうこともあるでしょう。そういった繊細な子は、夜鳴きや震え、落ち着きのなさを見せることがあります。初日は特に警戒心が強くなる傾向があります。
・安心感を与える接し方
・焦って抱っこしたりせず
・そっと声をかけて安心感を与える
・ケージの中で過ごさせる
上記の3つのポイントが大切になります。「大丈夫だよ」と声をかけ、少し距離を保ちつつ、見守る姿勢が重要です。
あまりに構ってしまうと、要求吠えが強化されてしまったり、分離不安症を誘発してしまう可能性も高まるため、見守りましょう。
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スキンシップは“適度”に
・やりすぎは逆効果
かわいいからといって、いきなり撫で回したり追いかけるのはNGです。
ワンちゃんにとっては恐怖と感じトラウマになってしまう場合があります。ワンちゃんとの信頼関係を構築できるまでは、程よい距離感で安心感を与えてあげることを意識しましょう。
・信頼関係を築く距離感
初日は、
・名前を優しく呼ぶ
・飼い主さまの匂いに慣れてもらう
・目線を合わせて安心感を伝える(ずっと目を合わせるのは威圧感を与えるので注意)
ワンちゃんが近づいてきたら静かに撫でるなど、相手のペースに合わせた距離感が信頼の鍵になります。名前を呼んでアイコンタクトが取れたら、小さな成功です!

名前を呼ぶ練習は初日からOK
・名前を覚えてもらう第一歩
「〇〇(名前)!」と呼んで、反応があったら褒めるだけでOK。
おやつを使ってもよいですが、最初は声のトーンや笑顔だけでも十分です。
・繰り返しが信頼を深める
名前に反応してアイコンタクトが取れるようになると、呼び戻しやしつけの基礎になります。日常的にたくさん声をかけてあげましょう。
日常的にコミュニケーションを深めることで、ワンちゃんも自信が付き、前向きにトレーニングに移行できるようになります。
初日にやらない方がいいこと
・お散歩や外出はまだNG
ワクチンが終わっていない子犬の場合は、お外に出るのは感染症のリスクがあります。安全な抱っこ散歩なども、時期を見てからがおすすめです。
お散歩デビューについてはこちらも参考にしてください↓
子犬の散歩デビュー|いつから・抱っこ散歩・当日の手順・歩かない
・シャンプーも避けた方が安心
初日のシャンプーも避けた方が無難です。
ワンちゃんの負担が大きく、体調を崩す原因にもなりかねません。気になる汚れがある場合は、濡らしたタオルで優しく拭いてあげましょう。
初日の行動を記録してみよう
・小さな変化に気づくために
ワンちゃんの様子をメモやアプリで記録しておくと、健康状態の変化や成長の様子がよく分かります。食事・排泄・睡眠時間・遊びの反応などを簡単にメモしておきましょう。特に排泄時間の把握をすると、トイレトレーニングの学習スピードが格段に上がります。
・習慣化でよりよい関係に
毎日記録することが習慣になれば、獣医師に相談する際にも役立ちますし、何より「気づいてあげられる飼い主さま」になる第一歩になります。
新しく載った子犬
初日は何もしない方がいいって本当?
・「そっとしておく」は本当?
ネットでは「初日はそっとしておいた方がいい」と言われることもありますが、まったく関わらないのではなく、必要最低限の対応をやさしく行うことが大切です。
ワンちゃんにとっては、初日はとても不安の中で過ごしています。
その中で、関係を築けていないまま沢山触ったり、大きな声で接するのは負担がかかってしまいます。
また、上記でもお伝えしましたが、吠えているから近寄ってしまったり、安心するまで抱っこしてあげたりすることで、要求吠えの強化になってしまったり分離不安を強めてしまうリスクがあるので「そっとしておく」という表現になっているのが理由です。
ケージに慣れて貰うためにも、基本的にはケージの中で過ごして貰うのが理想です。
・やさしく見守るスタンスで
過度に話しかけたり触れたりするよりも、飼い主さまのペースではなく、ワンちゃんが自分のペースで慣れていくのを見守る姿勢がベストです。目を合わせたり、そっとそばにいるだけでも安心感は伝わります。

初日の夜、寝てくれないとき
いちばん多いご相談です。先に書きます。初日の夜に鳴くのは、ふつうのことです。しつけの失敗でも、その子が弱いからでもありません。
昨日まで、兄弟や母犬と同じ場所で寝ていた子です。いきなり、においも音も違う場所で、ひとりになりました。鳴くほうが自然です。
その夜、やること
| やること | なぜ |
|---|---|
| 寝る場所を、人の気配がする場所にする | 初日から離れた部屋にしないでください。寝室のそばにサークルを置くほうが落ち着きます |
| 前の場所のにおいがするものを入れる | ブリーダーや店舗から、使っていたタオルなどをもらえるなら入れてください |
| サークルに布をかけて暗くする | 周りが見えすぎると気になって休めません。一面は開けておきます |
| 電気は消してよい | 常夜灯くらいで十分です。明るいままだと休みにくくなります |
| 寝る前にトイレを済ませる | 夜中に起きる回数が減ります |
鳴いたとき、どうするか
鳴いている最中に、出してあげないでください。「鳴けば出してもらえる」と最初の夜に覚えると、そのあとが長くなります。
ただし、完全に放っておくのも違います。初日は次のように分けてください。
- 鳴いている……声をかけず、姿も見せずに待つ。静かになった一瞬で、そっと様子を見る
- 30分以上鳴き続ける/様子がおかしい……のぞいて確かめる。トイレ、暑さ寒さ、体調を見ます
- ぐったりしている・震えている・下痢……様子見にしないでください。受診してください
とくに子犬は、食事の間隔があくと低血糖になりやすいとされています。体が小さいぶん一度に食べられる量が少ないためで、進行するとけいれんや昏睡に至ることもあります(アニコム損害保険・獣医師監修)。初日の夜に「食べない・ぐったりしている」が重なったときは、朝まで待たないでください。
いつごろ落ち着きますか
その子と環境によるので、日数では言えません。ただ、見るところは決まっています。
- 鳴いている時間が、昨日より短くなっているか
- ごはんを食べる量が、日ごとに戻ってきているか
- うんちの形が、少しずつ固まってきているか
この3つが少しずつ良くなっていれば、順調です。どれかが逆に悪くなっているときは、受診してください。
迎えてからの1週間で、やることと待つこと
「最初の1週間はどう過ごせばいいか」もよく調べられています。結論は、増やすより減らすほうが大事です。
| やること | まだやらないこと | |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 家に慣れる。ごはん、トイレ、寝る。名前を呼ぶ | 来客・お風呂・長い抱っこ・留守番の練習 |
| 3〜4日目 | 食欲とうんちが落ち着いてきたら、短い遊びを足す | まだ外へは出しません(ワクチンの予定を確認) |
| 5〜7日目 | 30秒ひとりにする練習を始める。サークルの外で少し過ごす | 長時間の留守番 |
| 2週目以降 | 動物病院で健康診断。ワクチンの相談 | — |
この時期にいちばんやってしまいがちなのが、うれしくて構いすぎることです。家族が代わるがわる抱っこして、写真を撮って、友人を呼んで——どれも子犬にとっては刺激です。
また、迎えて数日は、環境が変わったことで下痢や食欲の低下が起きやすい時期です。そばで様子を見られる日程にしておいてください。連休や、在宅できる日に合わせられると、ここがぐっと楽になります。
社会化のことも、頭の片すみに
環境省の資料では、犬の社会化期は生後3週から16週までとされています。さまざまなことを受け入れやすい時期です。
ただし、初日から詰め込む必要はありません。同じ資料には「社会化期を過ぎても、ゆっくりと時間をかければさまざまなことに慣らすことは可能です」とも書かれています。まず家に慣れてから、少しずつで間に合います。
よくある質問
Q. 初日からクレートに入れて寝かせてもいい?
A. はい、むしろその方が安心できます。
ワンちゃんにとっては「狭くて暗い場所=安心できる巣穴」です。自ら入りたがる場合は、そのままそっとしてあげましょう。
Q. ごはんを食べないけど大丈夫?
A. 初日は環境の変化で食欲が落ちることもあります。
半日~1日様子を見て、それでも食べないようなら獣医師に相談しましょう。 下痢や嘔吐がある場合も早めの受診が安心です。
Q. トイレの失敗をしたらどうする?
A. 叱らず静かに片付けましょう。
失敗しても怒らず、成功したタイミングを見逃さず褒めてあげることが大切です。
Q. 初日は一緒に寝てもいい?
A. 基本的にはクレートやケージで寝かせるのがおすすめです。
一緒に寝ることで依存心が強くなることもあるため、まずは一人で寝る練習から始めましょう。
Q. 名前はいつから呼べばいいの?
A. 初日からどんどん呼んでOKです。
優しい声で名前を呼び、反応があったら褒めることで、名前を早く覚えてくれます。
迎えた初日の夜、鳴いて寝てくれません。
ふつうのことです。昨日まで兄弟や母犬と同じ場所で寝ていた子が、においも音も違う場所でいきなりひとりになったのですから、鳴くほうが自然です。寝る場所は、初日から離れた部屋にせず、寝室のそばにサークルを置いてください。鳴いている最中に出すと「鳴けば出してもらえる」と最初の夜に覚えてしまうので、静かになった一瞬で、そっと様子を見るようにします。
どのくらい放っておいていいのですか?
完全に放っておくのは違います。30分以上鳴き続ける、様子がおかしいというときは、のぞいて確かめてください。トイレ、暑さ寒さ、体調を見ます。ぐったりしている、震えている、下痢をしているといった様子があれば、様子見にせず受診してください。とくに子犬は食事の間隔があくと低血糖になりやすく、進行するとけいれんに至ることがあります。
初日はサークルの中と、一緒に寝るのとどちらがいいですか?
サークルの中をおすすめしますが、置き場所は人の気配がするところにしてください。寝室のそばに置くだけで、落ち着き方がずいぶん変わります。布を一面残してかけると、周りが見えすぎずに休めます。電気は常夜灯くらいで構いません。一緒に寝ること自体が悪いわけではありませんが、落ちる・踏むといった事故があるので、体が小さいうちは分けるほうが安全です。
最初の1週間は、どう過ごせばいいですか?
増やすより減らすほうが大事です。1〜2日目は、家に慣れることだけに使ってください。来客、お風呂、長い抱っこ、留守番の練習は、まだやりません。食欲とうんちが落ち着いてきたら短い遊びを足し、5〜7日目に30秒ひとりにする練習を始めます。動物病院での健康診断は2週目以降を目安にしてください。
いつごろ落ち着きますか?
その子と環境によるので、日数では言えません。見るところは3つです。鳴いている時間が昨日より短くなっているか、ごはんの量が日ごとに戻ってきているか、うんちの形が少しずつ固まってきているか。この3つが少しずつ良くなっていれば順調です。どれかが逆に悪くなっているときは受診してください。
社会化のために、初日からいろいろ経験させたほうがいいですか?
初日から詰め込む必要はありません。環境省の資料では社会化期は生後3週から16週までとされていますが、同じ資料に「社会化期を過ぎても、ゆっくりと時間をかければ慣らすことは可能」とも書かれています。まず家に慣れてから、少しずつで間に合います。環境が変わった直後は体調を崩しやすい時期でもあります。
まとめ
ワンちゃんを迎えた初日は、飼い主さまにとってもワンちゃんにとっても大切なスタートの日です。不安なことも、やることもたくさんあるように思えますが、まずは「安心してもらうこと」が一番重要で大切です。無理にすべてを完璧にこなそうとせず、「見守る気持ち」を大切にしながら、ゆっくり信頼関係を育てていきましょう。素敵なドッグライフをこれからもサポートしますね!
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