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トイプードルの種類|大きさ・体型・毛色とハイオンの意味【2026】
公開日:2025年8月25日(月) 更新日:2026年10月6日(火) 犬の育て方
この記事の要点
プードルは体の大きさでスタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイの4種類に分かれます。タイニーやティーカップは犬種の基準にある区分ではなく、トイのなかで小さく育った子の呼び名です。体型はハイオン・スクエア・ドワーフの3タイプ、毛色は8色前後。どれも子犬のうちは決まらず、成長とともに変わります。
トイプードルは、日本で長いあいだ人気の高い犬種です。ふわふわの巻き毛やかわいい見た目だけでなく、頭がよくてしつけやすい性格なので、初めて犬を飼う方にもおすすめです。
この記事では、トイプードルをふくむプードル全体の大きさの分け方や性格、体型の違い、毛色の種類について、ブリーダーとしてくわしくお話しします。
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トイ・プードルの子犬を見るトイプードルとは
トイプードルは、巻き毛が目立つ小型犬で、フランスを中心に人気を集めていたスタンダードプードルを小さくして生まれた犬種です。背の高さ(地面から肩まで)は28cm以下、体重はおよそ2.5〜4kgで、オスとメスで大きさはあまり変わりません。
もともとは水辺で狩りを手伝う犬だったので、いまでも運動が得意で、活発な性格です。明るく人なつっこく、頭がよいので、初めて犬を飼う人でもしつけやすい犬種です。
毛が抜けにくく、アレルギーのもと(アレルゲン)が出にくいと言われているので、室内で飼う犬にも向いています。ただし、毛は伸び続けるので、月に1回くらいのトリミングと毎日のブラッシングが要ります。「アレルギーのもとが出にくい」と言われていても、アレルギーがまったく起きないわけではありません。心配な方は、迎える前にお医者さんに相談してください(犬アレルギーでも飼える犬種6選でくわしく書いています)。
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トイプードル(プードル)の大きさの種類
プードルは、体の大きさで4つの種類に分かれていて、それぞれスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイプードルと呼ばれています。
| 大きさ | 背の高さ(地面から肩まで) | 体重の目安 | 犬種の基準に |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 45〜60cm | 15〜30kg | ある |
| ミディアム | 35〜45cm | 8〜15kg | ある |
| ミニチュア | 28〜35cm | 5〜8kg | ある |
| トイ | 24〜28cm | 2.5〜4kg | ある |
| タイニー | およそ20〜24cm | 2〜3kg | ない(呼び名) |
| ティーカップ | およそ18〜22cm | 1.5〜2.5kg | ない(呼び名) |
ここでは、それぞれの性格を紹介します。
スタンダードプードル
スタンダードプードルは、4つの中でいちばん大きく、背の高さは45〜60cm、体重は15〜30kgくらいです。プードルのもとになった大きさで、昔からヨーロッパで水鳥の狩りを手伝ってきた歴史があります。
いまでは盲導犬や災害救助犬としても働いていて、賢さとおだやかな性格がよく知られています。大型犬なので毎日1時間前後の散歩が必要で、広い場所としっかり運動する時間を用意してあげてください。
ミディアムプードル
ミディアムプードルは、背の高さ35〜45cm、体重8〜15kgくらいの中型犬です。2003年に日本の犬の団体に認められた、わりと新しい大きさの区分です。性格はスタンダードプードルと同じく、おだやかで人なつっこく、家で暮らす犬に向いています。
日本では数が少なく珍しいですが、ヨーロッパでは人気のある大きさです。運動がたくさん必要なので、毎日の散歩や遊びの時間をしっかり取りましょう。
ミニチュアプードル
ミニチュアプードルは、背の高さ28〜35cm、体重5〜8kgくらいの小型犬です。17世紀ごろにはもういたと言われていて、プードルを小さくしていくなかで生まれた、歴史のある大きさです。
元気で好奇心が強く、運動が得意なので、家の中での遊びや外の散歩が欠かせません。トイプードルより少し体が大きいので、抱きやすさとじょうぶさのバランスを大事にしたい方に向いています。
トイプードル
トイプードルは、背の高さ24〜28cm、体重2.5〜4kgくらいのとても小さな犬で、日本でいちばん人気のあるプードルの大きさです。毛のお手入れは必要ですが、抜け毛が少なく、しつけがしやすいので、初めての方にも向いています。
性格はたいていおだやかで人なつっこいものの、小さい犬らしく用心深かったり、こわがりなところを見せたりすることもあります。子犬のうちから、いろいろな人や音、場所に少しずつ慣らしていけば(社会化)、家族やほかの犬と仲良く暮らしやすくなります。
タイニー・ティーカップは何で決まる?
近ごろ人気の「ティーカッププードル」や「タイニープードル」は、犬種の基準にある区分ではありません。トイプードルのなかで、とくに小さく育った子の呼び名です。
ここでよく思いちがいされるのが、「小さく生まれた子がタイニーになる」という考え方です。実際はそうではありません。
ブリーダーとして子犬が育つのを見ていると、小さく育つ子は生まれたときが軽いというより、育つペースがゆっくりで、体重の増え方が早い時期に止まる、という育ち方をします。生まれたときには分からず、育つのを見てはじめて決まります。
当犬舎で実際に計った記録でも、生まれたときの体重は次のようになっています。
| 当犬舎で計った頭数 | 生まれたとき(生後1日)の体重 | |
|---|---|---|
| トイ・プードル | 9,525頭 | およそ100〜210g |
| タイニー・プードル | 1,028頭 | およそ80〜180g |
幅がほとんど重なっています。つまり、生まれたときの体重だけを見て「この子はタイニーになる」と言うことはできません。
この数値は、当犬舎で実際に生まれた子犬を計ったものです。当犬舎では、お母さん犬に体が大きめの子を選び(すぐ下でくわしくお話しします)、お父さん犬との組み合わせも体の大きさの差を考えて決めています。そのぶん生まれてくる子犬もやや大きめになる傾向があり、犬種全体の平均というより、当犬舎の育て方を映した数値とお考えください。
「うちの子は大きくなりますか」というご質問は、実際にいちばん多くいただくもののひとつです。ご不安な場合は、見学のときに親犬の体格や、その子のこれまでの育ち方の記録を確かめてください。
当犬舎のお母さん犬が大きめな理由|お母さんと子犬の体のため
当犬舎では、お母さん犬に、トイ・プードルの中でも体の小さすぎない、少し大きめの子を選んでいます。お母さんと子犬の、両方の体を守るためです。
お母さん犬の体が小さいと、お産がむずかしくなりやすく、帝王切開が必要になったり、お母さん自身の体に大きな負担がかかったりします。また、親の体が小さいほど子犬も小さく生まれやすく、とても小さく、体の弱い子も生まれやすくなります。そこで当犬舎では、お母さん犬は大きめの子を選び、お父さん犬との組み合わせも、体の大きさの差を考えて決めています。
当犬舎の記録にも、はっきり差が出ています。トイ・プードルのお母さんが2〜3キロだと、3キロ以上のお母さんに比べて、生まれるときや生まれたあとに亡くなってしまう子犬の割合が約2倍でした。お母さんの年齢やお産の回数なども関わるので、体重だけで決まるわけではありませんが、お母さんが小さすぎないことは、子犬が元気に育つための大切な条件です。

これは、人でも同じです。日本の約76万人の妊娠をまとめた国立成育医療研究センターの研究では、妊娠前にやせていたお母さんは、そうでないお母さんに比べて、赤ちゃんが小さく生まれる(2,500g未満)割合が約1.6倍、予定より早く生まれる割合が約1.2倍でした。そして、小さく生まれた赤ちゃんは、言葉の発達がゆっくりだったり、落ち着きにくかったりと、育っていくうえでのリスクが高いことが知られています(こども家庭科学研究 研究班の手引き)。お母さんの体が小さいこと、やせていることが、お母さんにも赤ちゃんにも負担になるのは、犬も人も変わりません。
そのぶん、当犬舎で生まれる子犬は、少し大きめに育つことがあります。正直にお伝えすると、「大人になっても確実にとても小さい子」「ティーカップのような極小の子」を一番の条件にしている方には、当犬舎は合わないかもしれません。当犬舎は、小ささよりも、お母さん犬と子犬が元気でいられることを大切にしています。
トイプードル(プードル)の体型の種類
トイプードルは、同じ大きさでも、見た目の印象を変える体型の違いがあります。おもに「ハイオン」「スクエア」「ドワーフ」の3タイプに分かれていて、足や胴の長さにそれぞれ特徴があります。
これも大きさと同じで、子犬のころには決まりません。育つにつれて手足が伸びて、印象が変わります。親犬の体型を見ると、見当がつきやすくなります。
ハイオン(脚長タイプ)
ハイオンタイプは足が長く、すらりとした体つきが特徴です。とくに後ろ足が前足より長いので、腰の位置が高く見えます。立ち姿がきれいで、モデル体型と呼ばれることもあります。
すっきりした印象の体型なので、顔や足をすっきり見せるトリミングがよく似合います。
スクエア
スクエアタイプは、胴の長さと足の長さがほぼ同じで、真横から見ると正方形に近い形になることから、こう呼ばれています。全体のつり合いがよく、トイプードルの理想の体型とも言われています。
足が長すぎず短すぎないので、いろいろなトリミングが似合いやすいのも良いところです。丸く仕上げるテディベアカットから、すっきりしたプードルカットまで、はば広く似合います。
ドワーフ(短足タイプ)
ドワーフタイプは、胴が長めで足が短い、いわゆる胴長短足の体型です。鼻先(マズル)が短く見えることが多く、子犬のようなあどけないかわいさがあります。テディベアカットとの相性がとてもよく、ふんわりしたかわいさが引き立ちます。
ただし、子犬のうちは毛の量や体の育ち方で、より胴長に見えることがあります。大人になるにつれて手足が伸びて、印象が変わることもよくあります。
トイプードルの毛色の一覧
トイプードルは、くるくるの巻き毛が特徴で、毛色の多さも魅力のひとつです。日本で血統書を出している団体の基準では、ひとつの色(単色)が理想とされていて、ブラック・ホワイト・ブラウン・グレー(シルバー)・フォーンなどが認められています。
- ブラック
- ホワイト
- ブラウン
- グレー(シルバー)
- フォーン
- レッド
- アプリコット
- クリーム
トイプードルの毛色は、育つにつれて変わることもあります。とくにブラックやレッドの子は色が薄くなりやすく、子犬のころと大人になってからで印象が違う子もいるので、先の変化も考えて選ぶことが大切です。
よくある質問
タイニープードルとトイプードルの違いは何ですか?
犬種の基準では分けられていません。タイニーは、トイプードルのなかで小さく育った子の呼び名です。生まれたときには分からず、育つペースがゆっくりで、早い時期に体重の増え方が止まった子が、結果としてそう呼ばれます。
子犬のうちに、成犬の大きさは分かりますか?
正確には分かりません。目安になるのは親犬の体格と、その子のこれまでの育ち方です。見学のときに、親犬に会えるか、育ち方の記録を見せてもらえるかを確かめてください。なお当犬舎では、お母さんと子犬の体を守るために、お母さん犬に少し大きめの子を選んでいます。
体型は選べますか?
子犬のころには決まっていないので、確実には選べません。親犬の体型が参考になります。育つにつれて手足が伸びて、ドワーフに見えていた子がスクエアになることもあります。
毛色は変わりますか?
変わることがあります。とくにブラックやレッドは色が薄くなりやすく、大人になると薄くなる子がいます。ホワイトやアプリコットは、わりと変わりにくいです。
ミックス犬(マルプー・チワプーなど)も抜け毛は少ないですか?
プードルの巻き毛を受けついだ子は抜け毛が少なくなりますが、1頭ずつ違います。同じ組み合わせの兄弟でも、しっかりした巻き毛の子と、まっすぐな毛に近い子がいます。実際に見て確かめてください。
トリミングはどれくらいの頻度で必要ですか?
月1回くらいが目安です。毛が伸び続ける犬種なので、そのままにすると毛玉になり、皮ふのトラブルにつながります。費用もふくめて、迎える前に見込んでおいてください。
まとめ
トイプードルは、かわいい見た目だけでなく、頭のよさと人なつっこさをあわせ持った、とても飼いやすい犬種です。プードルにはスタンダードからトイまでいろいろな大きさがあるので、住まいや暮らし方に合った大きさを選びましょう。
大きさも体型も毛色も、子犬のうちには決まりません。タイニーやティーカップは犬種の基準にある区分ではなく、育つのを見てはじめて決まる呼び名です。「小さく生まれたから小さくなる」わけではないことは、迎える前に知っておいてください。当犬舎では、お母さんと子犬の体を守るために、お母さん犬に少し大きめの子を選んでいます。
フローエンスでは、健康としつけを大切に育てた子犬をご紹介しています。各地にある施設で実際に会っていただけますので、親犬の体格や育ち方の記録もあわせて確かめてください。































