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           ペットホテルに預けるなら安心できる場所がいい!選び方のポイントを解説        

2023.08.21

flowens

この記事の監修

フローエンスメディアライター   大久保 祐太のプロフィール写真

フローエンスメディアライター   大久保 祐太

しつけやトレーニングに関する記事を弊社ドッグトレーナーを通し、分かりやすく実践しやすい記事を発信します。また、私自身がしつけに大きく悩んだ経験があるため、飼い主様にできる限り寄り添える記事を目指します!

犬歴:
ゴールデンレトリーバー
ミニチュアダックスフンド
オーストラリアンキャトルドッグ

資格:
ペット・トラベルアドバイザー
ペット災害危機管理士 2級
家庭動物管理士  3級

ペットホテルでくつろぐ犬

愛犬を預けるなら安心できる場所に預けたいと飼い主なら誰もが思うはずです。そこで、まだ預けたことがない方や何となく近いから預けてた方にワンちゃんのために安心できる選び方のポイントを徹底解説します。預ける前にしておくべきこともまとめましたので、これから預けようか悩んでいる方は記事を最後まで読んで頂き是非参考にしてください!

ペットホテルを利用する理由

ペットホテルを利用しようと考えている方には様々な理由があるのではないでしょうか。しかし、【預かってくれる場所】【安心して預けられる場所】は似ているようで異なります。
まずは、飼い主様がペットホテルを理解することが重要です。ご自身で説明できない場所に預けるのは少し不安ですよね。下記でペットホテルとはをまとめました。

ペットホテルとは

その名の通り、ペットのための宿泊施設です。
ホテルには日帰りプランや2日以上の宿泊プランがあり、施設によっては長期の宿泊プランもご利用できるようになっています。
費用については、ホテルやサービスによって異なるため事前に問い合わせる必要があります。
また、施設によってはワンちゃん以外にも、ネコやウサギ、小動物などを預かってくれる場合もあるので、多頭飼いしている方は検討してみてはいかがでしょうか。

ペットホテルを利用するタイミング

ペットホテルを利用するタイミングや理由は十人十色であり「一人でお留守番させるくらいなら預けようかな」くらいの気持ちで利用してもいいと思います。
現実、ペットホテルに預けることに罪悪感や悪いイメージを抱く飼い主様もいらっしゃいますが、悪質な環境に閉じ込めるわけではないため、ご家族との予定のバランスでご利用してみてください。

一般的には下記の理由が挙げられます。

・出張で不在になるため
・宿泊を伴う冠婚葬祭
・入院や怪我でワンちゃんのお世話が難しいとき
・ペット連れが難しい旅行
など

ペットホテルを利用できる場所

実際にペットホテルにあずけようとするとき、どこに預ければいいのか迷ってしまうことでしょう。ペットを預かってくれるほとんどが下記の通りです。

・専門のペットホテル
・トリミングサロンに併設するペットホテル
・動物病院併設のペットホテル
・ペットショップやブリーダーが運営するペットホテル

それぞれの施設でサービスやプラン、値段が異なるため、飼っているワンちゃんに合ったサービスを受けられる施設を探しましょう。

特徴や評判を調べるために口コミを参考にするのもひとつの方法ですが、求めているサービスが異なれば参考になりません。そのため、一度お店に足を運びワンちゃんと施設の相性を確認することが一番のオススメです。

ペットホテル選びのポイントは6つ

ベットで寝る犬

それでは、実際にペットホテルを選ぶ時にどこに注目して探すべきかポイントを6つ紹介します。飼い主様と施設スタッフとの相性であったり、利便性など飼い主様目線ではなく、利用者であるワンちゃん目線でのポイントを優先しましょう。

1、ケージタイプ・個室タイプ

多くのペットホテルはケージタイプが一般的ですが、最近では個室タイプのペットホテルも増えています。多頭飼いの場合やケージが苦手なワンちゃんの場合は個室タイプを利用してみてはいかがでしょうか。

2、食事

家でいつもあげているご飯を持ち込むことができるか確認しておきましょう。
ホテル側で豪華なメニューを用意してくれる場合、たまには贅沢させようかな!という考えはあまり良くありません。
気分転換に良かれと思っても、環境の変化に敏感になっていたり、急にご飯が変わり体調を崩したり、食物アレルギーを引き起こす可能性があるので、いつも通りのご飯が一番安心できるはずです。

3、夜間

24時間施設にスタッフが常駐している場合もありますが、夜間は人が不在となる施設もあります。持病を持っており、夜間の急変が心配されるようであれば、24時間常駐しているペットホテルを探しましょう。

4、散歩

散歩の有無は施設によって異なります。逃走や事故を防ぐために、散歩に行かない代わりに施設内のドッグランで運動や排泄はそこで行う場合もあります。
預けようとしている施設にお散歩サービスがある場合は、事前に逃走や事故防止に対し、どのような対策を行っているのか確認するのがオススメです。

5、病気になった時の対応

ペットホテルという慣れない環境で、体調を崩してしまうワンちゃんも少なくありません。動物病院併設のペットホテルならすぐに獣医師による診察や処置が受けられますが、併設していない施設ではどのような対応をするのかを確認しておきましょう。

6、動物取扱業の登録を確認

少し専門的なお話になりますが、動物愛護管理法では【業として動物の販売、保管、貸出し、訓練、展示を行う場合は、動物取扱業の登録を受けなければならない】と定められており、ペットホテルも【保管を目的に顧客の動物を預かる業者】として【都道府県知事または政令市の長の登録を受け、動物の管理の方法や飼養施設の規模や構造などの基準を守ること】が義務付けられています。

ペットホテルを選ぶ際は必ず、動物取扱業の登録を受けているか確認しましょう。

預ける前にしておくべき5つのこと

チェックリスト

ペットホテルの選び方以外にも、預ける前にしておくべきことがあります。下記の5つを最低限行って頂ければワンちゃんも飼い主様も心配を最小限にすることができるはずです。突発的な事情で預けることになっても対応出来るように日頃のトレーニングやコミュニケーションが必要となりますので、参考にしてください。

1、ワクチン接種とノミ・ダニ予防

ペットホテルは不特定多数の動物が集まる場所です。そのため、感染症の予防としてワクチン接種は受けておきましょう。預ける際にもワクチン接種証明書の提示を必要とする施設も多いため、接種後は必ず証明書を保管しておきましょう。

病気に対するきちんとした抵抗力ができるのは、2回目(あるいは3回目)の接種後1週間以上経ってからと言われているので、預ける予定がある場合には、その1週間以上前に最後のワクチンが終わっているように注意しましょう。

また、ノミ・ダニも野外でなくてもペットホテルで過ごす間に感染してしまうことも考えられますので、必ず行っておきましょう。

2、健康診断

施設によっては、ワンちゃんの健康診断書の提出をお願いしていることもあります。体調を把握しておくためにも預ける前にかかりつけの病院で健康診断を受けておきましょう。
子犬や老犬だけでなく、持病がある子などペットホテルに預けている間に万が一体調を崩した場合、どのような対処をするべきかなども確認し、きちんとスタッフに伝えて理解してもらいましょう。

3、名札つきの首輪または、マイクロチップ挿入

どんなに注意している施設であっても、災害や不可抗力の事故で脱走し、迷子になってしまう可能性があります。万が一の時のために、マイクロチップを挿入しておいたり、名前や連絡先を記した名札や鑑札をつけておきましょう。

4、ケージやサークルに慣らしておく

ケージタイプであっても、個室タイプであっても、基本的には限られた空間で一日の大半を過ごすことになります。日頃からケージやサークルの中で落ち着いて静かに過ごす練習をしておきましょう。

5、ペットホテルのスタッフに慣らしておく

飼い主様と離れる不安を少しでも小さくするためには、利用しようとしている施設の環境やスタッフとの信頼関係が重要となります。そのため、短時間のお預かりサービスがあれば日帰りで利用したり、毎回同じホテルを利用したりするなどの配慮を心掛けることでリスクを軽減できるでしょう。

持参するものは6つ

基本的にペットホテルを利用する際は下記の6つの物を持参しますので、合わせてご紹介します。施設によっては異なる場合もありますが、これらを事前に揃えておけば問題ありません。

1、ワクチン接種証明書

まずは、マストで必要となるのがワクチン接種証明書です。また、接種証明には混合ワクチンの他に、狂犬病、ノミ・ダニ、フィラリアなども含まれます。

2、普段食べているご飯

いつもと違う環境で過ごすため、緊張や不安で食欲がなくなったり体調を崩してしまう子も少なくありません。そのため、いつもと同じご飯を持参しましょう。また、スタッフには普段の状態(早食いや食べ残すなど)を説明しておくといいでしょう。

3、投薬している場合は薬

投薬回数、薬ごとの飲ませ方、緊急薬はどのような時に使用するかなど詳しく書いて渡しておきましょう。一回量を小分けにして日付も記入しておけば間違いが起こりにくいのでオススメです。

ただし、動物病院付属のホテル以外での投薬は法律違反に該当します。利用するホテルが投薬の対応を行っているか、投薬時は獣医師が来てくれるのかなどの確認は忘れずに行いましょう。

4、緊急連絡先

旅行で利用する際は、飼い主様の連絡先だけでなく、宿泊先の番号や旅程表なども渡しておくと不測の事態にも対応できるでしょう。

5、かかりつけの病院の連絡先

もしもの時にカルテの把握ができるため、かかりつけの病院ば必ず伝えましょう。ここで注意が必要なことは、診療時間や休診日も伝えておくことです。また、夜間診療を行っているかも確認しておきましょう。

6、普段使っている食器や毛布

ペットホテルにもよりますが、食器や毛布などの持参ができる場合は一緒に持っていきましょう。いつもの匂いがあるだけで安心できる子もいます。持参する際は紛失を防ぐため、名前は書いておきましょう。

預ける際の注意点

最後に預ける時の注意点をお伝えします。上記でご紹介した内容はワンちゃん目線での配慮についてでしたが、最後は飼い主様への内容です。当たり前の内容かと思いがちですが、重要なことですので、おさらいを兼ねて今一度理解を深めましょう。

時間に余裕を持って預けに行く

ペットホテルを利用する際の多くが出かける前に預けるかと思います。しかし、出発時間が遅れてしまったり、予定通りにペットホテルに到着しないこともあるでしょう。しかし、安全な引き渡しをするため、スタッフとの相互理解を深めるため、十分なコミュニケーションがとれるように、時間に余裕を持って預けにいきましょう。

普段の様子を伝える

ワンちゃんの異変を早期に発見するには、ペットホテルのスタッフが家での様子を知っておくことが大切です。食事やお散歩、トイレの様子など【いつもはこうだ】ということをスタッフに伝えておきましょう。

別れる時に心配そうな表情を見せない

飼い主様が不安そうな顔をしていたらワンちゃんも不安になってしまいます。ワンちゃんは飼い主様の表情や空気感を敏感に察知するため、普段通りの態度で接しましょう。また、スタッフと飼い主様が仲良く話をしていれば、ワンちゃんも【この人は危険じゃないんだ】と安心して過ごすことができるでしょう。

まとめ

飼い主と遊ぶ犬

愛犬を預けるなら飼い主様が信頼できる施設を選ぶことが重要です。信頼できる施設であれば、預けている間も飼い主様も心配せずに用事を済ませることができ、ワンちゃんも【お泊り楽しかった!】とお迎えに行ったときに出迎えてくれることでしょう。本記事を最後まで読んでくれた方はホテル選びから必要な物など一通り理解が深まったと思います。ワンちゃんのいる暮らしでペットホテルの利用はバランスを取るためにも重宝します。是非活用してみてください!

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