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トイプードルの寿命は平均何年?かかりやすい病気や長生きのコツも解説
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) その他
トイプードルは、小型犬の中でも長寿な犬種として知られています。愛犬を迎え入れたい方にとって、平均寿命は実際どれくらいなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、トイプードルの平均寿命やかかりやすい病気、主な死因について詳しく解説します。愛犬が少しでも長く健康に過ごすためのコツもチェックしましょう。
トイプードルの平均寿命は何年?

トイプードルの平均寿命は、約14〜16歳です。アニコム家庭動物白書2024の調査では15.3歳と報告されており、犬の中では特に長生きな犬種といえます。
小型犬は大型犬と比べて寿命が長く、トイプードルも同様の特徴を持っています。寿命は生活環境や食事によって変わるものの、平均寿命を超えて長生きするケースも珍しくありません。
トイプードルの寿命のギネス記録
1993年、アメリカで飼われていたトイプードルのシーマスが20歳と298日の寿命を記録し、ギネス記録に認定されました。
なお正式なギネス記録ではないものの、アメリカで飼育されていたトイプードルのチチは、最低でも24歳、最長では27歳まで生きた記録があります。
バランスのよい食事や適度な運動、定期的な健康診断により、愛犬の健康寿命を伸ばしやすくなります。トイプードルがかかりやすい病気を知っておき、予防を徹底して行うのも長生きの秘訣です。
トイプードルがかかりやすい病気

トイプードルがかかりやすい病気は5つあり、それぞれ初期症状や対処法が異なります。それぞれ予防のポイントだけでなく、万が一愛犬が実際にかかってしまったときの対処法もチェックしましょう。
膝蓋骨脱臼(パテラ)
膝蓋骨脱臼(パテラ)は、トイプードルを含む小型犬に多く見られる関節の病気です。遺伝的な骨格の特徴や関節の老化が原因で、膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置から外れてしまう症状が見られます。
症状の程度によってグレード1〜4の4段階に分類され、軽度であればサプリメントや運動制限などで経過観となるケースが多いです。
ただし症状が進行している場合や日常生活に支障が出ている場合は、手術が必要になることも少なくありません。初期症状としては、主に下記の行動が見られます。
- 突然後ろ足を上げて歩く
- スキップするような歩き方をする
- 足を気にして舐める
床を滑りにくい状態にしつつ、定期的な体重の管理を行いましょう。フローリングの場合はマットを敷くなど、関節に負担をかけない生活環境を整えるのも大切です。
胃腸炎
胃腸炎は、トイプードルにも比較的多く見られる消化器の病気です。体が小さく消化器官が敏感な個体が多いため、食べ物に含まれる細菌やウイルスが原因で発症することがあります。
主な症状としては下記などがあり、2日以上続く場合は注意が必要です。
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振など
胃腸炎を予防するためには、人間の食べ物を与えないこと、急にドッグフードを変更しないことが大切です。食べられないものの誤飲を防ぐため、床周りの整理整頓も忘れずに行いましょう。
糖尿病
糖尿病は、血糖値を調整するインスリンの働きが低下することで起こる病気です。トイプードルは遺伝的な体質や肥満の影響を受けやすく、糖尿病を発症するケースも少なくありません。
初期症状は下記などがあり、放っておくと重度の高血糖によって体調が悪化し、合併症を引き起こす可能性があります。
- 水を大量に飲む
- 急に多尿になる
- 食欲があるのに体重が減るなど
日々適切な体重管理とバランスのよい食事を心がけ、日頃から適度な運動を取り入れましょう。もし糖尿病と診断された場合は、人間と同様にインスリン注射や食事療法による継続的な管理が必要になります。
歯周病
歯周病は、トイプードルに特に多い口周りの病気のひとつです。小型犬は歯が密集しているため歯垢や歯石が溜まりやすく、細菌が繁殖して歯ぐきに炎症が起こるケースが多いです。
初期症状は下記などがあり、進行すると歯が抜けたり、細菌が体内に広がったりすることもあります。
- 口臭が強くなる
- 歯ぐきが赤く腫れる
- 歯石が付着する
歯磨きを習慣にしつつ、デンタルガムや歯磨きシートを活用しながら歯垢の溜まりを予防しましょう。
白内障
白内障は、目の水晶体が白く濁って視力が低下する病気です。トイプードルは遺伝的に発症しやすい犬種とされており、5歳以下の若い年齢でも発症するケースがあります。
また糖尿病や老化も、白内障の発症によくある原因と言われています。初期症状は下記などがあり、放っておくと思わぬ怪我に繋がるリスクもあります。
- 目が白く濁っている
- 物にぶつかるようになった
- 暗い場所で歩きにくそうにする
定期的に目の状態をチェックし、異変を早めに発見できるようにしましょう。思わぬトラブルにより目を傷つけないよう、生活環境を整えることも重要です。
トイプードルに多い死因
トイプードルに多い死因は、主に心臓や腎臓など内臓の病気です。小型犬は加齢とともに臓器の機能が低下しやすく、僧帽弁閉鎖不全症による心臓病や腎臓病が原因で亡くなるケースが多い傾向にあります。
肝臓や膵臓など、消化器系の疾患や泌尿器系の病気などが原因で死亡してしまう例も少なくありません。犬全体の死亡原因の統計では、腫瘍(ガン)や循環器疾患、泌尿器疾患が主要な死因と言われています。
トイプードルは平均寿命が長い犬種ですが、高齢になるほど内臓の病気が増えるリスクが高まります。健康診断や体調変化のチェックを習慣化し、愛犬の異変にいち早く気付けるようにしましょう。
トイプードルに長生きしてもらうための飼い方のコツ

「愛犬のトイプードルに長生きしてもらいたい」そんな方は、下記3つのコツを実践しましょう。
- 健康的な食事と適度な運動
- ストレスの少ない環境づくり
- 口腔ケア
- 定期的な健康診断
まず重要なのが、栄養バランスの整った食事と適度な運動です。肥満は関節や内臓に負担をかけ、さまざまな病気の原因になるため、体重管理を意識した生活を心がけましょう。
またトイプードルは賢く感受性の高い犬種のため、安心して過ごせる環境を整えるのも大切です。家のレイアウトやドッグフードを急に変えたり、長時間留守にしたりといった行動は極力避けておきましょう。
さらにトイプードルには、歯周病を防ぐための口腔ケアも欠かせません。歯周病は進行すると、歯だけでなく心臓や腎臓など全身の健康にも影響を与えるリスクが高まります。
歯磨きを習慣化し、歯石の蓄積を防ぎましょう。たとえ今は元気でも、定期的に健康診断を受けると病気の早期発見にもつながります。
まとめ

トイプードルは小型犬の中でも比較的長寿な犬種で、平均寿命はおよそ14〜16歳とされています。適切な飼育環境や健康管理を行えば、平均寿命を超えて長生きするケースも珍しくありません。
一方で膝蓋骨脱臼(パテラ)や糖尿病など、トイプードルがかかりやすい病気もあるため注意が必要です。心臓病や腎臓病などの内臓疾患は死亡につながるリスクもあるため、日頃から体調の変化をよく観察し、異変を感じたら病院へ相談しましょう。
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