2024年9月6日（金） 犬の育て方
トレーニング・しつけ記事を発信している私たちが実際に生後５７日の子犬から成犬になるまでの期間に密着し、トレーニング記録記事を作成することにしました。その背景には、今までの記事内では”問題行動が起きてから”がメインとなり、問題行動を起こさないようにするための記事は発信出来ていなかったためです。本来であれば、問題行動が起きなければ飼い主様が悩むこともなく、ワンちゃんも人間社会での生活を快適に送ることができ、飼育放棄や犬育ノイローゼなどの問題が解消されると思い発信を続けますので、是非今後のワンちゃんライフを充実させるために参考にして頂ければと思います。
密着犬のプロフィール
名前：岳
犬種：ポメラニアン
性別：男の子
生年月日：2024年2月29日 産まれ
トレーナー環境：
・大型犬２匹
・猫１匹
と暮らしている。
密着スタイル：
【ご家庭に必ず面倒を見れる方がいる場合を想定】
密着のルール
・ドッグトレーナーと生活を共にします
・担当トレーナーの方法でトレーニングを行います
・よりリアルな環境を整えるために、ライフスタイル別に密着を行います
・密着期間は１年間とします
・トレーナーが定めた進捗レベル評価表を基に１ヶ月に一度進捗報告をします
83日目～89日(13週目）
83～84日：
【トレーナーメモ】
・特に何もなく平和に過ごす
・基礎トレーニングは日常に組み込んでいるため継続
85～89日：
【トレーナーメモ】
・コロナを患い岳くんはホテルに預けることに
→生活空間は主にサークルでしたが、日頃の慣れで初めての場所でも荒れることなく大人しく過ごしてくれていました
→ホテル暮しの最中もトイレの失敗はなくトイレシートの上でしてくれていました
第13週間を振り返るトレーナーアドバイス
コロナにかかり体調が優れずホテルでお世話になることになった岳くんですが、迎え入れてからすぐにサークルやクレートのトレーニングをしていたおかげで、初めて過ごす場所でも体調を崩すこともなく穏やかに過ごしてくれていました。また、吠えることもなくトイレの失敗もしなかったのは素直に今までの成果が実った実感をしました。
不測の事態に備えて、サークルやクレートのトレーニングは大切だと改めて実感したと共に、多くの飼い主さまに遅いことはないのでトレーニングをおすすめしたいと思いました。
こちらの記事も参考にして頂ければ嬉しいです↓
犬が安心できる空間を作るクレートトレーニングのやり方について解説
90日目～96日(14週目）
90～92日目：
【トレーナーメモ】
・岳くんは家に帰ってきましたが、私の体調が優れなかったため室内でゆっくり過ごしていました
・基礎トレーニングは日常の合間でできることなので継続
94日目：
【トレーナーメモ】
・特に何もなく平和に過ごす
・基礎トレーニングは日常の中に組み込んでいるため継続
95日目：
【トレーナーメモ】
・夏休みに突入したのでトリミングカット
→暴れることなくトリマーさんの言うこと守り奇麗にカットできまし
96日目：
【トレーナーメモ】
・特に何もなく平和に過ごす
・基礎トレーニングは日常の中に組み込んでいるため継続
第1４週間を振り返るトレーナーアドバイス
14週目が終了する前に「伏せ、待て、座れ」がコマンドのみでできるようになりました。
基礎トレーニングを日常に組み込み継続した結果です。最初はおやつを手に持ち誘導するところから始め、段々とコマンドだけで意味を理解し自ら動いてくれます。「待て」の時間も少しずつですが伸びてきているので今後も継続したいと思います。
いきなり完璧にできる子はほんの一握りの子だけです。ゆっくりと焦らずトレーニングを続けてくれたら嬉しいです。
