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マルプーの寿命はどの程度?平均寿命やかかりやすい病気を解説
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) 犬の育て方
マルチーズとトイプードルを親に持つマルプーは、愛らしい見た目と人懐っこい性格で人気のミックス犬です。
これからお迎えを検討している方のなかには「どのくらい長生きしてくれるの?」「病気になりやすい体質はある?」と不安に感じている方もいるでしょう。
大切な家族としてマルプーと長く一緒に暮らすためには、平均寿命やかかりやすい病気を知り、日頃から健康管理を意識することが大切です。
本記事ではマルプーの寿命の目安や注意したい病気、健康寿命を延ばすためにできるケアについて解説します。
マルプーの平均寿命はどの程度ある?
マルプーの平均寿命は、一般的に12〜15歳前後とされています。アニコムの「家庭どうぶつ白書2025」では、体重10kg未満のミックス犬の平均寿命は14.8歳です。
マルプーはマルチーズとトイ・プードルを親に持つミックス犬であり、どちらも小型犬のなかでは比較的長生きしやすい犬種といえます。実際に、同調査ではトイ・プードルの平均寿命が15.3歳と犬種別で高く、マルチーズも13.5歳とされています。
これらの数値から見ると、マルプーも比較的寿命が長い傾向にあると考えられるでしょう。ただし平均寿命はあくまで目安であり、すべてのマルプーに当てはまるわけではありません。寿命は遺伝だけでなく、毎日の食事内容や生活環境によっても大きく変わります。
マルプーの寿命にかかわるギネス記録はある?
マルプーの寿命に関するギネス記録は、現在確認できる範囲では見当たりません。ただし、親犬種であるトイ・プードルには長寿の記録があります。アメリカで暮らしていた「Seamus」というトイ・プードルは20歳298日まで生きたとされ、長寿犬として紹介されています。
マルプーが同じ年齢まで生きるとは限りませんが、トイ・プードルの血を引く犬として、適切な健康管理により長く一緒に過ごせる可能性は十分にあるでしょう。
マルプーがかかりやすい病気とは
マルプーは比較的丈夫で飼いやすい犬種といわれますが、マルチーズとトイ・プードルを親に持つため、それぞれの犬種に見られやすい病気には注意が必要です。ここでは、マルプーがかかりやすい代表的な病気の症状や対策方法を解説します。
膝蓋骨脱臼(パテラ)
膝蓋骨脱臼は、膝のお皿にあたる膝蓋骨が本来の位置から外れてしまう病気です。症状としては、以下の動きが現れます。
- 片足を浮かせて歩く
- スキップのような歩き方をする
- 足を引きずるなど
軽度の場合は目立った症状が出にくいこともありますが、進行すると痛みや歩行異常につながる可能性があります。
対策としては、滑りやすいフローリングにマットを敷く、ソファやベッドからの飛び降りを避けるなど、関節に負担をかけにくい環境づくりが必要です。体重が増えると膝への負担も大きくなるため、食事管理と適度な運動で肥満を防ぎましょう。
外耳炎
外耳炎は、耳の入口から鼓膜までの外耳道に炎症が起こる病気です。マルプーは垂れ耳の子が多く、耳の中が蒸れやすいため、細菌やカビが増えやすい傾向があります。以下の症状が見られた場合、外耳炎の可能性があるため注意が必要です。
- 耳をかゆがる
- 頭をよく振る
- 耳からニオイがする
- 黒っぽい耳垢が増えるなど
予防には、耳の中を定期的に確認し、清潔に保つことが大切です。ただし、綿棒で奥まで掃除しすぎると耳道を傷つけるおそれがあります。
耳垢やニオイが気になる場合は、自己判断で強く掃除せず、動物病院で相談しましょう。
流涙症
流涙症は涙が過剰に出たり、涙の通り道である鼻涙管が詰まったりすることで、目の周りが常に濡れてしまう状態です。マルプーでは涙やけとして見られることが多く、目の下が茶色く変色したり、皮膚が赤くただれたりすることがあります。
目をこする、片目だけ涙が多い、目やにが増える場合も注意が必要です。対策としては、目の周りを清潔に保ち、濡れたガーゼやペット用シートでやさしく拭き取りましょう。
目元の毛が刺激になることもあるため、トリミングで目の周りを整えておくのがおすすめです。
皮膚疾患
マルプーはふわふわとした被毛が魅力ですが、毛が伸びやすく、毛玉や蒸れが皮膚トラブルの原因になることがあります。皮膚疾患では、以下などの症状が見られます。
- かゆみ
- 赤み
- フケ
- 脱毛
- ベタつき
- 悪臭
特に被毛が絡まった状態が続くと、皮膚に汚れがたまりやすくなり、炎症につながることがあります。
皮膚を健康に保つには、こまめなブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません。シャンプーのしすぎは皮膚の乾燥を招くこともあるため、愛犬の皮膚状態に合った頻度で行いましょう。
かゆがる様子が続く、赤みや脱毛が広がるなどの異変がある場合は、早めに動物病院で診てもらうことが大切です。
マルプーの健康寿命を延ばすためにできること
マルプーの健康寿命を延ばすためには、毎日の生活習慣を整えることが大切です。体調の変化に早く気づくためにも、日頃から愛犬の様子をよく観察して無理のない範囲でケアを続けましょう。
健康的な食事を与える
マルプーに長く元気でいてもらうためには、年齢や体重、体質に合った食事を与えることが重要です。子犬期・成犬期・シニア期では必要な栄養やカロリーが異なるため、ライフステージに合ったドッグフードを選びましょう。
食事量が多すぎると肥満につながり、膝や腰など関節への負担が大きくなります。特にマルプーは膝蓋骨脱臼に注意したい犬種のため、適正体重を維持することが大切です。
おやつを与える場合も量を決め、主食とのバランスを崩さないようにしましょう。
適度な運動をさせる
マルプーは小型犬ですが、健康維持のために毎日の運動が必要です。散歩は1日1〜2回、1回15〜30分程度を目安に行うとよいでしょう。
運動は肥満予防だけでなく、筋力の維持やストレス発散にも役立ちます。ただし激しいジャンプや高い場所からの飛び降りは、膝に負担をかける原因になるので注意が必要です。
室内で遊ぶときも、滑りやすい床にはマットを敷くなど、関節にやさしい環境を整えましょう。愛犬の年齢や体力、その日の体調に合わせて運動量を調整することも大切です。
定期的にシャンプーやトリミングを行う
マルプーは毛が伸びやすく、毛玉ができやすい傾向があります。被毛を放置すると汚れや湿気がたまり、皮膚トラブルにつながることがあるため定期的なシャンプーやトリミングを行いましょう。
シャンプーは月1〜2回程度、トリミングは月1回程度を目安にすると、被毛と皮膚を清潔に保ちやすくなります。特に顔まわりの毛が伸びると目に入り、涙やけや流涙症の悪化につながるケースもあります。
愛犬の毛質や皮膚状態に合わせて、自宅ケアとサロンでのお手入れを組み合わせるのがおすすめです。
こまめに目・耳・爪のケアをする
マルプーの目の周りが涙で濡れているときは、濡れたガーゼやペット用シートでやさしく拭き取り、清潔に保ちましょう。涙の量が急に増えたり、赤みや目やにが出たりする場合は、早めに動物病院へ相談するのが大切です。
耳は垂れ耳で蒸れやすいため、ニオイや赤み、耳垢の量をこまめに確認しましょう。無理に奥まで掃除せず、気になる症状がある場合は獣医師に相談するのがおすすめです。
爪が伸びすぎると歩きにくさや関節への負担につながるため、定期的にカットして歩きやすい状態を保ちましょう。
まとめ
マルプーは、体重10kg未満のミックス犬や親犬種の平均寿命から見ても、比較的長生きしやすい傾向がある犬です。一方で、膝蓋骨脱臼や外耳炎、流涙症、皮膚疾患などの病気には注意しましょう。
健康寿命を延ばすには、健康的な食事や適度な運動、定期的なお手入れを続け、日々の変化に早く気づくことがポイントです。
マルプーの健康寿命を延ばすには、健康的な食事や適度な運動、定期的なお手入れを続け、日々の変化に早く気づくことがポイントです。
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