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犬が怒る理由とサインとは?仕草の特徴と正しいしつけのポイントを解説
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) 犬の育て方
犬が唸る、歯を見せる、吠えるなどの行動を見せると「怒っているのかな」と不安になる飼い主さんも多いでしょう。犬が怒る背景にはさまざまな理由があるため、状況に合った対応をすることが大切です。
本記事では、犬が怒る理由や仕草の特徴、正しいしつけのポイントを解説します。
犬が怒る理由と対処法
犬が怒るのには、必ず何らかの理由があります。単に「わがまま」「反抗している」と決めつけるのではなく、愛犬が何を感じているのかを考えることが大切です。
まずは原因を見極め、犬が安心できる環境を整えましょう。犬が怒る理由としつけのポイントを解説します。
恐怖・不安による防衛本能
犬は恐怖や不安を感じたとき、自分の身を守るために怒ることがあります。以下などの場面では、唸る・吠える・歯を見せるといった行動が出やすくなります。
- 見知らぬ人に急に触られた
- 苦手な犬が近づいてきた
- 大きな音に驚いた
対処法は、怖がっている対象から無理に近づけないことです。距離を取り、落ち着ける場所に移動させましょう。
少しずつ犬を人に慣れさせる場合も、犬が安心できる範囲から始めることが大切です。
嫌なこと・不快感への拒否反応
爪切りやブラッシング、シャンプー、抱っこなど、犬にとって苦手なことをされたときにも怒ることがあります。飼い主にとって必要なお手入れでも、犬が「嫌だ」「怖い」と感じていれば拒否反応として唸ったり逃げたりする場合があります。
無理やり続けると、苦手意識がさらに強くなるため注意が必要です。短時間で終わらせる、できたら褒めるなど、少しずつ良い経験として慣らしていきましょう。
縄張り意識・独占欲
犬は、自分の寝床やお気に入りのおもちゃ、食べ物などを守ろうとして怒ることがあります。特に以下の行動は、縄張り意識や独占欲が関係している可能性があります。
- 来客が家に入ってきたときに吠える
- 食事中に近づくと唸る
- おもちゃを取ろうとすると怒る
対処法として、食事中や休んでいるときは必要以上に近づかないようにしましょう。取り上げる必要がある場合は無理に奪わず、別のおもちゃやおやつで気をそらして交換するのがおすすめです。
ストレスや環境の問題
運動不足や長時間の留守番、生活環境の変化などによってストレスがたまると、犬は怒りっぽくなることがあります。以下のケースなど、日常の不満が行動に表れることもあります。
- 散歩の時間が足りない
- 遊ぶ時間が少ない
- 落ち着いて眠れる場所がない
まずは、愛犬の生活リズムを見直しましょう。散歩や遊びの時間を確保し、安心して休める場所を用意することが大切です。
来客や騒音が苦手な犬には、静かに過ごせるスペースを作ってあげるとよいでしょう。
体調不良・加齢による変化
急に怒りっぽくなった場合は、体調不良や加齢による変化が隠れていることもあります。体に痛みがあると触られたときに怒ったり、今まで平気だったお手入れを嫌がったりする場合があります。シニア犬では、視力や聴力の低下によって驚きやすくなることもあります。
いつもと違う怒り方をする、特定の場所を触ると嫌がる、元気や食欲がないなどの変化があれば、早めに動物病院へ相談しましょう。しつけだけで解決しようとせず、健康面を確認するのも大切です。
犬が怒るときに見せる仕草や表情の特徴
唸る・吠える
犬が「ウー」と低く唸るのは、相手に対して警戒や拒否を伝えているサインです。「これ以上近づかないで」「触らないで」という意思表示の可能性があるため、無理に叱ったり近づいたりしないようにしましょう。
吠える場合も同様に、まずは刺激となっている対象から距離を取り、犬が落ち着ける状況を作ることが大切です。
鼻にシワを寄せる
犬が怒っているときは、鼻の上や口元にシワを寄せることがあります。顔全体がこわばり、体の動きがゆっくりになることもあり、強い緊張状態にあると考えられます。
被毛が長い犬では見えにくい場合もありますが、表情が硬くなっているときは注意が必要です。無理に触ろうとせず、犬が安心できる距離を保ちましょう。
歯を見せる
犬が唇を引き上げて歯を見せる行動は、強い警告のサインです。歯をむき出しにしながら唸ることも多く、犬が「それ以上近づかないで」と伝えている状態といえます。
笑っているように見える表情と区別がつきにくい場合もありますが、体が緊張している、唸っているといった様子があれば怒りのサインと考えましょう。
噛もうとする
犬の以下の行動は、噛みつく直前のサインである可能性があります。
- 歯をカチカチ鳴らす
- 口を開けて威嚇する
- 空噛みをする
この段階でさらに近づいたり、面白がって刺激したりするのは危険です。犬が噛もうとする様子を見せたら、すぐに距離を取り、落ち着くまでそっとしておきましょう。
繰り返し見られる場合は、獣医師やトレーナーなど専門家に相談することも大切です。
犬が怒ったときのしつけのポイント
犬が唸って歯を見せたり、噛もうとしたりしてきたときは、感情的に叱らず原因を見極めることが大切です。犬が怒ったときのNG行動と、正しいしつけのポイントを解説します。
厳しく叱る・叩くなどの対応は避ける
犬が怒ったときに、大きな声で叱る、叩く、押さえつけるといった対応は避けましょう。犬の恐怖心や警戒心が強まり、さらに攻撃的な行動につながるおそれがあります。興奮しているときは無理に触らず、飼い主が反応しすぎないことが大切です。
落ち着かせたい場合は、目を合わせすぎずに距離を取り、静かに無視する方法があります。ハウスに入る習慣がある犬なら、安全な場所で気持ちを落ち着かせるのもよいでしょう。
ただし罰として閉じ込めるのではなく、安心して休める場所として使うことが大切です。
犬の要求にすぐ応えないようにする
犬が吠えたり唸ったりした直後に、以下の対応をすると「怒れば要求が通る」と学習する可能性があります。
- 抱っこする
- おもちゃを渡す
- 散歩に連れて行くなど
要求による怒りが見られる場合は、すぐに応えず、犬が落ち着いてから対応しましょう。
ただし、恐怖や痛みが原因の場合は、要求ではなく助けを求めている可能性があります。状況をよく観察し、犬が何に反応しているのかを見極めることが大切です。
おやつでなだめる対応は控える
犬が怒っている最中におやつを与えると、怒る行動そのものを強化してしまう場合があります。なだめるつもりでも、犬にとっては「唸るとおやつがもらえる」と結びつくことがあるため注意が必要です。
おやつは落ち着いて指示を聞けたときや、嫌な刺激から距離を取って穏やかに過ごせたときに使いましょう。ただし以下の状況に当てはまる場合は、疾患や痛みが隠れている可能性があります。
- 急に怒りっぽくなった
- 触ると鳴く・嫌がる
- 元気や食欲がない
- 歩き方がいつもと違う
この場合はしつけだけで解決しようとせず、早めに動物病院を受診しましょう。
まとめ
犬が怒る背景には、不安やストレスなどさまざまな理由があります。唸る、鼻にシワを寄せるなどのサインが見られたら、厳しく叱るのではなく原因を見極めて落ち着ける環境を整えることが大切です。
フローエンスでは、お迎え後も安心して暮らせるよう、365日のしつけサポートを行っています。困ったときに相談できる環境があることで、怒りや噛みつきなどの悩みも一人で抱え込みにくくなります。
「まだ検討中」「ちょっと相談したい」という方でも問題ございません。ぜひ一度のぞいてみてください。
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