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【生後57日から密着】ポメラニアン岳くん|初めてのドッグラン
公開日:2024年9月6日(金) 更新日:2026年10月6日(火) 犬の育て方
この記事の要点
岳くんの69日目から82日目までの記録です。初めてのドッグランで8頭の中に入り、落ち着いて過ごせました。79日目は大勢の人が集まる場所へ同行。連れて行くかどうかを直前まで悩んだ日でもあります。3か月目の評価も載せます。
生後57日で迎えたポメラニアンの岳くんに、ドッグトレーナーが密着した記録の6回目です。この記事は69日目から82日目(11〜12週目)と、3か月目の評価を扱います。
初めてのドッグランに行き、大勢の人が集まる場所へも同行しました。どちらも「行けた」より「どういう条件なら行けたか」のほうが大事な回です。あわせて、記録に残っているけれどおすすめしないことがひとつあります。
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ポメラニアンの子犬を見る岳くんのことと、前回までのあらすじ
| 名前 | 岳(がく) |
|---|---|
| 犬種 | ポメラニアン |
| 性別 | 男の子 |
| 生年月日 | 2024年2月29日 |
| この記事の範囲 | 69日目〜82日目(生後125日〜138日・おおよそ生後4〜4か月半) |
| 暮らす家 | ドッグトレーナーの家。先住の大型犬2頭と猫1頭がいる |
| 目指しているところ | 将来は室内でのフリー(サークルに入れずに過ごす) |
前回は55日目から68日目まででした。練習の時間は作らず、生活の中に混ぜて続けています。62日目は先住犬の付き添いで、自分は何もされずに動物病院へ。68日目に狂犬病ワクチンを受けましたが、嫌がることはありませんでした。
前回はこちらです↓
【生後57日から密着】ポメラニアン岳くん|動物病院に慣らす
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69日目〜75日目|初めてのドッグランと、撮影
| 日 | その日にあったこと | やったこと |
|---|---|---|
| 69日目 | 特に何もなく過ごした | 留守番と寝るとき以外は、フリーで過ごすようになった |
| 70日目 | 初めてのドッグラン。先住の大型犬と小型犬7頭、計8頭の中で過ごした。他の犬に怯えることなく落ち着いていた。遊ぶより、初めての土と草に興味津々だった | 撮影にも同行。合図を出したまま待つ場面が続いたが、最後まで協力してくれた |
| 71〜75日目 | 特に何もなく過ごした | ドッグランにもたまに行き、先輩犬と遊んだ。家以外の場所でもマテの練習をした |
まず69日目です。留守番と寝るとき以外はフリーになりました。迎えた日から2か月半で、最初に掲げた目標のところまで来ています。ただしこれは「サークルを外した」のではなく、失敗が出なくなったので広げ続けた結果です。順番は最後まで同じでした。
撮影で出たのは、マテの成果でした
70日目の撮影は、犬にとってかなり難しい場面です。知らない人、機材、動く物、そして合図を出したまま待つ時間が長い。
ここで効いたのが、41日目から続けていたマテです。アメリカンケネルクラブは、マテを難しくする要素を時間・距離・気を散らすものの3つに分け、足すのはひとつずつ、新しい要素を足すときはほかの要求を下げる、としています。撮影の現場は、気を散らすものが最大の状態です。
そこで待てたのは、家で失敗させずに1秒ずつ延ばしてきたからです。本番でできることは、本番では作れません。
初めてのドッグランは、遊ばせに行く場所ではない
初めてのドッグランで、岳くんがいちばん興味を持ったのは他の犬ではありませんでした。土と草です。
これは良い初回です。初回の目的は遊ぶことではなく、その場所が怖くないと分かることだからです。足の裏の感触、におい、音、他の犬がいる気配。それだけで十分で、むしろ初回から他の犬と本気で遊んでしまうほうが、あとが難しくなります。
8頭の中に入れたのは、条件がそろっていたからです
いきなり8頭の中へ、と読むと真似したくなりますが、成立した条件のほうを見てください。
| 条件 | 岳くんの場合 |
|---|---|
| 知っている犬が一緒にいた | 先住の大型犬が同じ場所にいた。ひとりで知らない集団に入ったわけではない |
| その前に「やめて」を教わっていた | 前回、先輩犬にしつこくして叱られている。犬同士のやりとりを一度経験している |
| 人が見ていた | 遊びが遊びでなくなったら止められる状態だった |
| 短く終えた | 疲れてくると、遊びが遊びでなくなる |
小型犬だからこそ、気をつけるところ
月齢とワクチンには、はっきりした線があります。生後4か月未満で、ワクチンを全部終えていない子犬はドッグランへ行くべきではありません。ワクチンが最新でない犬も家にいるべきです。岳くんの初ドッグランは生後126日、ちょうど4か月を過ぎたころでした。
そして、体の大きさの話です。どんな犬でも、とくに小型犬は、遊びが喧嘩に発展するとけがをする危険があります。小型犬は、実際には害を与えるつもりのない元気な大型犬によって、簡単にけがをすることもあります。悪気があるかどうかは関係ありません。
けがのあとに残るものにも注意が必要です。他の犬とやりとりしている最中にけがをしたり襲われたりすると、将来の不安や他の犬への恐怖につながることがあります。1回で、それまでの積み重ねが崩れます。
| 小型犬を連れて行くときに見るところ | なぜ |
|---|---|
| 大型犬と小型犬のエリアが分かれているか | 大型犬を小型犬エリアに入れない、その逆もしないのが基本 |
| 入口が二重扉になっているか | 扉が開いた瞬間の脱走を防げる。緩衝の区画にもなる |
| 柵の高さと、下の隙間 | 小さい犬ほど、下から出られる |
| 混んでいないか | 初めての日は、空いている時間を選ぶ |
| 落ちているもの | ごみや異物。口に入れたら動物病院へ相談する |
そして、いちばん確実なのは犬を連れずに一度下見に行くことです。動物病院グループVCAの解説でも、同じことを勧めています。柵のまわりを歩いて、ほかの入口や隙間が無いかを見ます。
繋いで離れることは、おすすめしません
71日目からのメモに、こうあります。ドッグポールに繋いだ状態で、飼い主が見えなくてもひとりで待てるようになった。
待てるようになったこと自体は、大きな進歩です。ただ、この形は記録として残しますが、真似しないでください。理由は4つあります。
| 理由 | 中身 |
|---|---|
| 逃げられない | 繋がれていると、苦手な犬や人が近づいてきても離れられません。追い詰められて逃げ場が無いと、唸りなどの警告が出やすくなります。唸りで済まないこともあります |
| 首に負担がかかる | 首輪7種類とスリップリードを、圧力センサーを入れた首の模型で試した研究は「試したどの首輪も、リードを引いたときにけがの危険を減らせるほど低い圧にはならなかった」と結論づけています。驚いて走り出せば、その力がそのまま首にかかります |
| 人が見ていない | 数分でも、いたずら・ほどけ・連れ去りは起こります |
| 「置いていかれた」を覚える | 見えなくなった瞬間に鳴き続ける子もいます。待てたように見えて、あきらめただけのこともあります |
代わりに練習するのは見えるところでのマテです。距離を足すときも、必ず犬のところへ戻ってから解除します。これはマテの手順そのもので、遠くから解除すると「この距離まで離れたら行っていい」を覚えてしまいます。
どうしても犬から離れなければならない場面は、連れて行かないか、人がひとり一緒に残るかのどちらかです。「繋いでおけば待てる」を目標にしないでください。
76日目〜82日目|連れて行くか、直前まで悩んだ日
| 日 | その日にあったこと | やったこと |
|---|---|---|
| 76〜78日目 | 特に何もなく過ごした | — |
| 79日目 | 茨城県守谷市での仕事に同行。大勢の人が集まる会場で、途中で外に出られない場所だった。会場では落ち着いていられた。参加された方々にたくさん触ってもらい、抱っこもしてもらった | 帰りの車ではぐっすり眠っていた。環境の変化と長距離の移動で疲れたため |
| 80〜82日目 | 特に何もなく過ごした | — |
この日は、連れて行くかどうかを直前まで悩んでいます。理由は2つでした。大勢の人がいること。そして会場から出られないことです。岳くんの性格なら大丈夫だと判断して、連れて行きました。
この悩み方が、そのまま判断の基準になります。連れて行けるかどうかは、行事の大きさではなく、その子が途中で降りられるかで決まります。
| 見るところ | 連れて行ける | やめておく |
|---|---|---|
| 逃げ場 | 途中で外へ出られる。静かな場所へ移れる | 出られない。移れない |
| 今までの実績 | 人の多い場所で落ち着いていられたことがある | まだ試していない。固まった経験がある |
| 時間 | 短く区切れる | 最初から最後までいなければならない |
| 人との距離 | 触られるのをこちらで止められる | 次々に触られて止められない |
| 体調 | いつもどおり | 便がゆるい。食欲が落ちている |
まだ慣れていないのに無理に連れ回すと、社会化ではなくトラウマの原因になります。米国獣医行動学会も、いきなり浴びせる方法は避けるべき方法に挙げ、「学ぶ側は常に安全だと感じられ、練習から降りられるようにしておく」としています。降りられない場所へ連れて行くこと自体が、難易度を一段上げているという意味です。
ストレスで下痢をしたり、体調を崩したりする子もいます。その日の途中で見るサインは、おやつをすぐ食べなくなる/合図で落ち着けなくなる/暑くないのにはあはあする/逃げ場を探す/震える。出たら、その日はそこで切り上げてください。
たくさんの方に触ってもらうときも、手順は同じです。どこまで近づくかは犬が決める。しゃがんで、正面ではなく横から。短く終える。順番に抱っこして回す形は、犬から逃げ場を奪うので避けてください。
帰りの車でぐっすり眠るのは、それ自体は心配ありません。見るのは翌日以降です。食欲や便の様子がいつもと違うなら、その日の量が多すぎたということなので、次は短くしてください。
3か月目の評価|1か月で動いたのは1項目だけ
| 項目 | 1か月目 | 2か月目 | 3か月目 | この1か月の動き |
|---|---|---|---|---|
| 生活(いたずら) | 2 / 5 | 3 / 5 | 3 / 5 | — |
| トイレ | 2 / 5 | 2 / 5 | 2 / 5 | — |
| お散歩 | 0 / 5 | 0 / 5 | 1 / 5 | +1 |
| 吠え(要求) | 3 / 5 | 3 / 5 | 3 / 5 | — |
| 吠え(警戒) | 3 / 5 | 3 / 5 | 3 / 5 | — |
| 噛み | 3 / 5 | 4 / 5 | 4 / 5 | — |
| 基本トレーニング | 0 / 5 | 3 / 5 | 3 / 5 | — |
この1か月で動いたのは、お散歩の1項目だけです。
前の回で「次の1か月の宿題はお散歩」と書きました。そこは0から1へ動いています。宿題にしたところだけが動いた、という結果です。そして宿題にしなかったところは、動いていません。
| 止まっている項目 | 理由 | 次にやること |
|---|---|---|
| トイレ 2のまま(3か月連続) | 3は「タイミングを見て合図を出せば、トイレに行ってする」。つまり合図をまだ教えていない | 行きそうなタイミングで同じ言葉をかけ、済んだらほめる。それだけです |
| 基本トレーニング 3で停止 | 残っているのは伏せ。手の誘導から合図だけへ移れていない | おやつを持たない空の手で同じ動きをする段階を挟む |
| 吠え(要求・警戒)3のまま | 4は「刺激の少ない環境なら1日を通して吠えずに過ごせる」 | 吠えた場面を書き出して、何に反応しているかを絞る |
これが、数字にしておくことの効き目です。やったところは動き、やらなかったところは動かない。当たり前のことですが、記録が無いと「なんとなく成長した」で流れていきます。この1か月は外での経験が多かったぶん、家の中の課題に手をつけていなかった、と読めます。
各段階の基準は前々回の記事に表で載せています↓
【生後57日から密着】ポメラニアン岳くん|3〜4週目と評価表
フローエンスはブリーダー直販で、お迎えのあとも、しつけのご相談を365日お受けしています。「連れて行っていいのか」で迷う場面は、この時期にいちばん増えます。行き先とその子の今までを教えていただければ、やめておくか、条件を足せば行けるかをお伝えできます。専門トレーナーのトレーナーダイヤルへどうぞ。
続きはこちらです↓
【生後57日から密着】ポメラニアン岳くん|14週間のまとめ
よくある質問
初めてのドッグランでは、何をすればいいですか?
遊ばせようとしなくて大丈夫です。初回の目的は、その場所が怖くないと分かることだからです。足の裏の感触、におい、音、他の犬がいる気配。それだけで十分です。岳くんも初めてのドッグランでいちばん興味を持ったのは、他の犬ではなく土と草でした。これは良い初回です。むしろ初回から他の犬と本気で遊んでしまうと、あとが難しくなります。そして、いちばん確実なのは犬を連れずに一度下見に行くことです。柵のまわりを歩いて、ほかの入口や隙間が無いかを見てください。初めての日は、空いている時間を選びます。
子犬はいつからドッグランに行けますか?
生後4か月未満で、ワクチンを全部終えていない子犬はドッグランへ行くべきではありません。ワクチンが最新でない犬も家にいるべきです。岳くんの初ドッグランは生後126日、ちょうど4か月を過ぎたころでした。あわせて、ドッグランで過ごす犬にはボルデテラ・レプトスピラ・犬インフルエンザのワクチンと、ノミ・マダニ・フィラリアの予防が勧められています。ヒート中の女の子は連れて行かないこと、体調が悪い日は家にいることも大切です。何を打っているか、次はいつかは、かかりつけの獣医師にご確認ください。
小型犬をドッグランに連れて行くとき、気をつけることは?
体の大きさの差が、いちばんの注意点です。どんな犬でも、とくに小型犬は、遊びが喧嘩に発展するとけがをする危険があります。小型犬は、実際には害を与えるつもりのない元気な大型犬によって、簡単にけがをすることもあります。悪気があるかどうかは関係ありません。他の犬とやりとりしている最中にけがをしたり襲われたりすると、将来の不安や他の犬への恐怖につながることもあります。1回で、それまでの積み重ねが崩れます。だから、大型犬と小型犬のエリアが分かれているか、入口が二重扉か、柵の下に隙間が無いか、混んでいないか、落ちているものが無いか。この5つを先に見てください。大型犬を小型犬エリアに入れない、その逆もしないのが基本です。
8頭の中に入れたと書いてありますが、真似していいですか?
そのままは真似しないでください。成立した条件のほうを見ていただきたいです。ひとつ、知っている犬が一緒にいたこと。岳くんは先住の大型犬と同じ場所にいて、ひとりで知らない集団に入ったわけではありません。ふたつ、その前に「やめて」を教わっていたこと。前回、友人宅で先輩犬にしつこくして叱られ、犬同士のやりとりを一度経験しています。みっつ、人が見ていたこと。遊びが遊びでなくなったら止められる状態でした。よっつ、短く終えたこと。疲れてくると、遊びが遊びでなくなります。この4つのうち欠けているものがあるなら、そこから埋めてください。
ドッグランのポールに繋いで、少し離れても大丈夫ですか?
おすすめしません。理由は4つあります。ひとつ、逃げられないこと。繋がれていると、苦手な犬や人が近づいてきても離れられません。追い詰められて逃げ場が無いと、唸りなどの警告が出やすくなります。唸りで済まないこともあります。ふたつ、首への負担。首輪7種類とスリップリードを圧力センサー入りの首の模型で試した研究は「試したどの首輪も、リードを引いたときにけがの危険を減らせるほど低い圧にはならなかった」と結論づけています。驚いて走り出せば、その力がそのまま首にかかります。みっつ、人が見ていないこと。数分でも、いたずら・ほどけ・連れ去りは起こります。よっつ、待てたように見えて、あきらめただけのこともあること。代わりに、見えるところでのマテを練習してください。
人が多い場所へ子犬を連れて行くか、どう決めればいいですか?
行事の大きさではなく、その子が途中で降りられるかで決めてください。見るところは5つです。逃げ場(途中で外へ出られるか、静かな場所へ移れるか)、今までの実績(人の多い場所で落ち着いていられたことがあるか)、時間(短く区切れるか)、人との距離(触られるのをこちらで止められるか)、体調(便がゆるくないか、食欲は落ちていないか)。岳くんの79日目も、大勢の人がいることと会場から出られないことを理由に、直前まで悩んで連れて行っています。いきなり刺激を浴びせる方法は避けるべきで、学ぶ側が常に安全だと感じられ、練習から降りられるようにしておくことが大切です。降りられない場所へ連れて行くこと自体が、難易度を一段上げているということです。
出先で、切り上げどきのサインはありますか?
いちばん分かりやすいのは、おやつをすぐ食べなくなることです。ほかに、合図を出しても落ち着けなくなる、暑くないのにはあはあする、逃げ場を探す、震える、吠える。出たら、その日はそこで切り上げてください。まだ慣れていないのに無理に連れ回すと、社会化ではなくトラウマの原因になります。ストレスで下痢をしたり、体調を崩したりする子もいます。なお、帰りの車でぐっすり眠るのは、それ自体は心配ありません。見るのは翌日以降で、食欲や便の様子がいつもと違うなら、その日の量が多すぎたということです。次は短くしてください。
しつけの進み方が止まっている気がします。どう見ればいいですか?
項目に分けて数字にすると見えます。岳くんの3か月目は、7項目のうち動いたのがお散歩の1項目だけ(0から1へ)でした。前の回で「次の1か月の宿題はお散歩」と書いた、まさにそこだけが動いています。逆に、宿題にしなかったところは動いていません。トイレは3か月続けて2のままですが、これは3の条件が「タイミングを見て合図を出せば、トイレに行ってする」で、合図をまだ教えていないからです。基本トレーニングが3で止まっているのは、伏せが手の誘導から合図だけへ移れていないから。つまり「止まっている」のではなく「手をつけていない」だけのことが多いです。やったところは動き、やらなかったところは動きません。記録が無いと、ここが「なんとなく成長した」で流れていきます。
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まとめ
岳くんの69日目から82日目までの記録です。69日目に、留守番と寝るとき以外はフリーになりました。サークルを外したのではなく、失敗が出なくなったので広げ続けた結果です。70日目は初めてのドッグラン。8頭の中に入って落ち着いていられましたが、いちばん興味を持ったのは他の犬ではなく土と草でした。これが良い初回です。初回の目的は遊ぶことではなく、その場所が怖くないと分かることだからです。8頭の中に入れたのは条件がそろっていたからで、知っている犬が一緒にいた、その前に「やめて」を教わっていた、人が見ていた、短く終えた、の4つです。小型犬は、悪気のない元気な大型犬によってさえ簡単にけがをします。大小のエリアが分かれているか、二重扉か、柵の下に隙間が無いか、混んでいないか。先に下見をしてください。同じ週に、ドッグポールに繋いだ状態で飼い主が見えなくても待てるようになった、という記録があります。進歩ではありますが、この形はおすすめしません。繋がれていると苦手な犬や人が来ても逃げられず、驚いて走れば首に強い力がかかり、人が見ていない数分でもトラブルは起きます。練習するのは見えるところでのマテです。79日目は、大勢の人が集まる会場へ同行しました。連れて行くかどうかを直前まで悩んだ日です。判断は、行事の大きさではなく、その子が途中で降りられるかで決まります。逃げ場・今までの実績・時間・人との距離・体調の5つを見てください。3か月目の評価で動いたのは、お散歩の1項目だけでした。前の回で宿題にしたところだけが動き、宿題にしなかったところは動いていません。トイレは3か月続けて2のままで、理由は合図をまだ教えていないからです。やったところは動き、やらなかったところは動かない。記録が無いと、ここが見えなくなります。

































