この記事の監修
フローエンスメディアライター 大久保 祐太
しつけやトレーニングに関する記事を弊社ドッグトレーナーを通し、分かりやすく実践しやすい記事を発信します。また、私自身がしつけに大きく悩んだ経験があるため、飼い主様にできる限り寄り添える記事を目指します!
犬歴:
ゴールデンレトリーバー
ミニチュアダックスフンド
オーストラリアンキャトルドッグ
資格:
ペット・トラベルアドバイザー
ペット災害危機管理士 3級
お留守番や就寝時にトイレシートをボロボロにしてしまう相談件数は少なくありません。やめさせたいと思っていても、飼い主様がいない間にボロボロにしているため注意のしようがない…と頭を抱えてしまうケースが多いかと思います。今回はボロボロにしてしまう理由とやめさせ方について解説したいと思います。
まず初めにボロボロにしてしまう理由について解説します。やめさせる前に、何が原因かを探ることで対処の方法も変わるため、原因を探ってみましょう。考えられる理由を下記にまとめました。
合わせて読みたい→なぜ犬は噛むのか?子犬のうちに噛まないように覚えさせるしつけの方法
有り余っている体力を発散させるために身近にあるペットシーツを破いておもちゃ替わりに遊んでいるケースです。
飼い主様の気を引きたくてわざといたずらをしている可能性もあります。破ったらかまってくれたと認識している場合にはこのケースが多いです。
ストレスを発散するために身近にある壊せる物でストレス発散しているケースです。
トイレシートの噛み心地が単純に楽しく感じて破いて遊んでしまうケースです。
噛んでしまうパターンとほぼ一緒で理由2〜5に当てはまります。
ボロボロにする手段が口か手かの違いであって、やめさせる方法は同じになります。
方法については下記にまとめてあります。
やめさせる方法を5つ紹介します。この方法を実践して頂けば徐々に無くなっていくと思います。しかし、ワンちゃんの性格や飼育環境でどうしても直らない場合にはドッグトレーナーに相談してください。
噛み心地や音などその子の好みのものを見つけてあげることが理想です。ワンちゃんの好みによって、硬いもの、柔らかいものが異なるため、いくつか準備してあげましょう。ケージ・サークル内におもちゃを与えることで噛む対象物が変わる以外に、誤飲誤食のリスクを下げることもできるためおすすめです。
犬種やワンちゃんの性格にもよりますが、運動不足によってストレスが溜まってしまう子もいます。特に子犬や年齢が若いワンちゃんは体力が有り余っているため、十分な運動時間と量を増やしてみましょう。
考えて遊ぶ知育玩具などで欲求を満たしてあげることで、対象物からの意識を変えさせます。また、頭を使うことはとてもエネルギーを消費するため精神的にも満足を得ることができるため、お散歩に行けない日などにも有効的です。
トイレシートをボロボロにできないように環境を整えてあげましょう。例えば、網目のついているトレーの使用や固定方法の改善、布製のペットシーツの使用などです。
一見、一番簡単そうに思える方法ですが、網目のあるトレーだとトイレをしてくれない、などの場合は網目に慣れさせるトレーニングを平行して行う必要があるため、すぐに効果が出るかはワンちゃん次第になってしまいます。
触れ合う時間を増やし寂しさから来るストレスを緩和してあげましょう。愛情不足はワンちゃんを不安定にさせてしまう原因になります。必要以上にかまってしまうと、ワンちゃんが飼い主様に依存してしまい、分離不安症に繋がる恐れがあるので適度なスキンシップで愛情を注いであげましょう。
飼い主様が帰宅した際や起床後に毎回トイレシートがボロボロになっていれば、毎日気になってしまいストレスになってしまうと思います。しかし、それも適切な対処を行えば直る問題ですので、感情的に怒ってしまうのではなく冷静に対処することが成功のカギです。いつまでも続くわけではないのでワンちゃんの成長を見守りましょう。
チワワの【アンゼ】
イタズラをする子ではないので、ボロボロにしている風のショットが一番難しかったです…
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フローエンスメディアライター 大久保 祐太
しつけやトレーニングに関する記事を弊社ドッグトレーナーを通し、分かりやすく実践しやすい記事を発信します。また、私自身がしつけに大きく悩んだ経験があるため、飼い主様にできる限り寄り添える記事を目指します!
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