- 子犬販売ならブリーダー直販のフローエンス
- わんちゃんコラム
- その他
- 犬種図鑑
- ビションフリーゼの性格と欠点|わがまま・抜け毛・アレルギー・寿命
ビションフリーゼの性格と欠点|わがまま・抜け毛・アレルギー・寿命
公開日:2024年12月17日(火) 更新日:2026年10月6日(火) その他
この記事の要点
ビションフリーゼは、背の高さ25〜29センチ・体重約5キロの、真っ白な巻き毛の小さな犬です。吠えることが少なく、知らない人や犬ともすぐ仲良くなれる性格です。「わがまま」「分離不安」と言われるのは犬種のせいではなく、ひとりで過ごす練習をしていないからです。毛は二重(ダブルコート)ですが抜け毛は少なく、そのかわり毎日のブラッシングと月1回のトリミングが要ります。「アレルギーが出にくい」とは言い切れません。平均寿命は15.0歳、多い病気は涙やけ・皮膚炎・膀胱結石・誤飲です。
ビションフリーゼを調べると、「明るくて人懐っこい」「わがままになりやすい」「分離不安になりやすい」「アレルギーが出にくい」「抜け毛が少ない」「臭いが少ない」といった言葉がたくさん出てきます。でも、どれが本当で、どれが誰かの思いこみなのかは分かりにくいものです。「飼いやすい?」「欠点は?」「散歩はどれくらい?」「毛色は白だけ?」「寿命は?」と、迎える前にいちばん知りたいことの答えも、ばらばらです。
この記事では、犬の団体が決めている犬種の基準や、ペット保険会社の統計で確かめられたことをもとに、ビションフリーゼという犬種で言えること・言えないことをまとめました。生まれたときからビションフリーゼの子犬を毎日見ているブリーダーとして、迎える前に知っておいてほしいこともお話しします。いちばん多く調べられている「性格」と、「わがまま」「分離不安」「欠点」は、2つ目の章で先に答えます。
いまビションフリーゼの子犬5頭がご家族を募集中です
ビションフリーゼの子犬を見るビションフリーゼとはどんな犬|犬種の基準で決まっていること
純血の犬種には、「この犬種はこの大きさ、この見た目」という決まり(基準)があります。日本ではジャパンケネルクラブという犬の団体が、この基準を出しています。ビションフリーゼの基準は、背の高さ(地面から肩まで)25〜29センチ、体重は「体の大きさにつり合った約5キロ」、毛色は真っ白だけです。「背の高さ23〜30センチ」「体重3〜6キロ」のような幅の広い数字を見かけますが、基準にその数字はありません。
| 犬種名 | ビション・フリーゼ(世界の犬の団体FCIの基準で No.215) |
| 生まれた国 | フランス/ベルギー |
| グループ | 第9グループ(人のそばで暮らす小さな犬=愛玩犬)の、第1の仲間「ビション」 |
| もともとの役目 | 人のそばで暮らすこと |
| 背の高さ | 25〜29センチ(男の子・女の子の差がはっきりしているときは、男の子は1センチまで高く、女の子は2センチまで低くてもよい) |
| 体重 | 体の大きさにつり合った約5キロ |
| 毛 | たっぷりした毛で、上の毛はゆるくらせん状にカールした巻き毛。その下に、やわらかく密な毛が必ずある(毛が二重になっている=ダブルコート)。まっすぐな毛・縄のような毛・羊毛のような毛ではない |
| 毛色 | 真っ白。生まれて12か月までは、少しベージュ(シャンパン色)がかっていてもよいが、その色が体の10%以上を覆ってはいけない |
| 性格(基準に書かれていること) | どこへでも連れて行ける、人のそばで暮らすための犬。神経質でもなく、よく吠えることもなく、知らない人や犬ともすぐ仲良くなれる。新しい環境にもすぐ慣れ、飼い主にとてもなつく |
ビション・フリーゼは、ルネッサンス時代にイタリアからフランスに連れてこられた犬です。とても小さな「バルベ」という犬に似ていたので「バルビション」と呼ばれ、それが短くなって「ビション」になりました。17世紀・18世紀には、王さまや貴族のそばにいるこの小さな犬を、たくさんの有名な画家が描いています。ナポレオン3世の時代にまた流行して、ベルギーとフランスの両方で愛される犬種になりました。2つの世界大戦のあとにほとんどいなくなりましたが、フランスとベルギーの少数のブリーダーのがんばりで、また数がふえました。ベルギーで初めて登録された犬は1924年生まれ、フランスの血統書に初めて登録されたのは1934年で、いまのフランス語の名前がついたのは1978年です。
この生まれは、いまの暮らしにもそのままつながっています。ネズミをとっていたテリアでも、羊を追っていた牧羊犬でもなく、何世紀も「人のそばにいること」だけを仕事にしてきた犬です。基準のもともとの役目の欄も「人のそばで暮らすこと」だけです。このあとの性格の章で書く「人が好き」「ひとりが苦手」は、全部ここから説明できます。
日本でどれくらい多いかも書いておきます。2024年に、この基準を出している日本の団体で新しく血統登録されたビション・フリーゼは6,783頭で、139犬種のうち上から11番目でした(血統書を取らない犬は入らないので、日本にいる頭数そのものではありません)。ペット保険のアニコム損害保険が、2025年に新しく契約した0歳の犬151,125頭を数えた2026年の犬種ランキングでも、ビション・フリーゼは2,937頭で12位です。めずらしい犬種ではありません。
「ビション」「ビション・フリーゼ」「ビションフリーゼ」は同じ犬。マルチーズと同じ「ビション」の仲間です
「ビション 犬」「フリーゼ 犬」で調べた方へ。全部同じ犬種です。正しい名前はビション・フリーゼ(英語で Bichon Frise)で、「フリーゼ」はフランス語で「巻き毛」という意味です。ビション・フリーゼは「ビション」という仲間に入る犬で、この仲間は地中海のあたりから来たといわれる小さな犬たちです。小さく丸みのある体、真っ白でふわふわの毛、短めの鼻先が特徴で、マルチーズやボロニーズも同じ仲間です(世界の犬の団体FCIの分け方でも、マルチーズ(No.65)は同じグループです)。つまりマルチーズのまっすぐな毛を巻き毛にして、ひとまわり大きくした親戚と考えると、体の大きさも性格も分かりやすくなります。マルチーズのことはマルチーズの性格と大きさの記事にまとめています。なお「ビションプー」のようにプードルなどとかけ合わせたミックス犬は別の犬で、基準はありません。
当犬舎のお母さん犬が大きめな理由|お母さんと子犬の体のため
当犬舎では、どの犬種でも、お母さん犬に基準より少し体の大きい子を選んでいます。お母さんと子犬の、両方の体を守るためです。
お母さん犬の体が小さいと、お産がむずかしくなりやすく、帝王切開が必要になったり、お母さん自身の体に大きな負担がかかったりします。また、親の体が小さいほど子犬も小さく生まれやすく、とても小さく、体の弱い子も生まれやすくなります。そこで当犬舎では、お母さん犬は大きめの子を選び、お父さん犬との組み合わせも、体の大きさの差を考えて決めています。
これは人でも同じです。日本の約76万人の妊娠をまとめた国立成育医療研究センターの研究では、妊娠前にやせていたお母さんは、そうでないお母さんに比べて、赤ちゃんが小さく生まれる(2,500g未満)割合が約1.6倍、予定より早く生まれる割合が約1.2倍でした。そして、小さく生まれた赤ちゃんは、言葉の発達がゆっくりだったり、落ち着きにくかったりと、育っていくうえでのリスクが高いことが知られています(こども家庭科学研究 研究班の手引き)。お母さんの体が小さいこと、やせていることが、お母さんにも赤ちゃんにも負担になるのは、犬も人も変わりません。
そのぶん、当犬舎で生まれる子犬は、少し大きめに育つことがあります。正直にお伝えすると、「大人になっても確実にとても小さい子」「ティーカップのような極小の子」を一番の条件にしている方には、当犬舎は合わないかもしれません。当犬舎は、小ささよりも、お母さん犬と子犬が元気でいられることを大切にしています。
ビションフリーゼの子犬(5頭)
ビションフリーゼの性格|吠えにくく、知らない人や犬ともすぐ仲良し
いちばん多く調べられているのが「ビションフリーゼ 性格」です。基準の性格の欄には、「どこへでも連れて行ける、人のそばで暮らすための犬。神経質でもなく、よく吠えることもなく、知らない人や犬ともすぐ仲良くなれる。新しい環境にもすぐ慣れ、飼い主にとてもなつく」という意味のことが書かれています。「吠えることが少ない」と「知らない相手ともすぐ仲良くなれる」の両方が基準に書かれている犬種は、あまり多くありません。
ペット保険会社の犬種の解説でも、明るくて人見知りが少なく、むだ吠えも少ないおだやかな性格なので、小さな子どもやほかの犬とも仲良くなるのが上手です。「性格が悪い」「気が強い」と言われることはありません。ビションフリーゼが人気なのは、見た目だけでなく、この性格があるからです。
ただ、「ビションフリーゼだから絶対に吠えない」とは言えません。犬の行動を大がかりに調べた2022年の研究(飼い主へのアンケート18,385頭・遺伝子を調べた2,155頭)では、犬の行動のちがいのうち、犬種で説明できるのは約9%だけで、犬種によるちがいより、同じ犬種の中のちがいのほうが大きいと分かっています。同じ親から生まれても、お客さんに真っ先に寄っていく子と、少し離れて様子を見てから近づく子がいます。基準は「この犬種の多くはこう」という目安で、目の前の1頭を約束するものではありません。
「わがまま」「分離不安」と言われる理由は、犬種ではなく育て方にあります
「ビションフリーゼ わがまま」「ビションフリーゼ 分離不安」で調べる方が多いので、はっきり書きます。分離不安(飼い主と離れると強い不安になって、吠えたり暴れたりすること)が出やすい犬種は、トイ・プードル、ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアン、ミニチュア・シュナウザーで、ビションフリーゼは入っていません。「ビションフリーゼは分離不安になりやすい犬種」と言い切る理由はありません。
一方で、ペット保険会社の犬種の解説には、ひとりの時間が長いとストレスになりやすく、共働きで家を空けがちな家や一人暮らしの方とは相性があまりよくないかもしれない、甘えん坊なので、しつけを間違えるとわがままが目立つことがある、甘やかしすぎたり、いつも一緒にいて留守番を教えなかったりすると分離不安になることがある、と書かれています。2つを合わせると、答えはこうです。ビションフリーゼが「わがまま」「分離不安」になるのは犬種のせいではなく、「人が好きな犬に、人と離れる練習をさせなかった」からです。何世紀も人のそばにいることを仕事にしてきた犬なので、離れる練習はほかの犬種より意識して入れてあげてください。
| 困る場面 | 実際に起きていること | 直すところ |
|---|---|---|
| 出かけようとすると吠える。留守中に部屋があれる、トイレ以外でおしっこをする | 分離不安の例にあげられている行動そのもの。「出かける=特別なこと」と覚えてしまっている | おすすめは「さりげなく出かけて、さりげなく帰る」。子犬のうちから短い留守番を毎日入れる。時間の目安は留守番の記事、症状が強いときは分離不安の記事へ |
| 抱っこをせがむ、吠えて何かを要求する、食卓のそばで待つ | 「甘えん坊」が「吠えればかなう」を覚えた状態。わがままが目立つ場面 | 要求にこたえるのではなく、静かにしているときにかまう。「待て」を教える順番は待てを教える記事へ |
| お客さんや散歩中の犬にまったく吠えない・喜んで寄っていく | 基準どおりの姿。困りごとではないが、飛びつきに変わることがある | 寄っていく前に「おすわり」であいさつする形を作る。ほかの犬とうまくいかない子は社会化不足の記事へ |
ビションフリーゼの欠点|正直に5つ
「ビションフリーゼ 欠点」「飼いやすい犬ですか」で調べる方へ。飼いやすいところは「吠えにくく、人にも犬にもすぐ仲良くなれて、抜け毛が少ない」ことです。手がかかるところは、その裏側にあります。子犬をお渡しする立場ですが、合わないまま迎えていただくほうが困るので、正直に書きます。
- 毎日のブラッシングが要る……毛が抜けないかわりにどんどん伸び、くるくる巻きながら伸びるのでとてもからまりやすく、毎日約30分のブラッシングと、月に1回くらいのトリミングがおすすめです。「抜け毛が少ない」は「手入れが少ない」ではありません
- 真っ白なので汚れと涙やけが目立つ……汚れが目立ちやすい明るい真っ白な毛です。ペット保険の統計(家庭どうぶつ白書2025)では、涙やけ(涙の通り道がつまるものもふくむ)は、ビション・フリーゼがほかの犬種よりなりやすい病気の2番目で、いちばん多いのは0歳です(病気の章)
- 皮膚のトラブルが犬全体より多い……同じ統計で、ビション・フリーゼが皮膚の病気で保険を使った割合は34.7%と、犬全体の平均より多くなっています。皮膚炎や、指の間の皮膚炎も、ほかの犬種よりなりやすい病気に入っています
- ひとりの時間が苦手……上の章のとおり。留守番の練習を子犬のうちから入れないと、わがまま・分離不安と呼ばれる状態になりやすい犬種です
- 拾い食い・誤飲が多い……同じ統計で、おなかに物が入ってしまう誤飲で保険を使った割合が8.1%(犬全体4.8%)で、いちばん多いのは0歳。子犬のうちは床に物を置かないようにしてください
「散歩が大変」「吠えてうるさい」は、この犬種の欠点には入りません。散歩は次の章で書くように長くなくてよく、基準にも「よく吠えることもない」と書かれている犬種です。
ビションフリーゼの散歩と運動量|朝晩20分くらいを目安に、毎日
「ビションフリーゼ 散歩」「運動量」で調べる方へ。散歩は毎日連れて行ってあげるのが理想ですが、長い時間でなくて大丈夫です。その子の体力にもよりますが、朝と夕方に20分くらいが目安です(ペット保険会社の犬種の解説)。小型犬の成犬の一般的な目安「1回15分を1日2回」ともほぼ同じです。ビションフリーゼは「散歩がいらない犬」でも、「長く走らせないと落ち着かない犬」でもありません。帰ってきて水を飲んですぐ寝るなら足りています。まだおもちゃを持ってきて走り回るなら、次の日は少しのばしてかまいません。途中で座りこむ、抱っこをせがむ、家に着いても息が落ち着かないなら、その日は多すぎたか、暑すぎたかです。回数と時間の決め方は散歩の頻度の記事にまとめています。
ビションフリーゼの散歩で、時間より気をつけてほしいことが3つあります。
- 散歩は人や犬と会う場。外では必ずリードを……知らない人や犬に寄っていく犬種なので、道路に飛び出すほうへリードが引っぱられることもあります。「人なつっこいから放しても大丈夫」ではありません。散歩デビューの前に抱っこで外に出る時期は、人・車・音・ほかの犬に慣れるいちばんのチャンスです。順番は社会化トレーニングの記事へ
- 夏は道の熱さと時間帯……暑い日の散歩は昼間をさけて、朝早くか夜のすずしい時間に。熱いアスファルトで肉球をやけどすることがあります
- 帰ったら足と目と口をふく……真っ白な毛は、雨上がりの散歩1回で足先が灰色になります。目に毛が入らないように、まわりの毛をカットして清潔にしておくことが、病気を防ぐことにつながります。散歩のあとに、ぬらした不織布(使い捨ての布)で目の下・口のまわり・足先をふく習慣をつけると、涙やけと指の間の皮膚炎の両方の予防につながります
毛と毛色と抜け毛|真っ白だけ。毛は二重(ダブルコート)でも抜け毛は少ない
基準では、毛は「たっぷりした毛で、上の毛はゆるいらせん状の巻き毛。その下に、やわらかく密な毛が必ずある。まっすぐな毛・縄のような毛・羊毛のような毛・かたまった毛ではない」と決められています。ここで大事なのは、ビションフリーゼの毛は、上の毛の下にやわらかい毛がある「ダブルコート(毛が二重)」だということです。「シングルコート(毛が一重)」と書いたページを見かけますが、基準では下の毛が「必ずある」と決められていて、下の毛が無いのは基準から外れます。
では、抜け毛は多いのでしょうか。毛が二重の犬は、ふつう春と秋の生え変わりの時期に、下の毛がたくさん抜けます。ところがビション・フリーゼの毛は、二重でも抜け毛が少ないのが特徴です。地中海のおだやかな気候の地域で生まれた犬なので、毛の生え変わりがそれほど激しくありません(ペット保険会社の犬種と毛の解説)。抜けないかわりにどんどん伸び、くるくる巻きながら伸びるのでとてもからまりやすく、きれいな見た目を保つには、月に1回くらいのトリミングが理想です。トリミングの間があくと、ブラシが通りにくくなり、毛玉ができやすくなります。つまり「二重の毛なのに抜け毛が少ない」のがこの犬種で、そのかわりに伸びてからむ毛です。抜け毛の少ない犬種の比べ方は毛が抜けない犬種の記事にまとめています。
カットについて。ビション・フリーゼのカットでいちばん有名なのは、顔全体を真ん丸にカットする「パウダーパフ」です。顔と耳を分けてそれぞれ丸くカットする「テディベア・カット」なども楽しめます。少し手間のかかる毛で、慣れない人には難しいので、トリミングサロンにまかせるのがおすすめです。あの丸い顔は「生まれつき」ではなく、毎月のカットで作られている姿です。
毛色は真っ白の1色だけ。子犬のときにベージュがかっているのは正常です
「ビションフリーゼ 色」で調べる方へ。基準の毛色は「真っ白。生まれて12か月までは、毛に少しベージュ(シャンパン色)がかかっていてもよいが、その色が体の10%以上を覆ってはいけない」で、認められている色はこの1色だけです。12か月を過ぎても白以外の色がある犬は、世界の基準では認められていません。「クリーム」「アプリコット」のビションフリーゼは、基準にはありません。
見学のときに必ず聞かれることを書いておきます。ビションフリーゼの子犬は、耳や背中がうっすらベージュがかっていることがあります。子犬のころはベージュがかっていても、大きくなるにつれて真っ白になっていきます。基準でも「12か月まではあってもよい」色で、正常です。写真の「クリーム色の子犬」と、大人の「真っ白な犬」は同じ犬です。
「アレルギーが出にくい犬種」とは言い切れません
「ビションフリーゼ アレルギー」「犬アレルギー」で調べる方が多いので、これもはっきり書きます。「抜け毛が少ないからアレルギーが出にくい」とは言えないことを示す研究が2つあります。2011年のアメリカの研究では、「アレルギーが出にくい」と紹介されている犬種を飼う家と、それ以外の犬種を飼う家で、家のほこりにふくまれる犬のアレルギーの元の量を比べたところ、どの分け方でも差がありませんでした。2012年のオランダの研究では、「アレルギーが出にくい」とされる犬種の毛のアレルギーの元はむしろ多く、犬種によるちがいは同じ犬種の中のちがいより小さかったとして、「アレルギーが出にくいと言える犬種は無い」とまとめています。犬のアレルギーの元はよだれやフケにふくまれるので、毛が抜けにくくても、なめられたり、そばにいたりすれば体につきます。
ですから、家族に犬アレルギーの方がいる場合は、「ビションフリーゼなら大丈夫」と決めて迎えないでください。先にお医者さんに相談し、見学のときに実際に子犬を抱いて、その日と次の日の体の様子を確かめてください。抜け毛が少ないぶん家のそうじは楽で、アレルギーの元を減らすことにはつながりますが、「出ない」とは別の話です。犬種ごとの考え方は犬アレルギーでも飼える犬種の記事にまとめています。
「臭い」は犬種ではなく、目・口・耳の手入れで決まります
「ビションフリーゼ 臭い」で調べる方へ。「ビションフリーゼは体のにおいが強い」と言われることはありません。においが出るとすれば場所は3つで、どれも犬種というより手入れの問題です。1つ目は涙やけです。この犬種に多い涙やけは、目の下の毛がいつもぬれている状態で、放っておくとにおいと変色の元になります。2つ目は口です。犬は3歳以上の約8割が歯周病(歯ぐきの病気)で、口のにおいの多くはここから来ます。3つ目は耳です。耳がたれている・耳の穴がせまい・耳の中の毛が多い犬は、外耳炎(耳の炎症)になりやすく、ビションフリーゼはこの3つがそろった犬種です。耳の中は毛が生えているうえにたれているので蒸れやすく、カビが増えて外耳炎になりやすいので、サロンで耳の毛をこまめにカットしてもらったり、数日に一回軽くふいたりして防ぎましょう。手入れの回数は次の章の表に、においの少ない犬種の考え方は臭くない犬種の記事にまとめています。
お手入れ|毎日のブラッシングと目・口・耳、月1回のトリミング
ビションフリーゼの手入れは、抜け毛のそうじではありません。からまる前にとかすことと、真っ白な毛をよごす3か所(目・口・耳)を毎日ふくことです。お手入れの目安を表にします。
| お手入れ | どのくらい | ビションフリーゼで気をつけること |
|---|---|---|
| ブラッシング | 毎日約30分が目安(ペット保険会社の犬種の解説) | 巻いた毛は表面だけとかしても根元でからまる。耳の後ろ・わきの下・内もも・首輪やハーネスが当たるところから毛玉になる。正しいやり方で毎日ていねいに続けると、年をとってもハリとコシのある毛を保てる。やり方はブラッシングの記事へ |
| トリミング | 月に1回くらいが理想(同じ解説) | 間があくとブラシが通りにくくなり毛玉ができやすい。手間のかかる毛なので、ほかの犬種よりトリミング代が高めになりやすい。迎える前に毎月のお金として見ておく |
| シャンプー | トリミングと同じときに月1回くらい(同じ解説)。20日〜1か月に1回くらいで足りることが多い | 真っ白を保ちたいからとこまめに洗うと、皮膚や毛がかさかさになる。ふだんの汚れはブラシやぬらした不織布でふき取る。毛が二重なので乾きにくく、生乾きは皮膚の病気の元。こわがる子はドライヤーを嫌がる犬の記事へ |
| 目のまわり | 毎日ふく。目に入る毛はカット | 目に毛が入らないようにまわりの毛をカットして清潔にしておくことが、病気の予防につながります。涙やけは多い犬種なので「毎日ふくもの」と考える |
| 口のまわり | ごはんのあとと水を飲んだあとにふく | 白い顔まわりの毛は、ごはんと水で毎日よごれる。放っておくと変色とにおいの元 |
| 歯みがき | 毎日が理想 | 犬は3歳以上の約8割が歯周病(歯ぐきの病気)です。子犬のうちから口をさわる練習を。始め方は歯みがきの記事へ |
| 耳 | 数日に一回、見える範囲を軽くふく。耳の毛はサロンでカット | 外耳炎などが無ければ、耳の奥のそうじは基本的にいらない。自然に出てきた、見える範囲の汚れをやさしくふき取るくらいでよい。綿棒で奥をこすらない。頭をふる・におう・赤いなら動物病院へ |
| 足の裏 | 散歩のあとにふく。足の裏の毛はのびたらカット | この犬種に多い指の間の皮膚炎は、指の間がぬれたまま・よごれたままだと起きやすい。足の裏の毛がのびるとすべる |
| 体重 | 毎月はかる | 約5キロの犬では200グラムで4%。丸いカットで太り具合が見えにくいので、数字で見る |
気をつけたい病気と寿命|目・皮膚・膀胱結石・誤飲。平均寿命は15.0歳
ここは印象ではなく、ペット保険の統計「家庭どうぶつ白書2025」の数字で書きます(0〜12歳のビション・フリーゼ5,214頭)。ビション・フリーゼがほかの犬種よりなりやすい病気は、目と皮膚に集中しています。病気を大きく分けて見ると、皮膚の病気で保険を使った割合が34.7%と犬全体の平均を大きく上回り、おなかの病気30.1%、目の病気16.8%が続きます。純血の犬は親から受けつぐ病気が多いことがありますが、ビション・フリーゼは親から受けつぐ病気が少ないことで知られています。それでも、小さな犬や毛の長い犬に多い病気には気をつけてください。
| 病気 | 白書2025での位置 | 気づきやすいところ・できること |
|---|---|---|
| 涙やけ(涙の通り道がつまるものもふくむ) | ほかの犬種よりなりやすい病気の2番目。保険を使った割合4.2%(犬全体0.8%)、いちばん多いのは0歳 | 目の下の毛が茶色くぬれている。原因は涙の流れ道の異常(涙の通り道がつまるなど)・涙が多く出すぎる・そのほかの3つで、ごはんを変えてよくなるのは、ごはんのアレルギーが原因のときだけ。「フードを変えれば治る」とは限らないので、子犬のうちに一度は目を診てもらう |
| 黒目がにごる病気(角膜ジストロフィー)・まぶたの炎症(眼瞼炎)・ものもらい(麦粒腫)などの目の病気 | 黒目がにごる病気はなりやすい病気の1番目(0.8%、犬全体0.1%)、まぶたの炎症が4番目、ものもらいが7番目 | 目を細める、まぶたが赤い、黒目が白くにごる。目のまわりの毛を短くして清潔に。目やにと涙が急にふえたら動物病院へ |
| 皮膚炎・指の間の皮膚炎 | 皮膚炎(原因がはっきりしないもの)12.2%(犬全体6.8%)、そのほかの皮膚の病気15.6%(9.3%)、指の間の皮膚炎3.2%(1.6%)。皮膚の病気をまとめると34.7% | 体をかく、足先をなめ続ける、赤み、においの変化。毛玉と生乾きを作らない、足の裏をぬれたままにしない、月1回のシャンプーとトリミングを守る。赤みやぶつぶつが続くなら動物病院へ |
| 膀胱結石・おしっこの通り道の石(尿石症) | 膀胱結石が6番目(1.7%、犬全体0.8%、いちばん多いのは4歳)、尿石症が9番目(1.8%、0.9%) | おしっこの回数がふえる・血がまじる・おしっこのときに痛がるなど、膀胱炎のような様子。石がつまるとおしっこが出なくなり、とくに男の子でつまりやすいです。予防は食事療法(動物病院ですすめられる食事)・水をたくさん飲ませる・トイレをがまんさせすぎない。いつでも水を飲めるようにして、トイレの回数を見ておく |
| 誤飲(おなかに物が入る) | 12番目。8.1%(犬全体4.8%)、いちばん多いのは0歳 | 子犬のうちの拾い食い。床に落ちている物、おもちゃの部品、ティッシュ。はく・食べない・おなかをさわるといやがるなら動物病院へ。「食べさせない家の整え方」は迎える前に |
| 子犬の咳の病気(ケンネルコフ) | 3番目。1.2%(犬全体0.4%)、いちばん多いのは0歳 | 子犬に多い咳。いちばん多いのが0歳なので、お迎えのすぐあとに乾いた咳が続く、元気や食欲が落ちるなら早めに動物病院へ |
| ひざの靭帯のけが(十字靱帯損傷・断裂) | 5番目。0.9%(犬全体0.4%)、いちばん多いのは8歳 | 急に後ろ足を地面に着けない。予防は体重の管理、すべる床にマット、ソファやベッドから飛び降りさせない、足の裏の毛を短く |
| パテラ(ひざのお皿がずれる病気) | ビション・フリーゼの「なりやすい病気」の上位15には入っていない | ただ、「とくに小型犬では子犬のころから出ることが多い」病気なので、小さな犬の1頭として、すべる床・飛び降り・太りすぎは避ける。歩き方はおすわりで後ろ足がくずれる記事へ |
反対に、同じ白書でビション・フリーゼがほかの犬種よりなりにくい病気は、心臓の弁の病気(1.1%、犬全体2.5%)と、背骨の病気の椎間板ヘルニア(0.8%、犬全体1.4%)です。小型犬に多い心臓の病気が少なめなのは、この犬種のよいところです。「白内障」「アトピー性皮膚炎」をあげたページを見かけますが、白書のビション・フリーゼのなりやすい病気には、その名前では入っていません。皮膚炎は多いものの、それが「アトピー」かどうかまでは白書からは分かりません。
この表で、ビションフリーゼらしいのは上の3つです。目と皮膚の病気は、どれも「毎日ふく・毛玉と生乾きを作らない・足の裏をぬれたままにしない」という前の章の手入れが、そのまま予防になります。つまりこの犬種では、お手入れと病気の予防が同じ作業です。石は水とトイレ、誤飲は床の片づけで、どちらも迎える前に整えられます。
寿命は、同じ白書の犬種ごとの平均寿命(2023年度)で、ビション・フリーゼは15.0歳です。犬全体の平均は14.1歳なので、平均より長生きです。同じ表でトイ・プードルは15.3歳、マルチーズは13.5歳、チワワは13.7歳、シー・ズーは14.0歳です。一つ前の白書2023では14.6歳だったので、「14.6歳」と書かれたページは古い年の数字です。差の理由は白書には書かれていませんが、上の表の病気は命にかかわるものが少なく、心臓の病気が少なめなことと合っています。
ビションフリーゼが向いている家庭・向きにくい家庭
子犬をお渡しする立場ですが、合わないまま迎えていただくほうが困ります。正直に両方を書きます。
| 向いています | 向きにくいです |
|---|---|
| 集合住宅や広くない家。吠えにくい犬種で、散歩も朝晩20分でよい | いっしょに長い距離を走りたい、番犬にしたい |
| 家族のだれかが家にいる時間が長い。または子犬のうちから毎日短い留守番を練習できる | 朝から晩までだれもいない日が続く。留守番の練習を「かわいそう」で飛ばしてしまう |
| 毎日のブラッシングと、目・口・耳・足をふく5分を、歯みがきのように習慣にできる | ブラッシングは週末だけにしたい。毛玉になったらトリマーにまかせればいいと思っている |
| 月1回のトリミングとシャンプーを、お金と時間として最初から見こめる | トリミングは年に数回ですませたい |
| 子どもやほかの犬・お客さんの多い家。知らない相手ともすぐ仲良くなれる犬種 | 「うちの犬だけになついてほしい」。または犬アレルギーの家族がいるのに「この犬種なら大丈夫」と決めている |
| 子犬のうっすらベージュがかった毛が、大きくなって真っ白になるのを楽しめる | 真っ白のままでいてほしいのに、目の下や口のまわりがよごれるのをゆるせない |
2行目と3行目が、この犬種でいちばん大事です。ビションフリーゼの飼いやすさは「吠えにくく人が好き」と「抜けにくい毛」にあり、手がかかるところは「ひとりが苦手」と「からむ毛とよごれる白」から来ます。どちらも同じことの表と裏です。「ビションフリーゼの値段」で調べる方もいますが、値段は子犬ごとにちがうので、この記事には書いていません。それぞれの子の値段はビションフリーゼの子犬一覧に載せています。
日本では動物愛護管理法という法律で、生後56日をすぎるまで子犬を売ることができず、売るときは子犬の様子を直接見せて、向かい合って説明することが決まっています。フローエンスはブリーダー直販で、親犬の性格と体格を見たうえで子犬を迎えていただけます。お父さん犬とお母さん犬の組み合わせは、体の大きさの差を考えて決めています。同じ親から生まれても、お客さんに真っ先に寄っていく子と、様子を見てから近づく子がいます。見学のときに、親犬の体格と毛の質、その子の体重とはかった日、目の下と足先の様子、抱いたあとのご自身の体の様子を確かめてください。お迎えのあとも、しつけのご相談を365日お受けしています。
ビションフリーゼを検討されている方はこちらも必ずお読みください↓
犬の飼い方|初心者が迎える前に知ること・手続き・最初の1週間
よくある質問
ビションフリーゼの性格はどんな犬ですか?
基準の性格の欄には「どこへでも連れて行ける、人のそばで暮らすための犬。神経質でもなく、よく吠えることもなく、知らない人や犬ともすぐ仲良くなれる。新しい環境にもすぐ慣れ、飼い主にとてもなつく」という意味のことが書かれています。ペット保険会社の犬種の解説でも、明るくて人見知りが少なく、むだ吠えも少ないおだやかな性格で、小さな子どもやほかの犬とも仲良くなるのが上手です。ただ2022年の研究では、犬の行動のちがいのうち犬種で説明できるのは約9%だけで、同じ犬種の中のちがいのほうが大きいと分かっているので、「ビションフリーゼだから絶対に吠えない」とは言えません。同じ親から生まれても、お客さんに真っ先に寄っていく子と、様子を見てから近づく子がいます。
ビションフリーゼはわがままで、分離不安になりやすいというのは本当ですか?
分離不安(飼い主と離れると強い不安になること)が出やすい犬種は、トイ・プードル、ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアン、ミニチュア・シュナウザーで、ビションフリーゼは入っていません。一方でペット保険会社の犬種の解説には、ひとりの時間が長いとストレスになりやすい、甘やかしすぎたり留守番を教えなかったりすると、わがままが目立ったり分離不安になったりする、と書かれています。つまり犬種のせいではなく、人が好きな犬に、人と離れる練習をさせなかったからです。子犬のうちから短い留守番を毎日入れて、さりげなく出かけてさりげなく帰ること。吠えて要求したときではなく、静かにしているときにかまうこと。この2つで防げます。
ビションフリーゼの欠点は何ですか?飼いやすい犬ですか?
飼いやすいところは、吠えにくく、人にも犬にもすぐ仲良くなれて、抜け毛が少ないことです。欠点はその裏側で、5つあります。毎日約30分のブラッシングと月1回のトリミングが要ること、真っ白なので汚れと涙やけが目立つこと(涙やけはほかの犬種よりなりやすい病気の2番目)、皮膚の病気で保険を使った割合が34.7%と犬全体より多いこと、ひとりの時間が苦手なこと、子犬のうちの誤飲が犬全体より多いこと(8.1%と4.8%)です。「散歩が大変」「吠えてうるさい」は、この犬種の欠点には入りません。
ビションフリーゼの散歩時間と運動量はどのくらいですか?
散歩は毎日連れて行くのが理想ですが、長い時間でなくて大丈夫です。その子の体力にもよりますが、朝と夕方に20分くらいが目安です。「小型犬は1回15分を1日2回」ともほぼ同じです。帰ってすぐ寝るなら足りている、まだ走り回るなら次の日に少しのばす、途中で座りこむ・抱っこをせがむ・息が落ち着かないなら多すぎ、と様子で決めてください。知らない人や犬に寄っていく犬種なので、外では必ずリードをつけます。夏は朝早くか夜のすずしい時間に。帰ったら目の下・口のまわり・足先をふきます。
ビションフリーゼは抜け毛が多いですか?シングルコートですか?
基準で下の毛が必ずあると決まっていて、ビションフリーゼは毛が二重のダブルコートです。ただし、ビション・フリーゼの二重の毛は抜け毛が少ないのが特徴で、地中海のおだやかな気候の地域で生まれた犬なので、毛の生え変わりがそれほど激しくありません。抜けないかわりに、くるくる巻きながらどんどん伸びてからまりやすいので、毎日約30分のブラッシングと、月に1回くらいのトリミングが要ります。「抜け毛が少ない」は「手入れが少ない」ではありません。
ビションフリーゼは犬アレルギーでも飼えますか?
「抜け毛が少ないからアレルギーが出にくい」とは言えないことを示す研究が2つあります。2011年のアメリカの研究では、アレルギーが出にくいと紹介される犬種を飼う家とほかの犬種の家で、家のほこりにふくまれる犬のアレルギーの元の量に差はありませんでした。2012年のオランダの研究は、アレルギーが出にくいと言える犬種は無い、とまとめています。犬のアレルギーの元は、よだれやフケにふくまれます。家族に犬アレルギーの方がいる場合は、「ビションフリーゼなら大丈夫」と決めずに、先にお医者さんに相談し、見学のときに実際に子犬を抱いて、その日と次の日の体の様子を確かめてください。
ビションフリーゼの平均寿命と、かかりやすい病気を教えてください。
ペット保険の統計(家庭どうぶつ白書2025)の犬種ごとの平均寿命(2023年度)では、ビション・フリーゼは15.0歳で、犬全体の平均14.1歳より長生きです。同じ白書(0〜12歳の5,214頭)で、ほかの犬種よりなりやすい病気の上位は、黒目がにごる病気(角膜ジストロフィー)、涙やけ(涙の通り道がつまるものもふくむ)、子犬の咳の病気(ケンネルコフ)、まぶたの炎症、ひざの靭帯のけが、膀胱結石で、皮膚炎・指の間の皮膚炎・おしっこの通り道の石・誤飲も犬全体より多く、皮膚の病気で保険を使った割合は34.7%です。反対に、心臓の弁の病気と背骨の病気(椎間板ヘルニア)は、ほかの犬種よりなりにくい病気です。パテラ(ひざのお皿がずれる病気)・白内障・アトピー性皮膚炎は、ビション・フリーゼの上位15にはその名前では入っていません。目と皮膚の病気は、毎日ふく・毛玉と生乾きを作らない・足の裏をぬれたままにしない、という毎日の手入れがそのまま予防になります。
あわせて読みたい記事
まとめ
ビションフリーゼは、背の高さ25〜29センチ、体重約5キロ、毛色は真っ白だけと基準で決まっている、フランスとベルギー生まれの、人のそばで暮らすための犬です。基準の性格の欄には「よく吠えることもなく、知らない人や犬ともすぐ仲良くなれる」と書かれていて、「わがまま」「分離不安」は犬種のせいではなく、人が好きな犬に離れる練習をさせなかったからです。子犬のうちから短い留守番を毎日入れてください。散歩は朝と夕方に20分くらいを目安に毎日、外では必ずリードを。毛は二重のダブルコートですが抜け毛は少なく、そのかわりにくるくる巻きながら伸びてからむので、毎日約30分のブラッシングと月1回のトリミングが要ります。「アレルギーが出にくい」とは言い切れないので、家族にアレルギーの方がいるなら、先にお医者さんに相談し、実際に抱いて確かめてください。ペット保険の統計(家庭どうぶつ白書2025)では、なりやすい病気は目(黒目がにごる病気・涙やけ・まぶたの炎症)と皮膚(皮膚炎・指の間の皮膚炎)に集中し、膀胱結石と誤飲も犬全体より多く、心臓の弁の病気と椎間板ヘルニアは少なめです。目と皮膚の病気は、毎日の手入れがそのまま予防になります。平均寿命は15.0歳です。
フローエンスでは、生まれたときからビションフリーゼの子犬を毎日見ています。同じ親から生まれても、お客さんに真っ先に寄っていく子と、様子を見てから近づく子がいます。見学のときに、親犬の体格と毛の質、その子の体重とはかった日、目の下と足先の様子、抱いたあとのご自身の体の様子を確かめてください。お迎えのあとも、しつけのご相談を365日お受けしています。
「どの犬種が自分に合う?」迷ったらプロにご相談を!
犬種ごとのリアルな性格や特徴を知り尽くしているのがブリーダーです。
あなたの住環境やご家族の構成に最適な子犬をご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
























