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チワワの種類|毛の長さ・毛色・体型とドワーフの意味【2026】
公開日:2025年12月2日(火) 更新日:2026年10月6日(火) 犬種図鑑
この記事の要点
チワワの「種類」は、犬種の基準(大きさや見た目の決まり)で決まっているものと、呼び名にすぎないものが混ざっています。毛の長さ(ロング/スムース)と毛色は基準で決まっていますが、体型(ドワーフ・ハイオンなど)は基準の分け方ではありません。チワワは背の高さを見ず、体重だけで見る犬種です(1kg〜3kg・理想1.5〜2.5kg)。そして毛色でひとつだけ、迎える前に知っておいていただきたいものがあります。
小さな体と大きな瞳で人気のチワワですが、実は「毛の長さ」「毛色」「頭の形」によってさまざまな種類に分けられます。ロングコートとスムースコートでは見た目やお手入れの手間に違いがあり、豊富な毛色は個性を際立たせます。また、頭の形にもアップルヘッドとディアーヘッドという2つのタイプが存在し、それぞれ印象が異なります。
この記事では、チワワの毛の長さや毛色、頭の形の種類について、ブリーダーとしてお話しします。これからチワワを迎えたい方は、ぜひ参考にしてください。
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チワワの子犬を見るチワワの「種類」は、どこまでが決まっているのか
チワワの種類を調べると、毛の長さ、毛色、頭の形、体型……といろいろな分け方が出てきます。そのうち、犬種の基準で決まっているものと、そう呼ばれているだけのものが混ざっています。まずそこを分けておくと、この先が読みやすくなります。
| 分け方 | 基準では |
|---|---|
| 毛の長さ(ロング/スムース) | 基準で分かれています |
| 毛色 | マール以外のすべてが認められています |
| 頭の形(アップルヘッド) | アップル・ヘッドが「非常に重要」と定められています |
| 頭の形(ディアーヘッド) | 基準にはありません(呼び名) |
| 体型(ドワーフ/ハイオンなど) | 基準に体型の分け方はありません(呼び名) |
ここで言う基準とは、日本で血統書を出している団体が公開している、チワワの犬種の基準のことです。生まれた国はメキシコで、もともとの役目は人のそばで暮らす犬。性格は「機敏で注意深く、活発であり、大変勇敢である」と書かれています。
サイズについて、はっきり決まっていること
- 背の高さ(地面から肩まで)は見ません。チワワは体重だけで見ます
- 体重は1kg〜3kg
- 理想は1.5kg〜2.5kg
- 1kg未満、3kg超は失格とされています
出典:一般社団法人ジャパンケネルクラブ 犬種紹介「チワワ」(FCIスタンダード No.218)
ここで言う「失格」はドッグショーの話で、家庭で暮らすうえでの良し悪しではありません。3kgを少し超える子も、元気に長く暮らしています。
ただ1kgに満たない極端に小さな子は、体を作るところで無理が出ます。低血糖を起こしやすく、骨も折れやすくなります。「小さいほど良い」ではありません。
当犬舎のお母さん犬が大きめな理由|お母さんと子犬の体のため
当犬舎では、お母さん犬に、基準より少し体の大きい子を選んでいます。お母さんと子犬の、両方の体を守るためです。上に書いたとおり、「3kg超は失格」はドッグショーの話です。
お母さん犬の体が小さいと、お産がむずかしくなりやすく、帝王切開が必要になったり、お母さん自身の体に大きな負担がかかったりします。また、親の体が小さいほど子犬も小さく生まれやすく、とても小さく、体の弱い子も生まれやすくなります。そこで当犬舎では、お母さん犬は大きめの子を選び、お父さん犬との組み合わせも、体の大きさの差を考えて決めています。
当犬舎の記録にも、はっきり差が出ています。チワワのお母さんが2〜3キロだと、3キロ以上のお母さんに比べて、生まれるときや生まれたあとに亡くなってしまう子犬の割合が約1.6倍でした。お母さんの年齢やお産の回数なども関わるので、体重だけで決まるわけではありませんが、お母さんが小さすぎないことは、子犬が元気に育つための大切な条件です。

これは、人でも同じです。日本の約76万人の妊娠をまとめた国立成育医療研究センターの研究では、妊娠前にやせていたお母さんは、そうでないお母さんに比べて、赤ちゃんが小さく生まれる(2,500g未満)割合が約1.6倍、予定より早く生まれる割合が約1.2倍でした。そして、小さく生まれた赤ちゃんは、言葉の発達がゆっくりだったり、落ち着きにくかったりと、育っていくうえでのリスクが高いことが知られています(こども家庭科学研究 研究班の手引き)。お母さんの体が小さいこと、やせていることが、お母さんにも赤ちゃんにも負担になるのは、犬も人も変わりません。
そのぶん、当犬舎で生まれる子犬は、少し大きめに育つことがあります。正直にお伝えすると、「大人になっても確実にとても小さい子」「ティーカップのような極小の子」を一番の条件にしている方には、当犬舎は合わないかもしれません。当犬舎は、小ささよりも、お母さん犬と子犬が元気でいられることを大切にしています。
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チワワの特徴と飼いやすさ
チワワは世界最小の犬種として知られています。基準では体重1kg〜3kg(理想は1.5kg〜2.5kg)とされ、背の高さは見ません。名前の由来はメキシコのチワワ州で発見されたことにちなんでいます。性格は飼い主に対して非常に忠実で甘えん坊な一面を持ちつつ、警戒心が強く初対面の人や他の動物に吠えやすい傾向もあります。しかし、知的で学習能力が高いため、根気強く一貫したしつけを行えば落ち着いた家庭犬に育てやすい点が魅力です。
また、必要な運動量が少なく室内飼育に適しているため、一人暮らしや共働きの家庭でも飼いやすいとされています。小型犬でありながらも活発で遊び好きなので、家族と一緒に過ごす時間を好み、良いパートナーになってくれます。しつけを怠ると吠え癖や依存が強まる場合があるため、迎える前にしっかり準備を整えることが大切です。見た目の愛らしさに加え、忠実で賢い性格も人気の理由であり、現代のライフスタイルに合った犬種と言えるでしょう。
チワワの毛の長さの種類
チワワには「ロングコート」と「スムースコート」の2種類があり、それぞれ見た目や手入れのしやすさに違いがあります。以下では、それぞれの特徴について解説します。
ロングコート
ロングコートチワワは、もともといたスムースコートの子を掛け合わせていく中で生まれた、毛の長いタイプです。「ロンチー」とも呼ばれる人気のタイプです。飾り毛が耳や胸元、尻尾に美しく広がり、華やかな印象を与えます。毛が長い分おしゃれなカットやアレンジが楽しめ、寒さにも比較的強いと言われます。
ロングコートも毛が二重(ダブルコート)なので、毛が生え替わる時期(換毛期)には抜けます。ただし抜けた毛はふわっと落ちるので、掃除機で取りやすいです。毛玉になりやすいため、週2〜3回のブラッシングが欠かせません。毛のやわらかさを保つため、シャンプーやトリミングを決まった間隔で行い、清潔な毛並みを保ちましょう。
スムースコート
スムースコートチワワは、短毛でスタイリッシュな見た目から「スムチー」とも呼ばれる人気のタイプです。毛が短いので毛玉ができにくく、シャンプーのあともすぐ乾くなど、お手入れが簡単です。
ただし、短くて硬い毛は、服やソファの繊維に刺さって取れにくいので、柔らかい獣毛ブラシでのこまめなブラッシングが欠かせません。「短毛だから楽」と思って迎えると、ここで驚かれます。毛が短いので、皮膚の様子や体つきの変化に気づきやすく、病気や太りすぎを早く見つけやすいのも良いところです。
チワワの毛色の種類
チワワは豊富な毛色を持つ犬種として知られており、そのバリエーションは見た目の印象を大きく変えます。ブラックタンやチョコレートタンのような濃い毛色から、ホワイトやクリームといった明るい色合いまで多彩で、個性豊かな魅力を演出します。ここでは代表的な毛色の特徴を紹介します。
ブラックタン
ブラックタンは、黒い毛をベースに、眉やほお、胸元や足先などに明るい茶色の模様(タン)が入る毛色です。落ち着いた黒にアクセントが映え、愛らしく個性的な表情を見せてくれます。タンの濃さによって「リッチタン」や「ライトタン」と呼ばれることもあり、模様の入り方が一頭ごとに異なるため、同じブラックタンでも世界に1つの魅力を楽しめる人気の毛色です。
チョコレートタン
チョコレートタンは、温かみのあるチョコレートブラウンをベースに、顔まわりや胸元などに明るい茶色のタンが入る毛色です。ブラックタンに似ていますが、より柔らかく優しい印象を与えるのが特徴です。成長に伴い毛色が少しずつ淡くなることもあり、色素が薄いため目が青みがかって見える場合もあります。穏やかな雰囲気で人気の高い毛色です。
ブルータン
ブルータンは、青みがかったグレーをベースにタンの斑点が加わった希少な毛色です。光の加減でシルバーや淡いブラックにも見える複雑な美しさを持ち、非常に珍しいため人気があります。ただし、色素が薄い犬に見られるように皮膚がやや弱い傾向があるため、迎える際は健康状態を確認することが大切です。特別感のある毛色として注目されています。
イザベラタン
イザベラタンはチワワの毛色の中でもレアカラーで、淡い茶色がかった灰色を基調としています。チョコレートよりさらに薄く、ブラウン系とアイボリー系の2タイプがあります。全身が柔らかな色合いに包まれ、小さな体によく映える上品な雰囲気を演出します。ごく稀に違う毛色の両親からも生まれる特別感のある毛色です。
レッド
レッドは赤みがかった濃い茶色で、ロングコートに多く見られる毛色です。オレンジ寄りからクリームに近い色まで一頭一頭の差が大きく、成長とともに色が薄くなることもあります。白毛が混ざるとレッド&ホワイトと呼ばれ、自然なグラデーションが美しいのも魅力です。鮮やかで温かみのある印象を与える人気カラーの1つです。
ホワイト
ホワイトは、チワワに多い混色ではなく全身が白一色に近い珍しい毛色です。真っ白な毛は上品で清潔感があり、特別な存在感があります。ただし、涙やけやよだれの跡などが目立ちやすいため、日々のお手入れが欠かせません。部分的にクリームや薄茶が入ることもありますが、希少性の高い美しい毛色です。
クリーム
クリームはフォーンとホワイトの中間のような、淡く優しい色合いが特徴の毛色です。顔周りに模様が少ないため、チワワ特有の大きな瞳がより際立ち、愛らしさを強調します。完全な単色は珍しく、耳や手足が部分的に濃くなったりホワイトが混ざったりすることが多いです。全体的に色素が薄いため、アイラインや鼻の色が真っ黒にならない子も見られます。穏やかで上品な印象を与える人気の毛色です。
フォーン
フォーンはレッドよりも薄く、ゴールドに近い茶系の毛色です。子犬のころは顔に黒っぽい毛が多く混ざっていますが、成長するにつれて徐々に薄茶色へと変化します。フォーンは成長過程で色味が変わるため、その変化を楽しめるのも魅力です。白っぽいクリームに黒い鼻を持つ子は「フォーン」、鼻がレバー色なら「チョコフォーン」と呼ばれることがあります。
毛色で1つだけ、知っておいていただきたいこと
ここまで毛色をご紹介してきましたが、1つだけ、迎える前に必ず知っておいていただきたい毛色があります。マール(大理石のようなまだら模様)です。
チワワの基準では、マールは認められていません。
基準には「マール以外の全ての色調及び組み合わせが認められる」と書かれています。どんな色や組み合わせでもよい中で、マールだけが外されています。
出典:上と同じチワワの犬種の基準
理由は見た目の好みではなく、健康に関わるからです。マールの遺伝子を持つ犬153頭の聴力を調べた研究があります。
| 片耳が聞こえない | 両耳とも聞こえない | |
|---|---|---|
| マールを1つ持つ子 | 2.7% | 0.9% |
| マール同士から生まれた子 | 10% | 15% |
出典:ストレインらの研究「マール対立遺伝子をヘテロ/ホモで持つ犬における難聴の割合」『米国獣医内科学会誌』2009年、第23巻2号。
マール同士を掛け合わせた子では、両耳とも聞こえない割合が15%——7頭に1頭ほどになります。目に障害が出ることもあります。
「珍しい毛色」として紹介されていることがありますが、珍しいのには理由があります。もしマールのチワワを検討されているなら、両親のどちらもマールでないかを、必ず確認してください。
当犬舎では、基準に沿った毛色の子をお迎えいただけるようにしています。毛色でご不安なことがあれば、遠慮なくお聞きください。
「ドワーフ」「ハイオン」って何ですか
チワワを調べているとドワーフタイプ、ハイオンタイプ、スクエアタイプという言葉が出てきます。まず結論から。
これらは基準にある分け方ではありません。体つきを言い表すための呼び名です。
先ほど書いたとおり、チワワの基準では背の高さは見ません。ですから「脚が短いタイプ」「脚が長いタイプ」という決まった分け方そのものがありません。
とはいえ、実際に見た印象は違いますので、呼び名としてどう使われているかは書いておきます。
| 呼び名 | 言い表している体つき |
|---|---|
| ドワーフタイプ | 胴が長めで、脚が短め。丸い印象 |
| ハイオンタイプ | 脚が長め。すらりとして見える |
| スクエアタイプ | 体の長さと脚の高さがほぼ同じ。正方形に近い |
どれが良い・悪いということはありません。同じ両親から生まれた兄弟でも、体つきは1頭ずつ違います。
ひとつだけ、暮らしのうえで知っておいていただきたいことがあります。胴が長めの子は、腰に負担がかかりやすいです。ソファの上り下りを繰り返す、フローリングで滑る——こうしたことが積み重なると、腰を痛めることがあります。
体つきに関わらず、床に滑り止めを敷く、高いところから飛び降りさせない——この2つは、チワワと暮らすうえで共通してお願いしていることです。
チワワの頭の形の種類
チワワの頭の形には大きく分けて「アップルヘッド」と「ディアーヘッド」の2種類があります。それぞれに異なる特徴があり、見た目や印象にも違いが出ます。以下では、2種類の特徴を紹介します。
アップルヘッド
アップルヘッドは、額が丸く盛り上がり、りんごのような形をしたチワワの頭部のことを指します。日本をはじめ世界でいちばん多いタイプで、基準でもこの形が認められています。
鼻先(マズル)は短めで顔全体が丸く、チワワ特有の愛らしい表情を生み出します。小柄で童顔に見えるため「チワワらしさ」を感じやすい点が特徴で、ペットショップやブリーダーで出会えるチワワの多くがこのアップルヘッドタイプです。
ディアーヘッド
ディアーヘッドは、その名の通り「鹿の頭」のように額の丸みが少なく、鼻先が長めで顔立ちがすっきりしているチワワを指します。身体もアップルヘッドよりやや大きめで、手足がすらっとしている子も多く、小鹿のような印象を与えます。
基準には含まれていないためドッグショーには出られませんが、健康に問題があるわけではなく、家庭で暮らす犬としては十分に魅力的です。アメリカやメキシコでは比較的多く見られ、日本では珍しいタイプと言えるでしょう。
ロングとスムース、結局どちらが飼いやすいのか
いちばんよく聞かれるところなので、正直に並べます。
| ロングコート | スムースコート | |
|---|---|---|
| 抜け毛の量 | どちらも抜けます(ともにダブルコート) | 同上 |
| 毛の始末 | ふわっと舞う。掃除機で取れる | 短い毛が服やソファに刺さり、取れにくい |
| ブラッシング | 週2〜3回(毛玉ができます) | 週1回ほど |
| お風呂のあと | 乾かすのに時間がかかります | すぐ乾きます |
| 寒さ | 比較的強い | 弱い。冬は服が要ります |
| 体の変化 | 毛で分かりにくい | 太った・痩せたがすぐ分かります |
「ロングのほうが抜けない」と書かれていることがありますが、正確ではありません。どちらも毛が二重(ダブルコート)で、毛が生え替わる時期には抜けます。
違うのは抜けたあとの始末のしやすさです。ロングの毛はふわっと落ちて掃除機で取れますが、スムースの短くて硬い毛は、服やソファの繊維に刺さって取れにくいのです。「短毛だから楽」と思って迎えると、ここで驚かれます。
どちらを選ぶかは好みで決めていただいて大丈夫です。お手入れの手間で言えば、ロングは時間がかかるぶん、毛の始末は楽。スムースはその逆——だいたい釣り合っています。
チワワの性格は種類で変わる?
チワワは毛の長さや毛色によって性格が違うと言われることもありますが、毛の長さや毛色で、性格が大きく変わることはありません。ロングコートもスムースコートも、親から受けつぐ毛の違いで、性格とは結びついていません。
チワワは勇敢で賢い一方、臆病で献身的な面もあり、一頭一頭で性格はさまざまです。そのため、毛の長さや毛色ではなく、育った環境やしつけ方がチワワの性格づくりに大きく影響すると言えるでしょう。
「ブサイク期」は、みんな通ります
チワワを調べていると「ブサイク期」という言葉に出会います。子犬の顔つきが、成長の途中で一時的に崩れて見える時期のことです。
これは異常ではありません。ほとんどの子が通ります。
何が起きているか
- 頭より先に、マズル(鼻先)が伸びる……顔のバランスが一時的に変わります
- 乳歯から永久歯に生え変わる……口元の形が変わります
- 耳が立ちきらない時期がある……片方だけ立つ子もいます
- 子犬の毛から大人の毛に変わる……もこもこ感が抜けて、痩せて見えます
時期には幅がありますが、おおむね生後3か月〜半年ごろに見られることが多いです。そのあと、また整ってきます。
お迎えのころの写真と見比べて心配になる方がいらっしゃいますが、成長している証拠です。当犬舎でも毎日たくさんの子犬を見ていますが、この時期を過ぎると顔つきが落ち着いてきます。
ただし耳が立たない、噛み合わせがずれているといったことが気になる場合は、成長の途中なのか、そのままなのかを見たほうがよいので、お気軽にご相談ください。
よくある質問
チワワにはどんな種類がありますか?
基準で分かれているのは毛の長さ(ロングコート/スムースコート)と毛色です。頭の形はアップル・ヘッドが「非常に重要」と定められています。体型(ドワーフ・ハイオン・スクエア)は基準の分け方ではなく、呼び名です。チワワは背の高さを見ず、体重だけで見る犬種だからです。
チワワの体重はどのくらいですか?
基準では1kg〜3kg、理想は1.5kg〜2.5kgとされ、1kg未満と3kg超は失格です。ただしこれはドッグショーの話で、家庭で暮らすうえでの良し悪しではありません。3kgを少し超える子も元気に暮らしています。逆に1kgに満たない極端に小さな子は、低血糖を起こしやすく、骨も折れやすくなります。「小さいほど良い」ではありません。当犬舎では、お母さんと子犬の体を守るために、お母さん犬に少し大きめの子を選んでいます。
マールのチワワはどうなのでしょうか?
チワワの基準では、マールは認められていません。基準に「マール以外の全ての色調及び組み合わせが認められる」と書かれています。理由は健康に関わるためで、マール同士から生まれた子では、両耳とも聞こえない割合が15%という報告があります(マールを1つ持つ子では0.9%)。検討される場合は、両親のどちらもマールでないかを必ず確認してください。
スムースとロング、どちらが飼いやすいですか?
どちらもダブルコートで、抜けます。違うのは抜けたあとの始末で、ロングの毛はふわっと落ちて掃除機で取れますが、スムースの短くて硬い毛は服やソファに刺さって取れにくいです。ブラッシングはロングが週2〜3回、スムースが週1回ほど。手間の合計は、だいたい釣り合っています。好みで選んで大丈夫です。
ドワーフタイプとハイオンタイプ、どちらがいいですか?
どちらが良い・悪いということはありません。そもそも基準に体型の分け方はなく、体つきを言い表すための呼び名です。ひとつだけ、胴が長めの子は腰に負担がかかりやすいので、床に滑り止めを敷く、高いところから飛び降りさせない——この2つは体つきに関わらずお願いしています。
チワワのブサイク期とは何ですか?
成長の途中で、顔つきが一時的に崩れて見える時期のことです。異常ではなく、ほとんどの子が通ります。頭より先に鼻先が伸びる/乳歯が生え変わる/耳が立ちきらない/子犬の毛が抜ける——これらが重なって起きます。おおむね生後3か月〜半年ごろで、そのあとまた整ってきます。
毛色や毛の長さで性格は変わりますか?
変わりません。毛の長さも毛色も、親から受けつぐ見た目の違いで、性格とは結びついていません。性格に効くのは育った環境と、迎えてからの接し方です。くわしくはチワワの性格と魅力をご覧ください。
チワワは気が強いと聞きますが、本当ですか?
基準にも「機敏で注意深く、活発であり、大変勇敢である」と書かれています。ただし「凶暴」とは違います。体が小さいぶん、驚いたときに身を守ろうとする反応が出やすいだけです。子犬のうちに人や音に慣らしておくと、ずいぶん変わります。
まとめ
チワワは世界最小の犬種で、忠実で甘えん坊な性格を持ちながら警戒心も強い特徴があります。毛の長さにはロングコートとスムースコートがあり、毛色もブラックタンやホワイト、クリームなど多彩で個性豊かです。性格は毛色や毛の長さに左右されず、環境やしつけによって大きく変わります。室内飼育にも適し、家族に寄り添う魅力的な犬種です。
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