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犬と車でお出かけ|トイレ・クレートの固定・夏の車内【2026】
公開日:2024年9月5日(木) 更新日:2026年10月6日(火) あそび
この記事の要点
車でのトイレは、出発前に済ませ、2時間ごとに休み、車内でもできる形を用意しておきます。クレートはシートベルトで必ず固定してください。固定していないと急ブレーキで前に飛びます。夏は、窓を3センチ開けても車内は45℃まで上がります。短時間でも残さないでください。
ワンちゃんと一緒に旅行に行きたい方、ドライブで色んな所に遊びに行きたい方などに向けて【ワンちゃんとの車移動】について解説したいと思います。これから沢山の思い出をワンちゃんと共有するために注意点やストレスについて是非、参考にしてください!
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子犬を見る車移動でのストレスの原因
基本的に車での移動はワンちゃんにとってストレスを感じやすい環境です。不安や揺れなどで体調を崩すワンちゃんも多いため、ストレスを感じる原因を把握して対策をしてあげましょう。
長時間
ワンちゃんの状態にもよりますが、1〜2時間ごとに休憩を挟んで外を散歩させたりおトイレをさせたりしましょう。また、車酔いしやすいワンちゃんの場合はもっとこまめに休憩を挟み気分転換させてあげましょう。
狭い空間や温度、揺れなど車に慣れるまではこまめな休憩を意識することをおすすめします。帰宅時などぐっすり眠っている場合は無理に休憩を挟まなくても大丈夫です。
トイレ
水分を多く摂っている場合は、ワンちゃんもトイレが近くなります。そのため、トイレを我慢させてしまうと車内やクレート内で排泄してしまう可能性や膀胱炎のリスクが高くなるので注意が必要です。長時間の移動の際はトイレ休憩は忘れずに挟みましょう。
休憩の際や出発前など、排泄をしてほしい場面で排泄をしてもらえれば、ワンちゃんも我慢をせずに快適に過ごせます。休憩が間に合わず漏らしてしまった、といった事故を防ぐことができるため排泄をコマンド(指示語)でできるようにトレーニングしておくとお互いにストレスが少なくドライブができるのでおすすめです。
車酔い
人間と一緒で車酔いのしやすいワンちゃんとまったく車酔いをしないワンちゃんがいます。
とはいえ、車酔いしないワンちゃんであっても、車内の温度や揺れ、音などで体調を崩してしまうことはあるので、車内環境の改善や休憩は必ず挟みましょう。
また、車酔いのしやすいワンちゃんだからといって、生涯ずっと車酔いをしてしまうわけではなく、体の成長や少しずつ馴らしていくことで車酔いが軽くなっていくこともあります。
過去のトラウマから緊張によって車酔いをしやすくなっている場合もあるので悪いイメージを与えないこともおすすめです。
トラウマ
上記で説明した通り、いきなり長距離をドライブしたり、車=病院といった悪いイメージとなっている場合はストレスを感じやすくなっています。そのため、ドライブの後は楽しいことがある!と経験させることで少しずつトラウマを少なくしていく必要があります。
病院に行く時だけ車移動の場合、悪路を長い時間走行したことで怖かったなど、トラウマになる原因と車を紐付けさせない意識が大切です。
新しく載った子犬
落ち着ける空間を作る
車移動で重要になるのが、落ち着いて移動できる空間の確保です。振動を緩和させるためにクッションを入れる、外の景色が気になって落ち着かない場合なら目隠しを用意するなど、事前にできることは全て準備しておきましょう。
ケージ(ハードタイプ)・クレート
普段の生活でケージやクレートに慣れており、この中は安心できる場所と認識している場合はドライブの際、ケージやクレートを入れてあげることで安心しストレスを緩和してあげることができます。
また、ソフトタイプのものもありますが、ドライブの際はハードタイプのケージを使用することで、万が一の交通事故でもワンちゃんの体を守ってくれるのでおすすめです。
クレートを嫌がるワンちゃんの場合はこちらも合わせて読んでください↓
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ドライブボックス
普段からケージやクレートに慣れていない場合や外の景色を見ることができれば車酔いを起こさない子であればドライブボックスの使用もおすすめです。ワンちゃんをドライブボックスに固定することで休憩所などで飛び出しによる事故を防ぐこともできます。
ケージやクレートを嫌がるからといってワンちゃんを抱っこしながらの運転は事故に繋がりやすく、座席に固定せずに乗せて急ブレーキでワンちゃんが怪我をしてしまうなどのリスクがあるため、車移動の際はケージもしくはドライブボックスの使用を強くおすすめします。
車でのトイレはどうすればいいですか
いちばん多い質問なので、順番に書きます。出発前に済ませる、2時間ごとに休む、車内でもできる形を用意しておく。この3つです。
| いつ | やること |
|---|---|
| 出発の30分前 | 散歩に出て、排泄を済ませる。ここで出ていれば、あとが楽になります |
| 出発の直前 | 水は飲ませてよいですが、たっぷりは避けます。ごはんは2〜3時間前までに |
| 2時間ごと | 休憩を取る。運転する人の休憩と同じ間隔で構いません |
| 休憩のたび | リードを付けてから降ろす。ドアを開けた瞬間の飛び出しがいちばん危ないです |
| 目的地に着いたら | 建物に入る前に済ませる。慣れない場所では出ない子もいます |
車内で済ませられるようにしておく
高速道路では、次の休憩所まで30分以上あくことがあります。クレートの中にトイレシートを敷いておくか、後部座席に広げられるようにしておいてください。
- いつものシートを持っていく……においが付いているものだと出やすくなります
- 使い捨てのペットシーツを多めに……粗相したときの掃除にも使えます
- ビニール袋とウェットシート……車内で処理できる形にしておきます
- 替えのタオルと、洗えるマット……クレートの底に敷いておくと、汚れても交換だけで済みます
指示で排泄できると、とても楽になります
排泄しているときに決まった言葉をかけ、終わったら褒める。これを家で繰り返すと、出かけた先でも「ここでしていいよ」と伝えられるようになります。新しい言葉を教えるのではなく、すでにしている行動に名前を付けるだけなので、覚えるのは早いです。
我慢させないでください
おしっこを我慢させ続けると、膀胱炎につながることがあります。また、車内で漏らしてしまった経験が「車=失敗する場所」になることもあります。粗相しても叱らないでください。黙って片づけて、次は休憩を早めに取ります。
クレートは必ず固定してください
ここは安全の話です。固定していないクレートは、急ブレーキで前に飛びます。中に犬が入っていれば、そのまま座席や前の席の背もたれにぶつかります。
| 置き方 | 固定のしかた |
|---|---|
| 後部座席 | シートベルトをクレートの持ち手や側面に通す。動かないところまで締める |
| 足元(後部座席の前の床) | いちばん動きません。座席とのすき間に入るサイズなら、ここが確実です |
| 荷室 | ラゲッジフックにベルトで留める。荷物と一緒に積んで押さえない |
| 助手席 | おすすめしません。エアバッグが開くと危険です |
クレートを使わない場合も、ドライブボックスやハーネスとシートベルトをつなぐ形にしてください。膝の上や足元に自由にさせるのは、運転の妨げにもなります。
窓から顔や体を出させないでください。飛んできた小石が目に当たる、急な動きで落ちる、といった事故につながります。換気は、窓を少しだけ開けるかエアコンで行ってください。
夏、車に残さないでください(数字で見ると分かります)
「少しの間だから」が、いちばん危ない場面です。JAF(日本自動車連盟)が実際に測った結果があります(外気35℃、4時間、2012年)。
| 条件 | 車内の最高温度 |
|---|---|
| 対策なし(黒い車) | 57℃ |
| 対策なし(白い車) | 52℃ |
| サンシェードあり | 50℃ |
| 窓を3センチ開ける | 45℃ |
| エアコンを動かしたまま | 27℃ |
ダッシュボードは最高79℃まで上がっています。JAFはこの結果について、サンシェードや窓開けをしても温度を抑える効果は低く、人や動物が耐えられない温度になり、車内温度の上昇は防げないとしています。
さらに、エアコンを止めてからわずか15分で、熱中症の指標が危険なレベルに達したとも報告されています。買い物のあいだ、という時間ではありません。
アニコム損害保険の解説でも、犬が熱中症を起こしやすい状況として「エアコンのない部屋や車(留守番時)」が名指しされています。もし、ぐったりしている・激しい呼吸が続く・よだれが多いといった様子があれば、体に冷たい水をかけ、タオルを巻いた保冷剤を首・内股・わきの下に当てながら、そのまま動物病院へ向かってください。
車移動ができれば、楽しみも増える
最初は車での移動トレーニングが必要になりますが、車に慣れてトイレもコマンドで出来るようになれば、行動範囲が広がり楽しさも倍増します。お留守番させたり、預けたりする後ろめたさもなく、みんなで思い出を共有できるようになれば最高です!
無理をさせずに少しずつ距離を伸ばし、トイレコマンドも覚えさせましょう!
よくある質問
車でのトイレはどうすればいいですか?
出発の30分前に散歩へ出て済ませ、そのあとは2時間ごとに休憩を取ってください。運転する人の休憩と同じ間隔で構いません。高速道路では次の休憩所まで30分以上あくことがあるので、クレートの中にいつも使っているトイレシートを敷いておくと安心です。においが付いているものだと出やすくなります。
車の中で粗相してしまいました。叱ったほうがいいですか?
叱らないでください。黙って片づけて、次は休憩を早めに取ってください。叱ると「車は失敗する場所」という記憶になり、車そのものを嫌がるようになります。また、おしっこを我慢させ続けると膀胱炎につながることがあります。我慢させる方向ではなく、出せる機会を増やす方向で考えてください。
クレートはどこに置けばいいですか?
後部座席の足元がいちばん動きません。座席とのすき間に入る大きさなら、ここが確実です。後部座席に置く場合は、シートベルトをクレートの持ち手や側面に通して締めてください。荷室ならラゲッジフックにベルトで留めます。助手席はおすすめしません。エアバッグが開くと危険です。固定していないクレートは、急ブレーキで前に飛びます。
夏、少しの時間なら車で待たせても大丈夫ですか?
やめてください。JAFの実測では、外気35℃で窓を3センチ開けても車内は45℃まで上がりました。サンシェードを使っても50℃です。JAFは、サンシェードや窓開けでは人や動物が耐えられない温度になるのを防げない、としています。さらにエアコンを止めてからわずか15分で、熱中症の指標が危険なレベルに達しています。買い物のあいだ、という時間ではありません。
窓から顔を出させてもいいですか?
やめてください。飛んできた小石が目に当たる、急な動きで落ちるといった事故につながります。気持ちよさそうに見えますが、時速40キロでも風に混じる砂や虫は相当な勢いで当たります。換気は窓を少しだけ開けるか、エアコンで行ってください。外の景色を見せたいなら、クレートの位置を窓側にしてあげるだけで十分です。
長距離の移動は何時間までなら大丈夫ですか?
時間そのものより、休憩をはさめるかどうかで決まります。2時間ごとに降ろして、排泄と水と少し歩く時間を取れるなら、長い移動もできます。ただし初めての長距離は、いきなり本番にしないでください。近所を10分走って帰る、次は30分、というように短い成功を積んでからにすると、車を嫌いにならずに済みます。
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まとめ
車でのトイレは、出発前に済ませ、2時間ごとに休み、車内でもできる形を用意しておく。クレートはシートベルトで必ず固定し、助手席には置かない。夏は窓を3センチ開けても車内が45℃まで上がるので、短時間でも残さない。初めての長距離は、10分・30分と短い移動から積み上げてください。
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