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【2026】ヨークシャーテリアの寿命13.7歳|多い死因と選び方
公開日:2026年10月19日(月) 更新日:2026年10月19日(月) 犬種図鑑
この記事の要点
ヨークシャー・テリアの平均寿命は13.7歳(2023年度のペット保険の記録)で、犬全体の14.1歳より少し短めです。動物病院の記録で最も多い死因は、おしっこの通り道の病気でした。
ヨークシャーテリア(ヨーキー)を迎える前に気になる「何年一緒にいられるの?」「どんな病気に、何歳ごろ、いくらかかるの?」に、ブリーダーが答えます。
フローエンスは、ヨークシャー・テリアを自分たちの犬舎で生ませて育てているブリーダーです。生まれたときからヨークシャー・テリアの子犬を毎日見ているブリーダーとして、平均寿命、日本の犬の死因、年齢ごとに出やすい病気とそのお金、生まれつきの病気、迎える前に確かめておくことを、ペット保険の記録や研究をもとにまとめました。性格、大きさ、毛の色はヨークシャーテリアの性格と特徴の記事で見られます。
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ヨークシャー・テリアの子犬を見るヨークシャーテリアの寿命は何年?|平均13.7歳
ペット保険の記録で、ヨークシャー・テリアの平均寿命は13.7歳です(2023年度)。犬全体の14.1歳より0.4年短く、チワワと同じ数字です。
| 何を見るか | 数字 |
|---|---|
| ヨークシャー・テリアの平均寿命(2023年度) | 13.7歳 |
| 犬全体の平均寿命(2023年度) | 14.1歳 |
| 動物病院の死因の記録でいちばん多かった病気 | おしっこの通り道の病気(腎臓など) |
| ほかの犬種よりなりやすい病気の1位(ペット保険の記録) | ひざの靭帯が傷つく、切れる病気(保険を使った割合 1.1%、犬全体は0.4%) |
13.7歳の読み方|「13.7歳で亡くなる」ではありません
この数字は、アニコム損害保険のペット保険に入っている犬の記録から、生まれたばかりの子があと何年生きるかを計算したもの(0歳の平均余命)です。13.7歳で亡くなる子が多いという意味ではなく、それより長く暮らす子もいます。日本のすべての犬ではなく、保険に入っている犬の記録なので、日本の犬全体とは少し違うことがあります。
記事で14.0歳、13.8歳と書かれているのはなぜ?
どの年度の記録を見ているかが違うからです。2021年度は14.0歳、2022年度は13.8歳、2023年度は13.7歳でした。
| 年度 | ヨークシャー・テリア | 犬全体 |
|---|---|---|
| 2021年度 | 14.0歳 | 14.2歳 |
| 2022年度 | 13.8歳 | 14.2歳 |
| 2023年度 | 13.7歳 | 14.1歳 |
亡くなったという届け出は、あとから届くこともあります。そのため、前の年に発表された数字と少し違うことがある、と記録をまとめた本に書かれています。3年度だけでは、寿命が長くなっているのか短くなっているのかは言えません。犬全体も14.2歳から14.1歳へ、わずかに動いているだけです。どれも「13歳の終わりから14歳」という同じくらいの長さとして見てください。
小型犬の中では、同じくらいの犬種が多い
トイ・プードルは15.3歳でヨークシャー・テリアより1.6年長く、体重10キロ未満のミックス犬も14.8歳で、1.1年長い数字です。一方で、チワワは13.7歳、ポメラニアンは13.8歳、マルチーズは13.5歳と、同じくらいの小型犬もいます。ヨークシャー・テリアだけが短いわけではありません。

犬全体の寿命と、ほかの犬種との比べは犬の寿命の記事にまとめています。同じくらいの犬種の記事は、チワワの寿命の記事とポメラニアンの寿命の記事、トイプードルの寿命の記事で見られます。
イギリスの研究では、18犬種の中で2番目に長い
イギリスの動物病院の記録で、2016年から2020年に亡くなった犬30,563頭から寿命の表を作った研究があります。ヨークシャー・テリアは12.5年で、ジャック・ラッセル・テリアの12.7年に次いで2番目に長い犬種でした(比べたのは18犬種とミックス犬です。犬全体は11.2年)。ただ、この数字は亡くなった犬の記録から出したもので、日本の13.7歳は保険に入っている犬の記録から出したものです。数え方が違うので、数字どうしを並べて比べないでください。
人間でいうと何歳?|年齢の表
環境省の目安では、小型犬から中型犬の10歳は人の56歳、15歳は76歳、17歳は84歳です。平均寿命の13.7歳は、13歳が68歳、14歳が72歳なので、人でいうと70歳くらいです。
| 犬の年齢 | 人の年齢 |
|---|---|
| 1歳 | 15歳 |
| 2歳 | 24歳 |
| 5歳 | 36歳 |
| 7歳 | 44歳 |
| 10歳 | 56歳 |
| 11歳 | 60歳 |
| 12歳 | 64歳 |
| 13歳 | 68歳 |
| 14歳 | 72歳 |
| 15歳 | 76歳 |
| 16歳 | 80歳 |
| 17歳 | 84歳 |
※小型犬から中型犬の目安です。品種や飼い方で違うので、あくまで目安として見てください。
何歳から年をとる?
国の目安では、大型犬を除いて、約8〜10歳以降が「中高齢期」です。病気が出やすくなる年齢は、あとの「なりやすい病気は年齢で変わる」で見ていきます。13.7歳は平均なので、それより長く暮らす子もいます。その子が14歳や15歳になるときの自分の年齢を考えておきたい方は、犬を飼う最後の年齢の記事も読んでみてください。
ヨークシャー・テリアの子犬(22頭)
多い死因は?|おしっこの通り道の病気が1番目
日本の動物病院の記録で、亡くなったヨークシャー・テリア64頭の死因は、おしっこの通り道(腎臓など)の病気がいちばん多く、次が心臓や血管の病気、3番目が腫瘍(がん)でした。
この研究は、全国40の動物病院で、2020年4月から2021年8月に亡くなった犬と猫の記録を、獣医師の診断にもとづいて集めたものです。犬は1,582頭で、そのうちヨークシャー・テリアが64頭でした。
| 順位 | 死因(ヨークシャー・テリア) | 頭数(64頭のうち) |
|---|---|---|
| 1 | おしっこの通り道の病気 | 18頭 |
| 2 | 心臓や血管の病気 | 13頭 |
| 3 | 腫瘍(がん) | 10頭 |
| 4 | 息の通り道の病気 | 5頭 |
| 5 | 肝臓、胆のう、すい臓の病気 | 4頭 |
| 5 | おなか(消化器)の病気 | 4頭 |
| 7 | 老衰 | 3頭 |
※同じ頭数は同じ順位にしています。これより下は、どれも2頭以下です。頭数が少ないため、研究では、ほかの犬種との差を確かめる計算(検定)はしていません。調べる頭数をもっと増やす必要がある、と論文にも書かれています。また、動物病院のカルテの記録なので、老衰などで、最期に病院にかからずに亡くなった子は入りにくい、とも書かれています。
犬全体の死因は、割合で見ると次の順です。犬全体では腫瘍が1番目で、ヨークシャー・テリアではおしっこの通り道の病気が1番目でした。上の表は頭数、下の表は割合なので、数字どうしを並べて比べないでください。
| 死因(犬全体、1,582頭) | 割合 |
|---|---|
| 腫瘍(がん) | 18.4% |
| 心臓や血管の病気 | 17.3% |
| おしっこの通り道の病気 | 15.2% |
| 肝臓、胆のう、すい臓の病気 | 9.2% |
| 神経の病気 | 9.0% |
| 息の通り道の病気 | 7.8% |
別の研究でも同じ向き|ペット霊園の5,118人の調べ
東京のペット霊園8か所を、2016年4月から2017年3月に使った飼い主5,118人へのアンケートで、犬の死因を調べた研究もあります。頭数の多い16の犬種を比べたところ、ヨークシャー・テリアは、おしっこの通り道の病気で亡くなる割合がはっきり高く、腫瘍で亡くなる割合ははっきり低い犬種でした。病院の記録とは集め方が違っても、おしっこの通り道の病気が目立つ点は同じ向きです。
ペット保険の記録でも、腎臓とおしっこの病気がなりやすい側
ペット保険の記録でも、慢性腎臓病は1.5%(犬全体は0.6%)、そのほかのおしっこの病気は2.6%(1.5%)、ぼうこうの石は1.3%(0.8%)と、どれもヨークシャー・テリアのほうが高めです。病院の記録、霊園の調べ、保険の記録という3つの記録が、腎臓とおしっこの通り道を指しています。ただ、これだけで「腎臓の病気で亡くなる犬種」と言い切ることはできません。迎える前に決めておくなら、年をとってから、おしっこや血の検査を受けられる動物病院を近くに探しておくことです。
心臓の病気は?|12歳までは少ない側、死因では2番目
ペット保険の記録(0〜12歳)では、心臓の弁の病気は1.6%(犬全体は2.5%)で、なりにくい側でした。心臓や血管の病気を大きく分けて見ても、3.0%で犬全体より少なめです。一方、動物病院の死因の記録では、心臓や血管の病気は2番目(13頭)でした。心臓の弁の病気で保険を使った子がいちばん多い年齢は12歳で、これは記録の上の端です。12歳までは少ない側でも、年をとってからの死因には名前が出てくるので、心臓の音を聞いてもらう健康診断を受けられる病院も、近くに探しておくと安心です。
なりやすい病気は年齢で変わる|0歳はひざ、12歳は腎臓
ペット保険の記録で、ヨークシャー・テリアがほかの犬種よりなりやすい病気を、保険がいちばん多く使われた年齢で見ると、0歳はひざのお皿、10〜11歳はひざの靭帯、気管、目、おなか、12歳は腎臓に分かれます。

| 病気 | ヨークシャー・テリアで保険を使った割合 | 犬全体 | いちばん多い年齢 |
|---|---|---|---|
| パテラ(ひざのお皿がずれる病気) | 2.5% | 1.7% | 0歳 |
| 膿皮症(細菌が入って皮膚にうみができる病気) | 7.6% | 5.0% | 3歳 |
| ぼうこうの石 | 1.3% | 0.8% | 8歳 |
| 十字靭帯の損傷や断裂(ひざの靭帯が傷つく、切れる病気) | 1.1% | 0.4% | 10歳 |
| 気管虚脱(のどの空気の通り道がつぶれる病気) | 1.2% | 0.6% | 10歳 |
| 胆泥症(胆のうに泥のような胆汁がたまる病気) | 1.9% | 1.3% | 10歳 |
| ドライアイ(涙が少なくて目が乾く病気) | 1.0% | 0.4% | 10歳と11歳 |
| タンパク喪失性腸症(おなかからタンパク質がもれる病気) | 0.6% | 0.2% | 11歳 |
| 膵炎(すい臓の炎症) | 1.5% | 0.8% | 11歳 |
| 慢性腎臓病(腎臓の働きがゆっくり落ちる病気) | 1.5% | 0.6% | 12歳 |
| そのほかのおしっこの病気 | 2.6% | 1.5% | 12歳 |
※0〜12歳のヨークシャー・テリア18,359頭の保険の記録です(13歳より上は入っていません)。「保険を使った割合」は、1年のうちに1回でも保険金の支払いがあった子の割合で、年齢ごとの頭数が同じになるように計算し直してあります。「いちばん多い年齢」は、その病気で保険を使った子がいちばん多い年齢で、その年齢で必ずなる、その年齢から始まる、という意味ではありません。保険に入っている犬の記録で、ヨークシャー・テリアの全部を数えた数字でもありません。比べるときは割合どうしで見てください。たとえば十字靭帯は犬全体の約2.8倍、タンパク喪失性腸症は3倍の割合です。
0歳|パテラ(ひざのお皿がずれる病気)
パテラは2.5%(犬全体は1.7%)で、0歳がいちばん多い病気です。パテラは、後ろ足のひざにあるお皿のような骨が、正しい位置から内側や外側へ外れてしまう状態で、小型の犬では内側へのずれが多く見られます。おなかの細菌の炎症(細菌性腸炎)も0.5%(0.4%)で、0歳がいちばん多くなっています。どちらも、1歳の誕生日を迎える前(0歳)に保険を使う子がいちばん多い病気です。家では、すべりやすい床と、高いところからの飛び降りに気をつけてください。後ろ足の様子は愛犬のお座りで後ろ足が崩れるときの記事で見られます。
10歳ごろ|ひざの靭帯と、気管
十字靭帯は、ひざの中で、太ももの骨とすねの骨をつないでいる靭帯です。この靭帯が傷ついたり切れたりする病気は1.1%(犬全体は0.4%)で、ヨークシャー・テリアがほかの犬種よりなりやすい病気の1位です。保険がいちばん多く使われた年齢は10歳でした。気管虚脱は1.2%(0.6%)で、同じ10歳がいちばん多くなっています。気管がつぶれて息がしにくくなる病気で、小型犬に多く、中高齢の犬に多く見られるとされています。気管を刺激しないように、首輪をさけて、胴につけるハーネス(胴輪)を使うことがすすめられています。散歩で強く引っぱる子のことは、犬が散歩で引っ張る理由の記事にまとめています。
10〜11歳|目の乾きと、おなか、すい臓、胆のう
ドライアイ(乾性角結膜炎)は1.0%(犬全体は0.4%)で、10歳と11歳がいちばん多くなっています。涙の量が減って、目の表面が傷つく病気です。タンパク喪失性腸症は0.6%(0.2%)で11歳です。腸から多くのタンパク質がもれ出て、血の中のタンパク質が少なくなる病気です。膵炎は1.5%(0.8%)で11歳。すい臓は、食べ物をこなす消化液と、血の糖を整えるインスリンを出す臓器で、その炎症です。胆泥症は1.9%(1.3%)で10歳。胆汁が濃くなって泥のようになったものが、胆のうにたまった状態です。病気を大きく分けて見ても、おなか(消化器)、肝臓や胆のうやすい臓、目の病気は、犬全体より多めでした。気になる様子があるときは、動物病院で見てもらってください。
12歳|腎臓とおしっこの病気
慢性腎臓病は1.5%(犬全体は0.6%)、そのほかのおしっこの病気は2.6%(1.5%)で、どちらも12歳がいちばん多くなっています。腎臓は、おしっこを作り、体の中の要らないものをおしっこに出す臓器です。慢性腎臓病は、長い時間をかけて少しずつ働きが落ちていく病気で、犬では年をとってから起こることが多いとされています。前の「多い死因」で見た、おしっこの通り道の病気と同じ向きの結果です。ぼうこうの石は1.3%(0.8%)で8歳がいちばん多く、おしっこに溶けているミネラルが固まって、腎臓やぼうこうなどで石になる病気です。
なりにくい病気もある|背骨、心臓の弁、耳
| 病気 | ヨークシャー・テリアで保険を使った割合 | 犬全体 |
|---|---|---|
| 椎間板ヘルニア(背骨の病気) | 0.8% | 1.4% |
| 心臓の弁の病気 | 1.6% | 2.5% |
| 耳のかゆみ(原因のはっきりしないもの) | 0.9% | 1.3% |
| カビ(マラセチア)による耳の炎症 | 1.4% | 2.0% |
| 涙やけ | 0.6% | 0.8% |
病気を大きく分けて見ても、心臓や血管の病気と耳の病気は、犬全体より少なめでした。ただ、なりにくいというだけで、ならないという意味ではありません。
生まれつきの病気|肝臓の血管(門脈シャント)
門脈シャントは、おなかの血が肝臓を通らずに、体のほうへ流れてしまう余分な血管がある病気です。肝臓で毒を消すはずのものが、そのまま体をめぐってしまいます。犬では、多くが生まれつきのものとされ、病気を起こしやすい犬種として、ヨークシャー・テリアが挙げられています。アメリカの大学の研究者が2003年に発表した研究では、ヨークシャー・テリアは、ほかの犬種をまとめたものより、この病気の子が多い結果でした。同じ研究は、ヨークシャー・テリアでは遺伝すると考えられるものの、受け継ぎ方は分かっていない、としています。ペット保険の記録のなりやすい病気の上位15には入っていません。
生まれつきの病気は、迎えてすぐに分かることもあれば、あとから分かることもあります。迎える前に、お迎えから60日のうちに生まれつきの病気で亡くなったときの保証が付いているかを、確かめておきましょう。くわしくは、このあとの「長く暮らすための子犬の選び方」で書きます。
病気にかかるお金|病気ごとの診療費と、年をとってからの病院代
ひざの靭帯の病気の1年の診療費は、平均で約21万円、真ん中で約5万円と、大きく違います。13歳以上の犬の病院代は、1〜6歳の約2.5倍です。
| 病気 | 1年の診療費の平均 | 真ん中 |
|---|---|---|
| 十字靭帯の損傷や断裂 | 213,643円 | 49,654円 |
| 慢性腎臓病 | 117,257円 | 62,950円 |
| タンパク喪失性腸症 | 112,214円 | 87,317円 |
| 膵炎 | 99,362円 | 66,864円 |
| ぼうこうの石 | 93,971円 | 35,437円 |
| パテラ | 80,936円 | 13,200円 |
| 気管虚脱 | 61,723円 | 22,935円 |
| ドライアイ | 45,697円 | 27,390円 |
※表の「真ん中」は、その病気で保険を使った犬の、1年間の診療費の真ん中の値です。「真ん中」は、診療費を安い順に並べたときの、まん中の子の金額です。1回の請求に複数の病名が入っているものは、数に入れていません。平均は、高くかかった子に引っぱられて大きくなります。ひざの靭帯やパテラのように、平均と真ん中の差が大きい病気は、とくにそうです。
| 犬の年齢(犬全体) | 病院のお金(1年) |
|---|---|
| 1〜6歳 | 43,382円 |
| 13歳以上 | 108,823円 |
※犬を1頭飼っている人への調査(2025年)で、病院にお金を使った人の平均です。いま飼われている犬を年齢ごとに分けた平均で、同じ犬を何年も追いかけた数字ではありません。ヨークシャー・テリアだけの数字でもありません。
毎月のお金は、犬を1頭飼っている1,034人の全国調査(2025年)で、1か月の平均が16,030円でした。ごはんや病院代などを合わせた金額で、くわしい内訳は犬を飼う費用の記事にまとめています。
迎える前に決めておきたいのは、突然の治療費を、ペット保険で備えるか、貯めておくかです。当犬舎では、お迎えのときに申し込むオプションの保証「あんサポ」(1年、2年、3年)があります。対象になる病気や条件は、利用規約でご説明します。犬を飼うことで変わる暮らしを先に知りたい方は、犬を飼うと後悔する?の記事も読んでみてください。
長く暮らすための子犬の選び方|迎える前に確かめること
寿命や病気は一頭ずつ違います。迎える前には、親犬の犬種と体重、親犬の遺伝子検査、その子の歩き方と息の音、お迎えのあとの保証の中身を確かめておきましょう。
| 確かめること | どこで分かるか |
|---|---|
| お父さんとお母さんの犬種、毛色、体重 | 当犬舎の子犬ページに載せています |
| 親犬の遺伝子検査 | ヨークシャー・テリアの親犬は、目の病気(PRA)の遺伝子検査をしています |
| 誕生日、ワクチンを受けた日 | 子犬ページ |
| ひざ、歩き方、息の音 | 見学のとき(事前予約制)に、子犬にさわったり抱っこしたりして見てください |
| お迎えから60日のうちに、生まれつきの病気で亡くなったとき | 60日の生体保証(同じくらいの同じ犬種の子犬をお渡しします。治療費の保証ではありません。くわしい条件は子犬ページの「生体保証について」) |
| 契約のときに見つからなかった病気やケガ | お引き渡しから14日以内なら、返品をご相談いただけます(獣医師の診断書などをお願いすることがあります) |
| 病気の治療費まで備えたいとき | オプションの「あんサポ」(1〜3年。利用規約でご説明します) |
親犬の遺伝子検査|PRA(目の病気)
PRAは、目の奥の、光を感じる細胞が少しずつ弱っていく病気です。痛みはなく、はじめは気づきにくいとされています。いまのところ、効く治療はありません。多くは親から受け継ぐ病気です。当犬舎では、ヨークシャー・テリアの親犬に、この病気の遺伝子検査をしています。遺伝子検査は、親犬がこの病気のもとを持っているかを知るためのもので、子犬に行っているものではありません。PRAは目の病気で、この記事で見てきた死因の順位や、ほかの犬種よりなりやすい病気の表には入っていません。
大人の大きさと、迎える時期
子犬ページで親犬の犬種と体重を確かめたうえで、子犬を迎えていただけます。大人の大きさの手がかりも、親犬の体重です(ヨークシャーテリアの性格と特徴の記事の大きさの節で説明しています)。子犬は、生後56日を過ぎてから迎える決まりです(子犬はいつから迎えられる?の記事)。見学で見ることは、ブリーダー見学の記事にまとめています。
迎えてからの暮らしで、長く元気にいてもらうために
太らせないこと、歯みがき、すべる床と段差、冬の寒さ、年をとってからの健康診断は、迎えたあとに続けたいことです。歯みがきは犬の歯磨きの記事、抱き方は犬が抱っこをせがむ理由と正しい抱き方の記事、散歩の時間は犬の散歩の頻度と時間の記事にまとめています。
よくある質問
ヨークシャーテリアの平均寿命は何年ですか?
ペット保険の記録で、ヨークシャー・テリアの平均寿命は13.7歳です(2023年度)。犬全体は14.1歳でした。記事によって14.0歳や13.8歳とあるのは、2021年度と2022年度の数字です。人でいうと70歳くらいです。イギリスの研究では12.5年で、比べた18犬種の中で2番目に長い結果でした(数え方が違うので、日本の数字とは並べて比べられません)。
ヨークシャーテリアに多い死因は何ですか?
日本の動物病院の記録で、亡くなった64頭のうち、おしっこの通り道の病気が18頭、心臓や血管の病気が13頭、腫瘍が10頭の順でした。頭数が少ないため、ほかの犬種との差を確かめる計算はされていません。ペット霊園を使った飼い主へのアンケートでも、おしっこの通り道の病気で亡くなる割合がはっきり高く、腫瘍ははっきり低い犬種でした。
ヨークシャーテリアがかかりやすい病気は何ですか?
保険を使った割合が犬全体より高い主な病気は、ひざの靭帯の病気(1.1%、犬全体は0.4%、10歳ごろ)、慢性腎臓病(1.5%、0.6%、12歳ごろ)、気管虚脱(1.2%、0.6%、10歳ごろ)、パテラ(2.5%、1.7%、0歳)です。心臓の弁の病気は、12歳までの記録では少ない側でした。生まれつきの肝臓の血管の病気(門脈シャント)にも気をつけたいところです。
ヨークシャーテリアは何歳から老犬ですか?人間でいうと何歳?
国の目安では、大型犬を除いて、約8〜10歳以降が中高齢期です。小型犬から中型犬の10歳は人の56歳、13歳は68歳、15歳は76歳です。品種や飼い方で違うので、一つの目安として見てください。
大きいヨーキー(デカヨーキー)は寿命が違いますか?
寿命の記録は体の大きさで分けておらず、ヨークシャー・テリアは1つの数字です。犬種ごとの決まり(大きさや見た目の基準)では、体重は3.2キロまでです。それより大きく育つ子は、基準の大きさからははみ出します。大人の大きさの手がかりは、子犬ページに載せている親犬の体重です。くわしくはヨークシャーテリアの性格と特徴の記事で見られます。
ヨーキーはオスとメスで寿命が違いますか?
日本のペット保険の犬種別の寿命は、オスとメスで分けていません。イギリスの約58万頭の研究では、すべての犬種をまとめて見て、亡くなった年齢の真ん中は、メスが12.7年、オスが12.4年で、メスのほうが少し長い結果でした(ヨークシャー・テリアだけの数字ではありません)。
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まとめ
ヨークシャー・テリアの平均寿命は13.7歳で、犬全体の14.1歳より少し短めです。日本の動物病院の記録では、おしっこの通り道の病気が死因の1番目でした。なりやすい病気は年齢で変わり、0歳はひざのお皿、10歳ごろはひざの靭帯と気管、12歳ごろは腎臓です。ひざの靭帯の病気の1年の診療費は、平均で約21万円、真ん中で約5万円と大きく違います。迎える前に、親犬の遺伝子検査と保証の中身を確かめ、治療費の備え方を決めておくと安心です。
フローエンスはブリーダー直販です。子犬ページには、毛色、誕生日、ワクチンの接種日に加えて、お父さんとお母さんの犬種と毛色と体重も載せています。ヨークシャー・テリアの親犬は、目の病気(PRA)の遺伝子検査をしています。お迎えから60日のうちに生まれつきの病気で亡くなってしまった場合の保証もあります(くわしい条件は子犬ページの「生体保証について」をご覧ください)。各施設で事前予約制で子犬に会いに来ていただけて、見学では子犬にさわったり抱っこしたりできます。お迎えのあとも専門トレーナーがサポートします。
出典
- アニコム損害保険『家庭どうぶつ白書2025』第2部 第4章「どうぶつの寿命」(ヨークシャー・テリア13.7歳と犬全体14.1歳、小型犬の犬種ごとの平均寿命、2023年度)
- アニコム損害保険『家庭どうぶつ白書2024』第2部 第5章「どうぶつの寿命」(2022年度のヨークシャー・テリア13.8歳と犬全体14.2歳、遅れて届く届け出で過去の数字が変わることがあるという注記)
- アニコム損害保険『家庭どうぶつ白書2023』第2部 第4章「どうぶつの寿命」(2021年度のヨークシャー・テリア14.0歳と犬全体14.2歳)
- アニコム損害保険『家庭どうぶつ白書2025』第2部 第2章「品種別の統計」ヨークシャー・テリア(なりやすい病気となりにくい病気、保険を使った割合、1年の診療費、保険がいちばん多く使われた年齢、病気の大きなグループごとの割合、対象18,359頭)
- アニコム損害保険『家庭どうぶつ白書2025』第2部(冒頭の説明)(保険を使った割合と1年の診療費の数え方)
- 井上舞、杉浦勝明「動物病院カルテデータをもとにした日本の犬と猫の寿命と死亡原因分析」日本獣医師会雑誌 75巻6号(2022年)(全国40の動物病院、2020年4月から2021年8月、犬1,582頭の死因、ヨークシャー・テリア64頭の死因の順位、頭数が少なく検定をしていないこと)
- 日本のペット霊園のデータから、犬の死因を調べた研究(獣医学の学術誌、2021年、英語の論文)(東京のペット霊園8か所、飼い主5,118人、頭数の多い16犬種、ヨークシャー・テリアのおしっこの通り道の病気と腫瘍)
- イギリスの犬の寿命の表を作った研究(科学誌、2022年、英語の論文)(亡くなった犬30,563頭、犬全体11.2年、ジャック・ラッセル・テリア12.7年とヨークシャー・テリア12.5年、18犬種とミックス犬)
- イギリスの犬の寿命を調べた研究(科学誌、2024年、英語の論文)(約58万頭の記録、メスとオスの亡くなった年齢の真ん中)
- Tobias KM「ヨークシャー・テリアの先天性の門脈シャントの遺伝を調べた研究」アメリカ動物病院協会雑誌(2003年、英語の論文の要旨)(ほかの犬種をまとめたものより多かったこと、ヨークシャー・テリアで遺伝すると考えられること、受け継ぎ方は分かっていないこと)
- 環境省パンフレット『捨てず 増やさず 飼うなら一生』7ページ(犬の年齢と人の年齢の目安)
- 環境省『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(2018年)9ページ(中高齢期は約8〜10歳以降)
- 一般社団法人ペットフード協会『2025年 全国犬猫飼育実態調査』犬の飼育の実態と支出(p.63 犬1頭飼育者1,034人の1か月の平均、p.67 年齢別の医療費)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」膝蓋骨脱臼(ひざのお皿が正しい位置から外れる状態、小型の犬では内側へのずれが多いこと、すべりやすい床やジャンプをさけること)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」前十字靱帯断裂(太ももの骨とすねの骨をつなぐ靭帯が切れる病気)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」気管虚脱(気管が押しつぶされたように変形して呼吸に障害が出る病気、小型犬に多く中高齢に多いこと、首輪を避けて胴輪を使うこと)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」乾性角結膜炎(涙の量が減って角膜や結膜に障害が出る病気)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」蛋白漏出性腸症(腸から多量の蛋白が漏れ出て血液中のタンパク質が少なくなる病気)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」膵炎(すい臓の役割、すい臓の炎症)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」胆泥症(濃くなって泥状になった胆汁が胆嚢にたまった状態)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」腎不全(腎臓の役割、慢性腎臓病は長い経過で働きが落ちること、老齢期に多いこと)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」尿石症(尿のミネラル成分が結晶になって腎臓やぼうこうなどで石になる病気)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」膿皮症(細菌感染による皮膚の化膿性の病変)
- アニコム損保「みんなのどうぶつ病気大百科」門脈シャント(余分な血管の説明、犬ではほとんどが先天性、ヨークシャー・テリアが挙げられていること)
- VCA Animal Hospitals(犬の進行性網膜萎縮の解説、英語)(PRAの説明、痛みがないこと、効く治療がないこと、多くは親から受け継ぐこと、遺伝子検査があること)
- ジャパンケネルクラブ「ヨークシャー・テリア」(体重は3.2キロまで)
- 当犬舎の子犬ページ(健康情報、生体保証の内容)、生体売買契約書(第3条、第4条)、生体保証の利用規約(あんサポ)
※記事内の子犬の写真は、当犬舎が子犬ページに載せたヨークシャー・テリアの写真です。大人のヨークシャー・テリアの絵(1枚)はイメージです。
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