- 子犬販売ならブリーダー直販のフローエンス
- わんちゃんコラム
- 犬の育て方
- 犬がご飯を食べない、でも元気|受診の目安と食べさせ方【2026】
犬がご飯を食べない、でも元気|受診の目安と食べさせ方【2026】
公開日:2024年9月5日(木) 更新日:2026年10月6日(火) 犬の育て方
この記事の要点
元気があってごはんだけ食べないときは、多くが好みや環境の変化によるものです。水も飲まない、吐く、下痢をする、ぐったりしている——このどれかがあれば動物病院へ。元気なら、おやつを減らす、運動量を増やす、フードを急に変えないことで戻ることがほとんどです。
見た目では元気そうなのにご飯を食べてくれない、水は飲むのにご飯は食べない、おやつは食べるのにドッグフードを食べてくれない、など「ご飯」について悩まれている方も多いのではないでしょうか?
当記事では【元気はあるのにご飯を食べない】をテーマに、理由と対処法を解説します。迎えたばかりの子犬のケースについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
いま子犬1052頭がご家族を募集中です
子犬を見るまず確かめる:病院に行くべきか、様子を見てよいか
いちばん最初に見るのは「元気があるかどうか」ではなく、次の4つです。ひとつでも当てはまれば、様子を見ずに動物病院にご相談ください。
- 水も飲まない……脱水は子犬では特に危険です
- 吐く……回数と、何を吐いたかを覚えておいてください
- 下痢をする……回数と状態(水様便か、血が混じるか)
- ぐったりして動かない……呼んでも反応が鈍い
どれも無く、遊ぶし散歩にも行きたがるなら、多くは好みや環境によるものです。ただし「1日食べない」と「2日以上食べない」は別の話です。特に子犬は体力の蓄えが少ないため、丸1日以上食べないときは早めにご相談ください。
受診するときに役立つので、記録しておくと診察が早くなります。最後にごはんを食べた時間、最後に水を飲んだ時間、下痢や嘔吐の回数と状態。スマートフォンのメモで十分です。
新しく載った子犬
ご飯を食べなくなる理由と対策
元気があるのに食べない理由は、大きく4つに分けられます。
好みの問題(わがまま)
硬いフードを好む子もいれば、柔らかいフードが好きな子もいます。缶詰や特定の味・においにこだわる子は、お腹が空いていても意地を張ることがあります。
対策は、応じないことです。食べないからと次々に新しいものを出すと、「待てばもっと良いものが出る」と覚えます。出したフードは20〜30分で下げ、次の時間まで待ちます。
あわせて、運動量を増やす、1回の量を減らして回数を増やすといった調整も効きます。
フードを急に変えた
これは、飼い主さまが良かれと思ってやったことが原因になる、いちばん多いパターンです。警戒心の強い子は、においが変わっただけで食べなくなります。
フードを変えるときは、いままでのフードに少しずつ混ぜて、1週間かけて入れ替えます。1日目は新しいものを1割、2日目は2割……という進め方です。急に全部替えると、食べないだけでなくお腹を壊すこともあります。
ストレス・環境の変化
引っ越した、旅行から帰った、雷が鳴った、来客があった——こうした出来事のあとに食べなくなることがあります。犬は縄張りを持つ動物なので、環境が変わると体調に出やすいのです。
特に多いのが、迎えたばかりの時期です。親やきょうだいと離れ、場所も人も食器も全部変わるので、食べない子がいます。詳しくは次の章で説明します。
年齢による変化
年を重ねると食欲は徐々に落ちます。ただし「食べたいのに食べられない」ことも多く、その多くは口の中の問題です。歯が痛い、歯茎が腫れている、歯が抜けているといった理由で、硬いものを避けるようになります。
若いうちから歯磨きの習慣をつけておくと、この時期の負担がまったく違います。やり方は犬の歯磨きをしたことがない|しないとどうなる?今日から始める方法、嫌がる場合は【犬のケア】歯磨きを嫌がってしまう犬に対して適切な方法を解説をご覧ください。
迎えたばかりの子犬が食べないとき
迎えた初日や翌日に食べないのは、めずらしいことではありません。親やきょうだいと離れ、車で移動し、知らない場所に来て、食器も床の感触も違う——子犬にとっては環境がまるごと変わっています。
このとき大切なのは、次の3つです。
- フードを変えない……それまで食べていたものを、同じ形で出します。ブリーダーやペットショップに、何をどう与えていたか(ふやかしていたか、回数、量)を聞いておいてください
- 構いすぎない……うれしくて触りたくなりますが、休める時間を作るほうが早く落ち着きます
- 静かな場所で食べさせる……人が行き来する場所だと落ち着いて食べられません
ふやかして与えていた子に、いきなり硬いままのフードを出すと食べないことがあります。これは好き嫌いではなく、食べ方が違うだけです。ぬるま湯でふやかして、それまでと同じ状態に戻してください。
ただし、丸1日以上まったく食べない、水も飲まない、下痢をしているといった場合は、環境のせいと決めつけずに動物病院へ。子犬は体力の蓄えが少なく、低血糖を起こすことがあります。
フローエンスでは、お迎えいただいた飼い主さまに無料の相談ダイヤルをお渡ししています。「食べないけれど、様子を見てよいのか分からない」というときも、遠慮なくご相談ください。
ケース別の食べさせ方
ご飯を食べないと心配になり、甘やかしてしまうこともあると思いますが、逆効果になることもあります。ケースごとに見ていきます。
おやつは食べる
おやつをあげすぎると、それだけで満腹になってごはんを食べなくなります。おやつは1日の摂取カロリーの1割程度が目安です。
おやつの量を減らすか、おやつの代わりにフードを使う方法もあります。1日分のフードから少し取り分けて、しつけのごほうびに使えば、栄養のバランスを崩さずに済みます。
手からなら食べる
甘えたい、かまってほしい気持ちから、人の手からしか食べない癖がつくことがあります。急にやめると食べなくなるので、段階を踏んで戻します。
- 手からごはんを食べて完食する
- フードボウルを手に持って与え、完食する
- フードボウルの位置を少しずつ下げる
- 床に置いたフードボウルから食べて完食する
1段階につき数日かけて構いません。前の段階に戻ることがあっても、焦らずもう一度そこから進めてください。
缶詰やトッピングを混ぜれば食べる
この場合も、混ぜる量を少しずつ減らしていきます。気づかれない程度ずつ減らすのがコツで、一気に抜くと食べなくなります。
1週間から10日ほどかけて、最終的にドライフードだけで完食できるところを目指します。
運動量が足りていない
散歩の時間が短い、室内で遊ぶ時間が少ないと、お腹が空きません。散歩の時間を延ばす、においを嗅がせながら歩く、室内で引っ張りっこをするなど、体と頭を使う時間を増やしてみてください。
特に子犬や若い犬は、運動量が足りないだけで食が細くなることがあります。
やってはいけないこと
- 食べないたびに新しいものを出す……「待てばもっと良いものが出る」と覚えます
- 叱る……食事の時間そのものが嫌な時間になります
- ずっと出しっぱなしにする……いつでも食べられると空腹感が育ちません。夏場は傷みます
- 人の食べ物を与える……味が濃く、玉ねぎやチョコレートなど犬に有害なものもあります
- 「そのうち食べる」で2日以上放置する……特に子犬では危険です
よくある質問
何日食べなかったら病院に行くべきですか?
成犬で元気があるなら1日程度は様子を見られますが、子犬は丸1日食べなければ受診してください。体力の蓄えが少なく、低血糖を起こすことがあります。水も飲まない場合は、成犬でもすぐに受診してください。
迎えたばかりで食べません。どうすればいいですか?
それまでと同じフードを、同じ与え方(ふやかす・ふやかさない)で出してください。環境が変わったことによる一時的なものが多いですが、丸1日食べない、下痢をしている、ぐったりしている場合は動物病院へ。
おやつは食べるので大丈夫でしょうか?
食欲そのものはあるので、緊急性は低いことが多いです。ただしおやつで満腹になっている可能性が高いので、量を見直してください。おやつは1日のカロリーの1割程度が目安です。
フードを変えたら食べなくなりました
急に全部変えると、においの違いで食べない子がいます。いままでのフードに少しずつ混ぜて、1週間かけて入れ替えてください。お腹を壊すのも防げます。
ふやかしたフードから、いつ普通のフードに切り替えますか?
歯が生えそろってくる時期に、少しずつ水分を減らしていきます。急に硬くすると食べないことがあるので、ふやかす湯の量を毎日少しずつ減らす形で進めてください。
夏になると食べる量が減ります
暑い時期に食欲が落ちるのはよくあることです。涼しい時間に与える、少量を回数に分ける、といった工夫で対応できます。ただし水を飲まない、ぐったりしている場合は熱中症の可能性があるので、すぐに受診してください。
まとめ
元気があってごはんだけ食べないときは、好みや環境の変化によるものが多く、おやつを減らす、運動量を増やす、フードを急に変えないという対応で戻ることがほとんどです。
ただし水も飲まない・吐く・下痢をする・ぐったりしているのいずれかがあれば、様子を見ずに動物病院にご相談ください。わがままか病気かを見分けるのは難しいので、「いつもと様子が違う」と感じたら受診するを基準にしてください。
フローエンスでは、お迎えいただいた飼い主さまに無料の相談ダイヤルをお渡ししています。「食べないけれど病院に行くべきか分からない」というときも、専門のトレーナーにご相談いただけます。


























