子犬のしつけがうまくいかない|項目別の見直しと月齢の目安【2026】

公開日:2025年4月24日(木) 更新日:2026年10月6日(火) 犬の育て方

子犬のしつけがうまくいかない|項目別の見直しと月齢の目安【2026】

この記事の要点
子犬のしつけがうまくいかないことの大半は、失敗ではなく、その月齢ではまだできなくて当たり前のことです。英国の追跡研究では、子犬を迎えた家の96.7%が生後21か月までに困った行動を経験し、生後6か月でいちばん多い困りごとは飛びつき・甘噛み・リードの引っぱり・呼び戻しでした。トイレはおおよそ月齢と同じ時間数しか我慢できず覚えるまで数日〜数か月、甘噛みは4〜6か月ごろに減り、飛びつきは自然な行動で注目が報酬、呼び戻しは6か月までは「来るのが好き」で十分、ハウスで数分で鳴くのは段階が速い合図です。やんちゃすぎる子犬は、まず睡眠(1日18〜20時間)・短い遊びを何回か・1日3回の食事を見ます。直し方は項目ごとに1つだけ変えることで、失敗の形は「叱る・押しのける・声を上げる=注目という報酬」と「ときどき望みが通る」の2種類しかありません。叱ってしまった・許してしまった失敗は上書きできますが、取り戻しにくいのは信頼で、罰は不安と関連し覚える力を落とします。「躾のなってない犬」と言われたら、評価の言葉を「どこで・誰に・何をした」に戻して表の1行を直します。6か月までに噛む力の加減がつかない、いら立ちが続く、何週間も変わらない、唸る・避ける、頻尿や血尿があるなら、動物病院とドッグトレーナーへ。

「トイレを覚えない」「手を噛む」「呼んでも来ない」「ハウスに入れると鳴き続ける」。子犬を迎えて数週間、本や動画のとおりにやっているのに、うまくいかない。この記事に来られる方の検索語でいちばん多いのは「子犬 しつけ うまくいかない」で、次が「犬 しつけ 失敗」「躾のなってない犬」「やんちゃな子犬のしつけ」です。この記事は、子犬(お迎えから生後6か月ごろまで)の「うまくいかない」を、項目ごとに見直すために書きます。

先に結論を書きます。子犬の「うまくいかない」の大半は、失敗ではなく、その月齢ではまだできなくて当たり前のことです。英国で子犬を追跡した研究では、生後21か月までに困った行動を1つ以上経験した飼い主は96.7%で、生後6か月の時点でいちばん多く挙がった困りごとは、飛びつき・手や服を噛む・リードを引っぱる・呼んでも来ない、でした。つまり、いま困っていることは、ほとんどの家で起きていることです。この記事では、月齢で見た「まだできなくて当たり前」のライン、トイレ・甘噛み・飛びつき・呼び戻し・ハウス・散歩の項目別の見直し表、「やんちゃすぎる」は正常なのか、しつけの失敗は取り戻せるのか、「躾のなってない犬」と言われたときの受け止め方、相談の目安を順に書きます。合図の一致・1回の長さ・ご褒美・叱っていないか、といった原因の切り分けの総論はしつけに自信がないときの記事に、家族で対応がそろわない話は家族でルールが統一できないときの記事に、教える順番はしつけの順番の記事に分けているので、ここは「子犬の項目別」に絞ります。

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子犬のしつけがうまくいかないのはふつう|月齢の「まだできなくて当たり前」

まず、数字を2つ書いておきます。英国の研究チームが、2020年に生後16週未満で迎えられた子犬985頭の飼い主に、生後21か月の時点で聞き取った研究(2024年・Animals誌)では、21か月までに困った行動を1つ以上経験した飼い主は96.7%でした。多かったのは、リードを引っぱる67.4%、飛びつき57.0%、呼んでも来ない51.9%、手や物を口に当てる29.1%です。もう一つ、英国のDogs Trustが子犬を月齢ごとに追跡した研究(2025年・Animals誌)では、生後6か月の犬について飼い主が自由に書いた困りごとのうち、いちばん多かったのは「人への飛びつき」「手や服を噛む・甘噛み」「リードを引っぱる」「呼び戻しの問題」で、困りごとを1つ以上書いた飼い主の割合は生後12か月でいちばん高く、42.1%でした。「うちだけがうまくいっていない」は、数字の上では成り立ちません。

次に、月齢です。「しつけがうまくいかない」と感じる項目の多くは、資料に「この月齢ではまだ」と書かれているものです。アメリカの犬の団体(アメリカンケネルクラブ)と、動物の行動を専門に診る獣医師が書いたアメリカの動物病院グループ(VCA)の解説から、項目ごとに「その月齢で当たり前のこと」を表にします。

項目資料に書かれている「当たり前」失敗と考えなくてよいライン
トイレ子犬が我慢できる時間は、おおよそ月齢と同じ時間数(生後9か月〜1歳ごろまで)。生後10週までは1時間ももたないのがふつう。覚えるまでの期間は「数日で安定する子犬もいれば、数か月かかる子犬もいる」。トイレは、生後6か月までは数か月がかりで進めていくもの生後3か月で3時間、4か月で4時間より長く空けば失敗して当たり前。迎えて数週間で「まだ失敗する」は遅れではない
甘噛み口で探ることも遊び噛みも、まったく正常で、歯の生え替わりは生後6か月まで続く。多くの子犬は「4〜6か月ごろ」に歯が生えそろって落ち着くにつれ、噛むことがかなり減る。子犬の甘噛みは、歯の生え替わりより、遊びの中でのやりとりの形生後2〜4か月の子犬が手を噛むのは、しつけの失敗ではなく発達の途中。「6か月までに噛む力の加減がつくか」が見るところ
飛びつき飛びつきは、顔を近づけてあいさつする自然な行動で、必ず注目がもらえるため続く。叱る・前足をつかむ・押しのけるも注目になる迎えたばかりの子犬が飛びつくのは自然。「代わりに何をするか」を教え始めた時期が0日目
呼び戻し生後6か月までの目標は、ロケットのような呼び戻しでなくても、あなたのところに来るのが大好きであること。1歳までの目標に「リードなしでも呼んだら来る」がある生後半年前に「外で呼んでも来ない」のは、まだ教えていない段階。家の中で名前に振り向くことができていれば順調
ハウス・夜に鳴くクレートに入って数分で鳴くのはストレスや不安で、ひとりでいることを教わっていない子犬に多い。落ち着いてしばらくしてからの鳴きは退屈・空腹・トイレ。留守番できる時間の目安は生後10週未満で1時間、3か月で3時間、6か月で6時間迎えて最初の数日〜数週間の夜鳴きは、ひとりで寝ることを初めて経験している段階。数分で鳴くなら段階を戻す合図で、失敗ではない
散歩で歩かない歩かない・立ち止まる原因は、まず首輪や胴輪・服が体に合っていないこと、病気やけがなどの体調不良です。それらを先に取り除きます。社会化期(生後3週〜16週)の外はまだ「慣らす」時期散歩デビュー直後に座り込む・帰りたがるのは、歩き方を知らないだけ。装具と体を見てから、抱っこで外に慣らす段階へ戻す

この表は「放っておけば直る」という意味ではありません。「その月齢で、いま起きていることは正常だ」という意味です。正常な行動を、望む形に置き換えていくのがしつけで、置き換えが終わっていない途中の姿を「失敗」と呼ぶ必要はない、ということです。教える順番と月齢の対応はしつけはいつからの記事にまとめています。

「やんちゃすぎる子犬」は正常です|見るのは睡眠・遊び・食事の量

「子犬 やんちゃすぎる」「やんちゃな子犬のしつけ」で調べて来られる方へ。子犬が走り回る・何でも噛む・飛びつく・落ち着かないのは、性格の問題ではなく、その月齢の姿です。ただし、「やんちゃ」が普段より強い日には、理由が3つあります。1つ目は睡眠です。子犬は1日に18〜20時間眠るのがふつうで、睡眠は脳・免疫・筋肉の発達に欠かせません。子犬は1日16〜18時間も眠るので、日中に何回か静かに昼寝する時間を計画し、家族(とくに小さな子ども)は起こさないようにしてください。疲れすぎた子犬は、口が出やすくなります。幼い子どもと同じで、休みが足りないと機嫌が悪く、衝動的になるのです。手がつけられないほど噛む・走り回る子犬は、たいてい「眠いのに寝ていない」子犬です。

2つ目は遊びの量と形です。子犬には、1回の長い遊びより、日中に何回かの短い遊びのほうが合っています。遊びの機会を十分に与えていないうちは、甘噛みが止まるとは期待できません。走り回るのを止めるのではなく、朝・昼・夕に5分ずつ、人が始めて人が終える遊び(引っぱりっこ・持ってこい)を入れて、そのあと寝かせる。これで「やんちゃ」の多くは落ち着きます。3つ目は食事です。生後6か月ごろまでの子犬は胃が小さく、空腹による低血糖も起こしやすいので、食事は1日3回に分けると安心です。空腹の時間が長いと、子犬は落ち着きません。興奮の段階の見分け方と落ち着かせ方そのものは子犬を落ち着かせる方法の記事に書いています。

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項目別の見直し表|よくある失敗の形→なぜ→今日から変える1つ

「子犬のしつけがうまくいかない」を1つの問題として扱うと、直し方も「もっと頑張る」になって何も変わりません。項目ごとに、よくある失敗の形と、犬の側で起きていること、今日から変えることを1つだけ、表にします。犬の側で起きていることは、アメリカの犬の団体と動物病院グループの解説をもとにしています。当てはまる行を1つ選んで、その1つだけ変えてください。手順の全体は、それぞれの記事に分けています。

項目よくある失敗の形犬の側で起きていること今日から変える1つ
トイレ失敗を見つけて叱る。トイレに行ける時間を決めずに、失敗してから連れて行く失敗のあとは、騒がずに片づけるだけ。叱ると、人の前で排泄しなくなるだけで場所は覚えない。連れて行くタイミングは、起きた直後・昼寝のあと・食後・水を飲んだあと・遊んだあと「失敗のあと」ではなく「起きた直後・食後・遊んだあと」にトイレへ連れて行き、できたらその場ですぐ褒めておやつ。手順は犬のトイレのしつけの記事、覚えたのに外すときは覚えたのに失敗する理由の記事へ
甘噛み噛まれたら「痛い!」と手を引き、声を上げる。手をひらひらさせて遊ぶ注目は子犬にとって報酬で、速く動く手や足は追いかけてつかむ本能の引き金になる。高い声で興奮する子もいる。歯が皮膚に触れたらすぐに遊びと注目を止める。家族全員で同じにする歯が当たったら黙って手を隠し、数秒背を向ける。噛んでよいおもちゃを各部屋に置き、口が出そうな場面の前に渡す。手順は噛む力の加減を教える記事、いつまで続くかは甘噛みはいつまでの記事へ
飛びつき「ダメ!」と言いながら押しのける。飛びつかれてもなでる日となでない日がある叱る声も前足をつかむのも「注目」で、押し返しは犬にとってレスリング遊び。人によって対応が違うと犬はルールを知りようがない。「してはいけないこと」ではなく「代わりにすること」を教える必要があるあいさつは「おすわり」で受ける形に決め、四つ足が床に着いているあいだだけなでる。手順は飛びつきのやめさせ方の記事へ
呼んでも来ない「おいで、おいで、おいで」と繰り返す。来たら爪切り・ケージに入れる・散歩を終える犬がよそを向いているあいだに合図を繰り返すと、合図は「1回では聞かなくていい」の意味になる。来たあとに嫌なことが待っていれば、犬は来ることをやめる。先に教えるのは「名前=こちらに注意を向けて」合図は1回だけ。来たら必ず良いことが起きる形に戻し、爪切り前や散歩の終わりには呼ばずに迎えに行く。手順は呼び戻しの教え方の記事へ
ハウス・夜に鳴く鳴いたら出す。または、鳴き止むまで放っておく。罰としてハウスに入れる鳴いたら出すと「鳴けば出られる」を教えてしまう。放って鳴かせ続けるのもよくない。入って数分で鳴くのは段階が速すぎる合図で、扉を閉めずにおやつ→閉める時間を少しずつ、に戻す。罰に使うと入らなくなるハウスを「入ると良いことがある場所」に戻す。食べ物を詰めたおもちゃを入れ、扉は開けたまま自分から入る練習から。手順はクレートトレーニングの記事、夜だけの対策は子犬の夜泣きの記事へ
散歩で歩かないリードを引いて歩かせる。抱き上げて連れて帰るまず装具の不具合と体調を除く。リードの練習は刺激の少ない場所で、犬がこちらを見た瞬間・数歩歩けた瞬間に合図とおやつ、から始める。社会化期の子犬は外そのものにまだ慣れていない装具と体を見たら、家の中と玄関先で「歩いたらおやつ」を作り直し、外は抱っこで見せるところから。手順は子犬の散歩デビューの記事、成犬が急に歩かなくなったときは散歩中に座り込む記事へ

6行を見ると、失敗の形は2種類しかありません。1つは「叱る・押しのける・声を上げる」で、犬にとっては注目という報酬になっていること。もう1つは「鳴いたら出す・飛びついたらなでる」のように、ときどき望みが通っていることです。犬は、自分にとってうまくいったことを繰り返しているのであって、人を困らせるためや、人と張り合うために行動しているのではありません。子犬は、あなたの困りごとを知りません。犬から見て「うまくいってしまっている」行動を、別の行動に置き換える。表の右の列は、全部それです。

1回の練習は数分・1日に何回か|「1日で全部」はしない

表の「今日から変える1つ」を、まとめて一度に始めないでください。子犬の練習は、最初は数分以内で、1日に何回かに分けます。1日1時間は多くの犬には長すぎで、5〜10分あれば十分です。暮らしの日課に組み込むのがよいでしょう。1日ですべて教えきろうと思わずに、毎日少しずつ進めましょう。子犬が合図に従わないときの原因は、気が散っている・混乱している・その場所や床では合図の意味が分かっていない・ほかに気を引くものがある・疲れている、興奮している、怖がっている・体の具合が悪い、で、どれも、その瞬間の子犬の必要を満たすか、練習をいったん止めてあとでやり直せば直ります。うまくいかない日は、確実にできる簡単なことを1つやって、良い形で終えてください。ごはんの前の「おすわり」1回で十分です。

「しつけに失敗した」は取り戻せます|学習は上書きできます

「犬 しつけ 失敗」「トイプードル しつけ 失敗」で調べて来られる方へ。叱ってしまった、甘噛みを許してしまった、飛びつきをなでてしまった。それで「もう手遅れ」になることは、資料の上ではありません。子犬のうちに身についた悪い癖やこわさは、たいてい努力で元に戻せます。ただ、それが将来の傾向を作ることもあります。一つひとつの行動は、子犬の時期を過ぎても手遅れではありません。おすわり・ふせ・おてのような合図は、成犬になってから教えても遅くありません。成犬のトイレについても、成犬は子犬と同じくらいすぐに人と絆を作り、トイレのしつけはむしろずっと楽なことが多いのです。

ただし、取り戻しにくいものが1つあります。信頼です。怒鳴る・罰する・怖い状況に無理に置く、で人を信頼できなくなった子犬は、取り戻すのがずっと大変になります。アメリカの獣医師の学会(米国獣医行動学会)の2021年の見解も、罰を使った方法は攻撃的な行動や不安に関わる行動と関連が見られ、新しいことを覚える力を落とし、罰で教えた合図はその合図自体が嫌なものになる、としています。「しつけの失敗」で本当に取り戻す必要があるのは、覚えなかった合図ではなく、叱った回数です。叱ってしまって犬が寄ってこなくなったときの接し方は叱って自信を無くした犬の記事に、叱り方そのものは犬の叱り方の記事に書いています。

取り戻し方は、表の「今日から変える1つ」と同じです。叱るのをやめ、その行動が「うまくいく」形を消し、代わりの行動に報酬を出す。生後6か月を過ぎてからでも、1歳を過ぎてからでも、手順は変わりません。変わるのは、上書きに要する回数だけです。「失敗した」と思った日が、その子にとっての新しい0日目です。

「躾のなってない犬」「しつけができない人」と言われたとき

「躾のなってない犬」「犬のしつけが できない 人」で調べて来られる方がいます。散歩中に言われた、家族に言われた、あるいは自分でそう思った方です。この言葉は、評価であって、行動の名前ではありません。犬には「しつけがなっている/なっていない」という状態はなく、あるのは「玄関で来客に飛びついた」「散歩で他の犬に吠えた」「呼んでも来なかった」という、場面と行動だけです。言われたら、評価の言葉を、場面と行動に戻してください。「どこで・誰に・何をした」の3つに戻せば、前の章の表のどの行かが決まり、直すのはその1行だけになります。

そして、その行動が月齢の範囲かどうかを見ます。上に書いたとおり、生後6か月の犬で飼い主がいちばん多く挙げる困りごとは飛びつき・甘噛み・引っぱり・呼び戻しで、子犬を迎えた家のほとんどが21か月までに何かしらを経験しています。生後4か月の子犬が来客に飛びつくのは「躾のなってない犬」ではなく、生後4か月の犬です。「しつけができない人」も同じで、できないのは人の向き不向きではなく、その行動に対する手順がまだ決まっていないだけです。よくある失敗として挙げられるものに、飼い主の性格という項目はありません。人の側の原因の切り分けはしつけに自信がないときの記事に、家族の誰かに言われて対応がそろわないときは家族でルールが統一できないときの記事に書いています。

もう1つ、生後8か月前後で「できていたことができなくなった」ときは、失敗でも退行でもありません。生後5か月と8か月の犬93頭を調べた2020年の研究では、8か月では飼い主の「おすわり」に従う割合が下がった一方、知らない人に対してはむしろ良くなっていました。犬にも思春期があり、その時期は飼い主にだけ従いにくくなる、ということです。教え方の失敗ではないので、家の中の簡単な段階に戻して、できたことをほめる回数を稼いでください。詳しくは犬の反抗期の記事にあります。

やってはいけないことと、相談の目安

子犬のしつけがうまくいかないとき、飼い主さまがやりがちなことを並べます。どれも「早く結果を出したい」から出るもので、結果は逆になります。

  • 月齢を見ずに「できない」と決める……生後3か月の子犬に4時間の我慢や、外での呼び戻しを求めているなら、失敗ではなく時期です。上の表のラインに戻ります
  • 叱る・押しのける・声を上げる……叱る声も押し返しも、注目という報酬になります。罰は不安に関わる行動と結びつき、覚える力を落とします。黙って注目を切り、代わりの行動に報酬を出します
  • ときどき許す……鳴いたら出す日と出さない日、飛びついたらなでる人となでない人。ときどきでも望みが通る行動を、犬はやめません。家族で1つに決めます
  • 一度に全部やる……数分以内を1日に何回か。5〜10分で十分。表から1行だけ選びます
  • 眠らせずに練習する……子犬は1日18〜20時間眠るのがふつうで、疲れすぎた子犬は口が出やすくなります。練習は、寝て、遊んで、落ち着いたあとに
  • ハウスを罰に使う・鳴かせて放っておく……クレートを罰に使わない、鳴かせて放っておかない、我慢できる時間より長く入れない、が基本です
  • 「うちの子だけ」「自分だけ」と思う……子犬を迎えた家の96.7%が21か月までに何かしらの困りごとを経験しています。比べる相手は、先週のうちの子です

相談の目安です。生後6か月までに噛む力の加減がつかなければ、経験のあるトレーナーか行動の専門家に相談してください。飼い主がいら立ちを感じているとき、子犬がとても興奮しやすい・飲み込みが悪いときも、専門家の助けを求めてよいときです。そのほか、表の行を直しても何週間も変わらない、子犬が家族の誰かを避ける・触ると唸る、トイレの失敗に頻尿や血尿が混じる(体の病気を先に疑って動物病院へ)、というときは、ひとりで抱え込まないでください。フローエンスはブリーダー直販で、お迎えのあとも、しつけのご相談を365日お受けしています。「月齢と、どの場面で、誰に、何をしたか」が分かっていると、相談はその場で具体的になります。専門トレーナーのトレーナーダイヤルで、その子の月齢に合わせてお答えします。相談のタイミングに迷ったら、ドッグトレーナーに相談するタイミングの記事も参考にしてください。しつけの悩みが続いて眠れない・子犬を見るのがつらいところまで来ているなら、育犬ノイローゼの記事を先に読んでください。

よくある質問

子犬のしつけがうまくいきません。失敗でしょうか?

多くは失敗ではなく、その月齢ではまだできなくて当たり前のことです。英国の追跡研究では、子犬を迎えた家の96.7%が生後21か月までに困った行動を1つ以上経験していて、生後6か月でいちばん多く挙がる困りごとは飛びつき・手や服を噛む・リードを引っぱる・呼んでも来ない、でした。子犬が我慢できる時間はおおよそ月齢と同じ時間数で、トイレを覚えるまでには数日で安定する子犬も数か月かかる子犬もいます。甘噛みは口で探る正常な行動で4〜6か月ごろに減り、飛びつきは自然なあいさつの行動です。まず、困っていることがその月齢の範囲かどうかを見て、範囲内なら「失敗」ではなく「置き換えの途中」と考えてください。

子犬がやんちゃすぎて手に負えません。性格ですか?

性格ではなく、その月齢の姿です。ただし普段より強い日は、睡眠・遊び・食事の3つを見てください。子犬は1日18〜20時間眠るのがふつうで、疲れすぎた子犬は口が出やすく、休みが足りないと幼い子どもと同じで機嫌が悪く、衝動的になります。1回の長い遊びより、日中に何回かの短い遊びが合っていて、遊びの機会が十分でないうちは、甘噛みが止まるとは期待できません。生後6か月ごろまでは胃が小さく低血糖も起こしやすいので、食事は1日3回です。走り回るのを止めるより、短い遊びのあとに静かな場所で寝かせる、を日課にしてください。

子犬がトイレを覚えません。何を見直せばいいですか?

連れて行くタイミングと、失敗したときの対応の2つです。子犬が我慢できる時間はおおよそ月齢と同じ時間数(生後9か月〜1歳ごろまで)で、連れて行くタイミングは、起きた直後・昼寝のあと・食後・水を飲んだあと・遊んだあとです。失敗のあとは騒がずに片づけるだけで、叱ると人の前で排泄しなくなるだけで場所は覚えません。できたらその場ですぐ褒めて小さなおやつを渡します。覚えるまでの期間は数日から数か月まで幅があり、生後6か月までは、トイレは数か月がかりで進めていくものです。手順はトイレのしつけの記事に、覚えたのに外すときは覚えたのに失敗する理由の記事に分けています。

叱ってしまいました。しつけに失敗したら取り戻せませんか?

取り戻せます。子犬のうちに身についた悪い癖やこわさはたいてい努力で元に戻せますし、おすわり・ふせ・おてのような合図は、成犬になってから教えても遅くありません。成犬のトイレも、子犬よりむしろ楽なことが多いのです。取り戻しにくいのは信頼のほうで、怒鳴る・罰する・怖い状況に無理に置くことで人を信頼できなくなった子犬は、取り戻すのがずっと大変になります。アメリカの獣医師の学会の2021年の見解も、罰を使った方法は不安に関わる行動と関連し、覚える力を落とし、罰で教えた合図はその合図自体が嫌なものになる、としています。今日から叱るのをやめ、その行動がうまくいく形を消し、代わりの行動に報酬を出してください。叱ったあと犬が寄ってこなくなったときの接し方は、叱って自信を無くした犬の記事にあります。

「躾のなってない犬」と言われました。どう受け止めればいいですか?

評価の言葉を、場面と行動に戻してください。犬に「しつけがなっている/なっていない」という状態はなく、あるのは「玄関で来客に飛びついた」「散歩で他の犬に吠えた」のような場面と行動だけです。「どこで・誰に・何をした」の3つに戻せば、直す項目が1つに決まります。次に、それが月齢の範囲かどうかを見ます。生後6か月の犬で飼い主がいちばん多く挙げる困りごとは飛びつき・甘噛み・引っぱり・呼び戻しで、生後4か月の子犬が来客に飛びつくのは「躾のなってない犬」ではなく生後4か月の犬です。「しつけができない人」も同じで、できないのは人の向き不向きではなく、その行動への手順がまだ決まっていないだけで、よくある失敗として挙げられるものに、飼い主の性格という項目はありません。

呼んでも来ない子犬は、どこから直せばいいですか?

合図を1回にすることと、来たら必ず良いことが起きる形に戻すことからです。犬がよそを向いているあいだに「おいで」を繰り返すと、合図は「1回では聞かなくていい」の意味になり、来たあとに爪切りやケージ入れが待っていれば犬は来ることをやめます。先に教えるのは「名前=こちらに注意を向けて」で、家の中で名前に振り向くことができていれば、生後半年前の子犬としては順調です。生後6か月までの目標は、ロケットのような呼び戻しでなくても、あなたのところに来るのが大好きであることです。爪切りの前や散歩の終わりには呼ばずに迎えに行き、外での呼び戻しは1歳までの目標として、手順は呼び戻しの教え方の記事に分けています。

子犬のしつけで、専門家に相談する目安はありますか?

生後6か月までに噛む力の加減がつかなければ、経験のあるドッグトレーナーか行動の専門家に相談してください。飼い主がいら立ちを感じているとき、子犬がとても興奮しやすい・飲み込みが悪いときも、専門家の助けを求めてよいときです。そのほか、項目を1つ直しても何週間も変わらない、子犬が家族の誰かを避ける・触ると唸る、トイレの失敗に頻尿や血尿が混じる(体の病気を先に疑って動物病院へ)、というときが目安です。うちからお迎えいただいた方は、365日いつでも専門トレーナーに相談できるしつけサポートがあり、トレーナーダイヤルでその子の月齢に合わせてお答えしています。「月齢と、どの場面で、誰に、何をしたか」が分かっていると、相談はその場で具体的になります。

まとめ

子犬のしつけがうまくいかないことの大半は、失敗ではなく、その月齢ではまだできなくて当たり前のことです。英国の追跡研究では、子犬を迎えた家の96.7%が生後21か月までに困った行動を経験し、生後6か月でいちばん多い困りごとは飛びつき・甘噛み・リードの引っぱり・呼び戻しでした。トイレはおおよそ月齢と同じ時間数しか我慢できず覚えるまで数日〜数か月、甘噛みは正常な行動で4〜6か月ごろに減り、飛びつきは注目が報酬になる自然な行動、呼び戻しは6か月までは「来るのが好き」で十分、ハウスで数分で鳴くのは段階が速い合図、散歩で歩かないのは装具と体を先に見てから抱っこの段階へ、です。やんちゃすぎる子犬は、睡眠(1日18〜20時間)・日中の短い遊びを何回か・1日3回の食事を先に見ます。直し方は項目ごとに1つだけ変えることで、失敗の形は「叱る・押しのける・声を上げる=注目という報酬」と「ときどき望みが通る」の2種類しかなく、1回の練習は数分を1日に何回かです。叱ってしまった・許してしまった失敗は上書きできますが、取り戻しにくいのは信頼で、罰は不安と関連し覚える力を落とし、合図そのものを嫌なものにします。「躾のなってない犬」と言われたら、評価の言葉を「どこで・誰に・何をした」に戻して表の1行を直し、生後8か月前後で急にできなくなったのは思春期です。6か月までに噛む力の加減がつかない、いら立ちが続く、何週間も変わらない、唸る・避ける、頻尿や血尿があるなら、動物病院とドッグトレーナーへ相談してください。

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埼玉県春日部市新宿新田
金額
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性別
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誕生日
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毛色
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東京都品川区旗の台
金額
130,000円(税込)
性別
男の子
誕生日
2026-06-30(生後98日)
毛色
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見学エリア
神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
270,000円(税込)
性別
男の子
誕生日
2026-08-20(生後47日)
毛色
ウルフセーブル
  • 動画あり
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神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
230,000円(税込)
性別
女の子
誕生日
2026-08-20(生後47日)
毛色
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神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
200,000円(税込)
性別
男の子
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神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
250,000円(税込)
性別
男の子
誕生日
2026-08-20(生後47日)
毛色
ウルフセーブル
  • 動画あり
  • 血統書付き
  • 親犬の体重公開
  • しつけ相談永年無料

新しいワンちゃん

チワプー | 男の子 | チョコレート&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018530)

チワプー | 男の子 | チョコレート&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018530)

見学エリア
神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
240,000円(税込)
性別
男の子
誕生日
2026-08-19(生後48日)
毛色
チョコレート&タン
  • 動画あり
  • ミックス
  • 親犬の体重公開
  • しつけ相談永年無料

新しいワンちゃん

チワプー | 女の子 | チョコレート&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018529)

チワプー | 女の子 | チョコレート&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018529)

見学エリア
神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
300,000円(税込)
性別
女の子
誕生日
2026-08-19(生後48日)
毛色
チョコレート&タン
  • 動画あり
  • ミックス
  • 親犬の体重公開
  • しつけ相談永年無料

新しいワンちゃん

チワプー | 女の子 | ブラック&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018525)

チワプー | 女の子 | ブラック&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018525)

見学エリア
神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
240,000円(税込)
性別
女の子
誕生日
2026-08-19(生後48日)
毛色
ブラック&タン
  • 動画あり
  • ミックス
  • 親犬の体重公開
  • しつけ相談永年無料

新しいワンちゃん

チワプー | 女の子 | ブラック&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018524)

チワプー | 女の子 | ブラック&タン | 2026年8月19日(ID:dog-200018524)

見学エリア
神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境
金額
230,000円(税込)
性別
女の子
誕生日
2026-08-19(生後48日)
毛色
ブラック&タン
  • 動画あり
  • ミックス
  • 親犬の体重公開
  • しつけ相談永年無料

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