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臭くない犬ランキング|体臭が少ない小型犬5選とお手入れ【2026】
公開日:2025年12月2日(火) 更新日:2026年10月19日(月) 犬の育て方
この記事の要点
においが少ないのは、抜け毛が少ない犬や、顔にしわがなく、耳が立っている小型犬です。トイ・プードル、ビション・フリーゼ、マルチーズ、ヨークシャー・テリア、チワワが代表的です。ただし犬種より、耳・口・肛門腺の手入れをしているかのほうが、においには大きく効きます。
犬を飼いたいと思っても、「部屋に臭いがつかないか心配…」と感じる方は多いのではないでしょうか。特に初めて犬を迎える方にとって、体臭による生活空間への影響は不安材料の1つです。しかし、犬の体臭は犬種の特徴や日々のお手入れで大きく差が出ます。
この記事では、臭いが少ないおすすめの犬種と、犬の臭いを抑えるケア方法を説明します。初心者でも無理なく実践できるポイントを整理していますので、犬種選びの不安を減らし、清潔で快適な暮らしを実現するためのヒントが得られるでしょう。
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においが少ない犬種の子犬を見る犬の体臭の原因とは?
犬の体臭は「犬だから仕方ない」というものではなく、いくつかの要因が絡み合って生じます。代表的なのは、皮膚から分泌される皮脂です。犬の体には、においのもとになる汗を出す腺(アポクリン腺)が全身にあり、出てきた皮脂(皮ふの脂)が古くなったり、ばい菌が増えたりすると、独特の臭いになります。
また、口内の食べかす・歯垢・歯石・歯周病、耳の奥に溜まる耳垢、肛門腺の分泌物なども臭いの一因です。しわの多い犬種では皮膚の間に汚れが溜まりやすく、強い臭いにつながることもあります。中には、消化不良や内臓の病気といった、体のトラブルが隠れていることもあるので、普段と違う臭いを感じたときは動物病院に相談しましょう。
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臭くない犬の特徴
犬の体臭は犬種ごとに差があり、風が通りやすい毛のつくりや、顔や耳の形、体の大きさなど、比較的臭いが少ないとされる犬には共通した特徴が見られます。たとえば、以下のような特徴を持つ犬は、体臭が少ない傾向にあります。
- 小型犬
- 皮脂の分泌が少ない
- 毛が一重(シングルコート・下の毛が少ない)
- 短毛で蒸れにくい
- 抜け毛が少ない
- 顔にしわやたるみが少ない
- 垂れ耳ではなく立ち耳
- 涙やけやよだれが少ない
これらの特徴を持つ犬は、雑菌や皮脂が溜まりにくく、清潔に保ちやすいのが特徴です。ただし、体質や生活環境によって違いがあるため、どの犬種も適切なお手入れは必要です。
臭くないおすすめの小型犬5選
小型犬の中には、体質や毛の特徴から、わりと臭いが少ない犬種があります。ここからは、飼いやすさや日常の手入れも踏まえ、犬を飼うのが初めての方におすすめの犬種を紹介します。
トイ・プードル
トイ・プードルは、臭いが少ない犬種として人気の高い小型犬です。シングルコートの巻き毛は抜け毛がほとんどなく、皮脂や汚れが毛に付着しにくいため、体臭が控えめと言われています。顔にしわが少なく、マズルに適度な長さがあるため、よだれや汚れが原因の臭いも少ない点が魅力です。
明るく賢い性格で、家族に対してとても愛情深くフレンドリーに接する愛玩犬です。知能が高いため学習能力も優れており、基本的なしつけやトレーニングを比較的スムーズに進められるでしょう。室内飼育に向いており、清潔を保ちやすいため、初心者にもっともおすすめの犬種です。
ただし毛が伸び続けるので、月1回程度のトリミングが欠かせません。においは少ない一方で、手入れの費用と手間はかかる犬種です。
ビション・フリーゼ
ビション・フリーゼは、体臭が少ない犬種として人気があります。真っ白な巻き毛は抜け毛がほとんどありません。また、毛量が多く密集しているように見えますが、柔らかい質感で空気を含みやすいため、蒸れにくく臭いがこもりにくいのが特徴です。性格や毛のつくりはビションフリーゼの性格と特徴の記事にあります。
明るく社交的で、人懐っこい性格から家族や子どもとも仲良く過ごせます。協調性があり素直な気質を持つため、根気よく繰り返すことでしつけも身につきやすい犬種です。ふわふわの毛と明るい性格が魅力のビション・フリーゼは、家族に笑顔と癒やしを届けてくれる存在となるでしょう。
白い毛なので涙やけが目立ちやすく、目のまわりを拭く習慣は必要です。
マルチーズ
マルチーズは、体臭が少ない小型犬として古くから愛されてきた人気犬種です。一重(シングルコート)の長く美しい白い毛は抜け毛が少なく、通気性がよいため、臭いがこもりにくいのが特徴です。立ち耳で耳周りの通気性が保ちやすい一方、垂れ耳の子は耳に汚れがたまりやすく、耳の中の炎症(外耳炎)につながることもあるので気をつけてください。
基本的な性格は、穏やかで甘えん坊です。素直で学習意欲もあるため、毎日の声かけや褒めながらのトレーニングでしつけを身につけられるでしょう。人懐っこい一面も魅力で、室内飼いに向いている犬種です。
ヨークシャー・テリア
ヨークシャー・テリアは、抜け毛が少なく体臭もほとんど感じにくい小型犬で、臭いに敏感な方にも人気があります。絹のように美しい直毛は人の髪の毛に近く、伸び続ける性質を持ちますが、抜け毛が少ないため清潔を保ちやすい傾向にあります。
甘えん坊な性格なので、十分に触れ合いながらケアを行うことで、心身ともに快適に過ごせるでしょう。賢く学習意欲も高いため、根気よく褒めながら取り組めばしつけも覚えやすい犬種です。小さい体ながら活発で愛らしく、室内飼育に向いた犬種です。
毛が細くもつれやすいので、毎日のブラッシングが要ります。
チワワ
チワワは小型犬の中でも体臭が少ないとされる犬種で、顔にしわやたるみがなく垂れ耳でもないため、汚れが溜まりにくい構造をしています。毛は「ロングコート」と「スムースコート」の2種類があり、特にスムースコートは通気性がよく、体臭がこもりにくい傾向にあります。
警戒心が強い反面、飼い主さまにはとても忠実で愛情深い性格をしています。甘やかしすぎるとわがままになりやすい場合もありますが、基本的には賢く学習能力も持つため、根気よく取り組めばしつけを覚えやすい犬種です。小さな体に大きな魅力を秘めたチワワは、正しく向き合えば頼もしいパートナーになってくれるでしょう。性格については【2026】チワワの性格と特徴|オスとメスの違いと欠点で詳しく解説しています。
5犬種の比較表
| 犬種 | 抜け毛 | 手入れの手間 | 気をつけたいところ |
|---|---|---|---|
| トイ・プードル | とても少ない | 多い(月1回のトリミング) | 毛が伸び続ける |
| ビション・フリーゼ | とても少ない | 多い(月1回のトリミング) | 涙やけが目立つ |
| マルチーズ | 少ない | 中(毎日のブラッシング) | 垂れ耳の子は耳の掃除 |
| ヨークシャー・テリア | 少ない | 中(毎日のブラッシング) | 毛がもつれやすい |
| チワワ(スムース) | ふつう | 少ない | 抜け毛は意外とある |
においの少なさと手入れの手軽さは、必ずしも一致しません。においが少ない犬種ほど、毛が伸び続けてトリミングが要るという関係があります。
反対に、においが強くなりやすいのはどんな犬?
迎える前に知っておきたいのは、においが少ない犬種だけではありません。体の作りのせいで、どうしてもにおいが出やすい犬もいます。その場合、手入れの回数を増やすことが前提になります。
- 顔にしわがある犬……しわの間に食べかすや水分が残りやすい。毎日拭く必要があります
- 垂れ耳の犬……耳の中が蒸れやすく、外耳炎になるとにおいが強くなります
- ダブルコート(上の毛と下の毛の二重の毛)の犬……下の毛に湿気がこもります。抜け毛も多くなります
- よだれの多い犬……口まわりと胸の毛が濡れたままだと雑菌が増えます
- 皮膚が弱い犬……皮膚炎があると、そこからにおいが出ます
これらは「飼ってはいけない」という意味ではありません。手入れの手間を先に知って、続けられるかを考えておくことが大切です。においが気になり始めてから慌てるより、迎える前に決めておくほうが、犬にとっても負担が少なくなります。
犬の臭いを抑えるための方法
「犬の臭いが心配…」という方も、毎日のちょっとした工夫で清潔さを保てます。ここでは、シャンプーやブラッシングなど、初心者でも無理なくできる体臭対策の方法を紹介します。
ブラッシングで毛を整える
短毛・長毛を問わず、ブラッシングで抜け毛や汚れを取り除き清潔を保つことで、皮脂や雑菌の繁殖を抑えられます。また、ブラッシングには血行促進や皮膚のマッサージ効果も期待でき、愛犬とのリラックスできる時間にもつながります。
強い力を加えると皮膚を傷つけてしまうため、あくまで優しく、犬が心地よく感じられるように行うことがポイントです。特に長毛種やダブルコートの犬は毛玉に汚れが溜まりやすいため、ブラッシングは毎日行うようにしましょう。やり方は愛犬のブラッシング正しく出来ていますか?頻度や正しいやり方について解説にまとめています。
定期的にシャンプーする
シャンプーは、月1~2回を目安にペット用シャンプーを使い、皮ふや毛に合った方法で洗いましょう。ただし、洗いすぎは皮脂を過剰に取り除き、かえって臭いの原因になることもあります。
シャンプー後は自然乾燥ではなく、ドライヤーで根元までしっかり乾かして雑菌の繁殖を防ぐことが重要です。敏感肌の犬には低刺激タイプを選ぶなど、体質に合わせて工夫することで、臭いを抑えながら清潔な状態を保てます。
特定部位のケアを徹底する
顔にシワやたるみのある犬種は、食後によだれや食べかすが溜まりやすいため、優しく拭き取ってあげましょう。口臭対策として犬用歯ブラシを使った歯磨きを習慣化すると、健康維持にもつながります。垂れ耳の犬は湿気がこもりやすく、定期的な掃除や耳毛のカットが効果的です。
また、肛門腺に分泌物が溜まると強い肛門臭を発するため、1~2か月に一度は肛門腺しぼり(おしりの横にあるにおい袋の中身を出すこと)が必要です。日頃から部位ごとのケアを意識することで、臭いを防ぐだけでなく、愛犬の健康と快適な暮らしを守りましょう。
部屋のにおい対策も合わせて
犬本体だけでなく、においが残りやすいのは、犬が長く触れているものです。ベッド・毛布・カーペットは定期的に洗い、トイレシートはこまめに替えます。
意外と見落とされるのが、水と食器です。飲み水の器はぬめりが出るので毎日洗い、食器も使うたびに洗います。犬に近づくとにおうのではなく、部屋に入るとにおう場合は、犬ではなく物のほうを疑ってください。
子犬と成犬で、においは違う?
結論から言うと、子犬のうちは体臭がほとんど気になりません。皮脂の分泌が少なく、体そのものが小さいためです。「思っていたよりにおわない」と感じる方が多いのはこのためです。
成長にともなって皮脂の分泌が増え、性成熟を迎える頃から体臭が出てきます。つまり、迎えたときのにおいの少なさを基準にしないほうがよいということです。においが気になり始めるのは、迎えてしばらく経ってからになります。
そのため、迎える前に決めておきたいのは「どれくらい手入れができるか」です。犬種を選ぶときは、においの少なさだけでなく、トリミングやブラッシングをどのくらい続けられるかを一緒に考えてください。
よくある質問
本当ににおわない犬種はいますか?
まったくにおわない犬種はいません。においが少ないのは、抜け毛が少なく皮脂の分泌が控えめで、しわや垂れ耳がない犬種です。ただし手入れをしなければ、どの犬種でもにおいは出ます。
シャンプーの回数を増やせばにおいは減りますか?
逆効果になることがあります。洗いすぎると皮膚を守る脂が落ち、乾燥した皮膚を守ろうとしてかえって皮脂が増えます。月1〜2回が目安で、それ以上気になるときは、耳・口・肛門腺のどれかに原因があることが多いです。
急ににおいが強くなったのですが、病気でしょうか?
においの変化は体調の手がかりになります。口が急ににおう、耳から甘酸っぱいにおいがする、体を掻いている——こうした変化があるときは、動物病院にご相談ください。においだけで判断せず、食欲や元気とあわせて見てください。
ミックス犬はにおいが少ないですか?
どちらの親の毛質を受け継ぐかで変わります。たとえばトイ・プードルとの組み合わせで生まれた子は、巻き毛でシングルコートに近い子が多く、抜け毛が少ない傾向があります。ただし1頭ずつ違うので、実際に見て確かめるのが確実です。
集合住宅でも飼えますか?
ここで紹介した5犬種はいずれも小型で、においも少ないほうです。集合住宅では、においより吠え声のほうが問題になりやすいので、そちらの対策も合わせて考えておくと安心です。
消臭スプレーは犬に使っても大丈夫ですか?
犬用と書かれたものを、犬の体ではなく周囲に使うのが基本です。犬は人よりにおいに敏感なので、香りの強いものは負担になります。においを隠すより、原因を取り除くほうが確実です。
まとめ
犬の体臭は、毛のタイプや体のつくりによって差があり、臭いが少ないとされる犬種も存在します。中でも、トイ・プードルやビション・フリーゼ、マルチーズ、ヨークシャー・テリアは抜け毛が少なく、チワワは顔にしわがなく耳が立っているため、比較的臭いが気になりにくい種類です。
ただし犬種よりも、耳・口・肛門腺の手入れをしているかどうかのほうが、においには大きく効きます。においが少ない犬種ほどトリミングが要る、という関係もあります。犬種を選ぶときは、においの少なさと手入れの手間を一緒に考えてください。抜け毛の少なさで選ぶときは、抜け毛が少ない犬の記事もご覧ください。
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