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ノーズワークはタオルで作れる|家にあるもので今日から【2026】
公開日:2025年4月14日(月) 更新日:2026年10月6日(火) 犬の育て方
この記事の要点
市販のノーズワークマットを買わなくても、家にあるタオルで同じ遊びができます。いちばん簡単なのは「タオルを広げておやつを置き、端からくるくる巻く」だけ。30秒です。結ぶときは、固く結ばないでください。あきらめてしまいます。「もう少しで取れそう」が続くのが、いちばん夢中になります。ただし、細く切った布やほつれた糸は飲み込むと腸で引っかかります。必ずそばで見ていてください。
ワンちゃんの「においを探す力」に注目したノーズワークは、室内でも簡単に取り組める知育トレーニングとして注目されています。
本記事では、ノーズワークの基本から始め方、メリットまでをやさしく解説。初めての方でも安心して始められる内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
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子犬を見るノーズワークとは?
ノーズワークとは、ワンちゃんの優れた嗅覚を使って、隠されたフードやおもちゃを探す遊びです。「におい探しゲーム」とも呼ばれ、警察犬のトレーニングにも応用されている方法ですが、一般の家庭でも簡単に取り入れることができます。
犬は、においを手がかりに探す行動が本能的に好きです。そして鼻を使うのは、犬にとって大仕事です。走り回らなくても、短い時間でしっかり疲れて、そのあと落ち着いて眠る——これがノーズワークのいちばんの効き目です。
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ノーズワークの効果
ワンちゃんと暮らしていると、「もっと落ち着いてくれたらいいのに」「吠えたり飛びついたりが気になる」といったお悩みを抱える飼い主さまも多いのではないでしょうか?
そんなときにぴったりなのが、ノーズワークです。においを探すという本能的な行動を通じて、心の安定や行動の改善をサポートしてくれるのです。ここでは、ノーズワークがもたらす具体的なメリットをご紹介します。
取り入れるメリット
【興奮を落ち着かせる】
興奮しやすいワンちゃんは、突然吠えたり飛びついたりといった行動をとることがあります。こうした行動は、エネルギーをうまく発散できていないことや、刺激に対する反応のコントロールが難しいことが原因となっている場合があります。
ノーズワークは、そんなワンちゃんにもぴったりのトレーニング方法です。嗅覚を使うことで脳が集中し、自然と落ち着きを取り戻していく様子が見られるようになります。また、短時間でも脳をしっかり使うため、満足感が得られ、過剰なエネルギーを穏やかに消費できます。
吠え癖や落ち着きのなさに悩んでいる飼い主さまは、まずノーズワークを取り入れてみることで、日常のストレスや問題行動の軽減につなげることができるでしょう。
【ストレスの発散】
ノーズワークでは、ワンちゃんが本能的に持つ「においを嗅ぐ」という行動を通して、自然にエネルギーを発散することができます。たとえば、5分ほど紙コップやタオルの中に隠したおやつを探させるだけでも、ワンちゃんはしっかりと嗅覚と脳を使い、精神的な疲労を感じることができます。
このような脳の疲労は、散歩で身体を動かした後と同じような満足感をもたらし、結果的に落ち着きやリラックスにつながります。お散歩が難しい日や、外出が億劫なときにも、室内でできるストレス発散方法として非常に有効です。
【集中力の向上】
ノーズワークでは、ワンちゃんが「このにおいはどこからするんだろう?」と注意を向け、1つの課題に集中する力が自然と養われていきます。たとえば、いくつかの紙コップの中から1つだけ入ったおやつを探すような遊びを繰り返すことで、「においをかぎ分けることに集中する」時間が増えていきます。
このように集中力を高める経験は、日常生活にも良い影響を与えます。例えば、外で他の犬や人に反応して吠えたり、飼い主さまに飛びついたりといった興奮による行動が減り、落ち着いて過ごせる時間が増えていくことが期待できます。
【自信がつく】
特に怖がりな性格のワンちゃんには、初めて何かを「自分で見つけられた!」という体験が大きな意味を持ちます。ノーズワークでは、飼い主さまに頼らずに自分の力でおやつを探し当てるという成功体験を積むことができます。
たとえば、いつも物陰に隠れているような慎重なワンちゃんでも、簡単なタオルの下に隠されたおやつを見つけられると、「やればできる」という達成感が芽生え、次のチャレンジへの意欲が高まります。こうした小さな成功の積み重ねが、自己肯定感と行動の安定につながっていきます。
【運動が苦手なシニア犬にも】
シニア期のワンちゃんは関節や筋力の衰えにより、長時間の散歩や激しい運動が難しくなります。そんな時でも、ノーズワークなら無理なく楽しむことが可能です。たとえば、リビングの中に数個の紙コップを並べ、その中におやつを隠して探させるだけでも、頭を使って充実した時間を過ごすことができます。
足腰に負担をかけず、短時間で脳を刺激できるため、健康維持や日常の刺激づくりにもぴったり。動きが少ない分、飼い主さまも見守りやすく、安心して取り入れられるのが魅力です。
タオルで作る「ノーズワークマット」
市販のノーズワークマットを買わなくても、家にあるタオルで同じ遊びができます。簡単なものから順にご紹介します。
1. いちばん簡単:巻くだけ
- フェイスタオルを広げる
- おやつを何粒か、ばらばらに置く
- 端からくるくる巻く
- 床に置いて「探して」
30秒で作れます。初めての子は、これで十分です。
2. 少し難しく:ねじる・結ぶ
- 巻いたタオルを、さらにゆるく結ぶ……固く結ばないでください
- または、タオルをねじって、ひねった溝におやつを押し込む
- 結び目の間から、においが漏れるくらいがちょうどよい
固く結ぶと、あきらめます。「もう少しで取れそう」が続くのが、いちばん夢中になります。
3. 本格的に:マットを作る
市販品と同じ形のものを作りたい場合です。1時間ほどかかりますが、洗えて長く使えます。
用意するもの
- 穴の開いたマット……台所用の水切りマット、ラバーマット、洗濯ネットなど
- いらないタオルやフリース……切り口がほつれにくい布にしてください
- はさみ
作り方
- 1. 布を 3cm × 20cm ほどの帯に切る……たくさん要ります
- 2. 帯を1本、マットの穴に下から通す
- 3. 隣の穴から上に出す
- 4. 表側で1回、かた結びする
- 5. これをマット全体に、すき間なく繰り返す
結び目が密なほど、においが隠れて難しくなります。最初はまばらでも構いません。
できあがったら、布と布のあいだにおやつを落としてください。鼻で押し分けて探します。
必要な道具
家にあるもので、すぐに始められます
タオル以外にも、買い足さずに始められるものがたくさんあります。
| 使うもの | やり方 | 難しさ |
|---|---|---|
| タオル | 巻く・結ぶ(上記) | やさしい〜ふつう |
| 紙コップ | 3つ伏せて、1つにおやつ | やさしい |
| トイレットペーパーの芯 | 両端を折って、中におやつ | ふつう |
| 新聞紙・チラシ | くしゃくしゃに丸めた中に混ぜる | ふつう |
| 洗濯かご | 伏せて、下におやつ | ふつう |
| バスマット | 毛足の長いものに、そのまま散らす | やさしい |
| 段ボール箱 | 丸めた新聞紙と一緒に入れる | むずかしい |
| ペットボトル | キャップとラベルを外し、横に穴を開けて中におやつ | むずかしい |
おやつは、ふだんのフードで構いません。1回の食事ぶんを取り分けて使えば、量が増えません。
においの強いもの(ささみ、チーズ)のほうが見つけやすいので、最初だけ使って、慣れたらフードに戻すのがおすすめです。
部屋にまくだけでも成立します
道具すら要りません。部屋の床に、フードを10粒ほどばらまくだけです。
ソファの脚元、カーペットの毛の中、クッションの陰——少し見つけにくいところに散らすと、鼻を使って探します。
「今日は疲れていて散歩に行けない」という日は、これで十分です。

「ノーズワークに興味はあるけれど、何を用意すればいいの?」と思う飼い主さまも多いかもしれません。
実は、ノーズワークに特別な道具は必要ありません。身の回りにあるアイテムで、すぐにでも始めることができます。ここでは、初心者の方でも取り組みやすい基本グッズをご紹介します。
家にあるものでOK
・トリーツ(おやつ)
ワンちゃんが好きなにおいの強いものを使いましょう。最初は見つけやすいように。
・空のトイレットペーパー英や紙コップ
中におやつを入れて隠すのに便利。誤食しないよう見守りながら使いましょう。
また、使わなくなったタッパーなども、蓋にいくつか穴をあけて中のにおいを出せるようにすれば使えるのでおすすめです。
ノーズワークは基本的には上記の二つがあれば今からでも始めることができます。
いきなりやっても遊び方がわからないワンちゃんは飽きてしまったり壊してしまうこともあるので、慣れるまではお金を掛けずに家にあるもので遊んでみるのがいいでしょう。
慣れてきたらノーズワーク製品を検討
最近では、においを探すために作られた「ノーズワークマット」も市販されています。
布製のものは、よだれやおやつの臭いが移って衛生面が不安になることもあるので、洗えるものがおすすめです。また、プラスチック製のものは、洗えるのが利点ですがパワー系のワンちゃんの場合壊してしまう可能性もあり破片を飲み込んでしまったりするのでワンちゃんにあった製品を選びましょう。
ノーズワークのやり方
「実際にどうやって始めればいいの?」という飼い主さまに向けて、ここではノーズワークの基本的なステップをご紹介します。初めてでも無理なく取り組める内容なので、ワンちゃんと一緒に楽しみながら進めていきましょう。
ステップ1:見える場所におやつを置く
まずはワンちゃんの前で、飼い主さまが見ているところでおやつを床に置きます。ワンちゃんが注目している状態で、「探して!」や「どこかな?」などの合図をかけてスタートします。ワンちゃんがにおいをたどっておやつを見つけ、口にしたら、笑顔で「いい子だね!」とたっぷり褒めてあげましょう。
このとき、褒め言葉と一緒に撫でたり、ご褒美の声かけをすることで、ワンちゃんは「探すこと=楽しい」と覚えていきます。最初は簡単に見つけられる距離感と難易度で、成功体験を積ませるのがポイントです。
ステップ2:すこし難しくする
次は、おやつをタオルの下や紙コップの中、あるいは新聞紙を軽く丸めたものの隙間などに隠してみましょう。例えば、タオルをくしゃっと丸めてその中におやつを仕込んだり、伏せたカップをいくつか並べて1つだけにおやつを入れる「当てゲーム」形式にするのもおすすめです。
こうすることで、ワンちゃんの「においを頼りに探す」という本能がより自然に引き出され、鼻を使った探索行動がしっかり身についていきます。少しずつ難易度を上げながら、楽しくチャレンジさせてあげましょう。
ステップ3:ノーズワークマットなどで強化
マットや複数の箱を使って難易度を上げていくことで、ワンちゃんの集中力や探す力をより高めることができます。たとえば、ノーズワークマットの隙間におやつをしっかり埋め込んだり、箱を3〜5個用意して、そのうちの1つだけにおやつを隠しておく方法などがおすすめです。
最初はおやつが見えるように置いて、成功体験を積ませることが大切です。慣れてきたら、おやつのにおいが漏れにくい場所に隠したり、複数のダミーの箱を用意するなど、徐々に難易度を上げていくと達成感と楽しさが広がります。
雨の日や忙しい日にも最適
ノーズワークは特別な広いスペースを必要とせず、室内で簡単に実践できるのが大きな魅力です。例えばリビングや廊下の一角に紙コップやタオルを使って仕掛けを作るだけで、ワンちゃんは夢中になって遊んでくれます。
特に雨の日や真夏・真冬など外出が難しい日、あるいは飼い主さまが多忙でお散歩時間が短くなってしまう日にも、ノーズワークは心強い味方。運動不足や退屈によるストレスを軽減し、穏やかに過ごす手助けをしてくれます。
また、短時間で脳をしっかり使うため、体力を消耗させずに満足感を与えられるのも嬉しいポイントです。日常生活のちょっとした時間を工夫するだけで充実させることができるでしょう。
安全に楽しむために

ノーズワークは室内でも簡単に取り組める遊びですが、飼い主さまが注意すべきポイントもいくつかあります。安全に、そしてワンちゃんが楽しく続けられるよう、以下の点に気をつけて取り組みましょう。
【食べすぎに注意】
ノーズワークではおやつを使うことが多いため、つい与えすぎてしまうことがあります。ワンちゃんの1日の食事量のバランスを見ながら、フードの一部をノーズワーク用にまわすなどの工夫をしましょう。
【誤食に注意】
新聞紙やタオル、紙コップなどを使う場合、誤って飲み込んでしまわないよう注意が必要です。使用する素材は丈夫で安全なものを選び、常に飼い主さまが目を離さないようにしましょう。
【無理なレベル設定をしない】
難しすぎる課題はワンちゃんのストレスになる場合も。最初は簡単なレベルからスタートし、成功体験を重ねることを大切にしてください。
【短時間で終わらせる】
ノーズワークは脳を使うため、長時間続けると疲れてしまいます。1回5〜10分を目安に、集中力が持続する範囲で行うのが理想です。
タオルを使うときに、気をつけること
手軽な反面、布は飲み込むと危ないものです。ここだけは押さえてください。
ひも状のものが、いちばん危ない
細く切った布、ほつれた糸、マットから抜けた帯——ひも状のものを飲み込むと、腸の中で引っかかります。丸いものより危険です。
守っていただきたいこと
- 必ずそばで見ていてください……留守番中に使わせない
- 噛みちぎる子には使わない……探すより破くほうが好きな子がいます
- ほつれてきたら捨てる……糸が出たまま使わない
- 切り口がほつれにくい布を選ぶ……フリース、ジャージ素材
- 遊び終わったら片付ける……出しっぱなしにしない
布を飲み込んだ疑いがあるときは、様子を見ずに動物病院へご連絡ください。ひも状のものは、その場では元気に見えても、あとから詰まることがあります。
「出てくるのを待つ」は、ひも状のものではやらないでください。
おやつの量にも気をつけて
楽しくなると、つい与えすぎてしまいます。ふだんのフードから取り分けるのがいちばん簡単です。
おやつを使う日は、その分だけごはんを減らしてください。
よくある質問
タオルでノーズワークマットは作れますか?
作れます。いちばん簡単なのは「巻くだけ」です。フェイスタオルを広げ、おやつを何粒かばらばらに置いて、端からくるくる巻く。30秒でできます。慣れてきたら、巻いたタオルをゆるく結ぶ、ねじって溝におやつを押し込む——と難しくしていってください。
タオルの結び方にコツはありますか?
固く結ばないでください。取れないと、あきらめてしまいます。結び目の間から、においが漏れるくらいがちょうどよいです。「もう少しで取れそう」が続くのが、いちばん夢中になります。
本格的なノーズワークマットの作り方を教えてください
穴の開いたマット(台所用の水切りマット、ラバーマット、洗濯ネット)と、いらないタオルやフリースを用意します。布を3cm×20cmほどの帯に切り、マットの穴に下から通して隣の穴から出し、表側でかた結び——これをすき間なく繰り返します。結び目が密なほど難しくなります。1時間ほどで作れて、洗えます。
家にあるもので何が使えますか?
紙コップ(3つ伏せて1つにおやつ)/トイレットペーパーの芯/新聞紙/洗濯かご/毛足の長いバスマット/段ボール箱——どれでも使えます。道具すら要りません。部屋の床にフードを10粒ほどばらまくだけでも成立します。ソファの脚元やカーペットの毛の中など、少し見つけにくいところに散らしてください。
おやつは何を使えばいいですか?
ふだんのフードで構いません。1回の食事ぶんを取り分けて使えば、量が増えません。においの強いもの(ささみ、チーズ)のほうが見つけやすいので、最初だけ使って、慣れたらフードに戻すのがおすすめです。おやつを使う日は、その分だけごはんを減らしてください。
タオルを使うときの注意点はありますか?
ひも状のものが、いちばん危ないです。細く切った布、ほつれた糸、マットから抜けた帯——飲み込むと腸の中で引っかかります。丸いものより危険です。必ずそばで見ていてください。噛みちぎる子には使わない、ほつれてきたら捨てる、遊び終わったら片付ける。飲み込んだ疑いがあるときは、様子を見ずに動物病院へ。
どのくらいの時間やればいいですか?
1回5〜10分で十分です。鼻を使うのは犬にとって大仕事なので、短い時間でしっかり疲れます。長くやると飽きるので、まだやりたそうなところでやめるのがこつです。
うちの子は探してくれません
最初は隠さないでください。見ているところで床に置いて、見つけさせる——ここから始めます。「探して」と声をかけて、見つけたらほめる。これを何度か繰り返してから、タオルの下に半分だけ隠す、というふうに進めてください。いきなり難しくすると、あきらめ方を覚えます。
まとめ
ノーズワークは、ワンちゃんの嗅覚という本能を活かしながら、ストレス解消や問題行動の予防、そして飼い主さまとの絆を深めることができる素晴らしいトレーニング方法です。特別な道具を用意しなくても始められ、室内で短時間でも実践できるので、忙しい日常の中でも無理なく取り入れられます。「最近うちの子、退屈そうだな」「もっと一緒に楽しみたいな」そんな風に感じたら、ぜひノーズワークを取り入れてみてください。飼い主さまとワンちゃんの毎日が、もっと楽しく、もっと豊かになるはずです。
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