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犬の夜泣きの主な原因と対策8つ|近所迷惑にならない方法も解説
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) 吠え
犬が夜泣きをする主な原因と対策
犬が夜泣きをする主な原因には、慣れない環境への不安、運動不足、ストレス、生理的な欲求などがあります。夜泣きは「わがまま」や「甘え」と決めつけるのではなく、犬が何かを伝えようとしているサインとして受け止めることが大切です。
特に子犬は、家に迎えられたばかりの時期に不安やさみしさから夜泣きすることがあります。成犬であっても、生活環境の変化や運動量の不足などによって、夜に落ち着けなくなる場合があります。
犬が夜泣きをする際によくある原因や、それぞれの対策方法をチェックしましょう。
1人で寝るのに慣れていない
犬がひとりで寝るのに慣れていないと、夜にさみしさや不安を感じて夜泣きすることがあります。特に子犬は、親犬や兄弟犬と離れたばかりの時期に、急にひとりで寝る環境へ変わると落ち着かない場合があります。
周囲の環境に慣れれば、自然に夜泣きが収まるケースもあるため、まずは安心できる寝床を整えましょう。ケージを飼い主の寝室の近くに置いたり、飼い主のにおいがついたタオルや毛布を入れたりすると、安心感につながります。
ただし泣くたびに構いすぎると「泣けば来てもらえる」と思われてしまう可能性があるため、落ち着いたタイミングで声をかけることが大切です。
運動不足になっている
日中の運動が足りていない犬は、夜になっても体力が余り、寝つきが悪くなることがあります。眠れない状態が続くと、退屈さや不満から夜泣きにつながるケースもあるでしょう。
対策としては、散歩時間を少し増やしたり、室内遊びの時間を作ったりして、日中の活動量を増やすことが大切です。外に出にくい日は知育玩具や引っ張り遊び、簡単なトレーニングを取り入れるのもよいでしょう。
体だけでなく頭も使わせることで満足感が高まり、夜に落ち着いて眠りやすくなります。
ストレスを感じている
犬が周囲の環境に対して何らかのストレスを感じている場合、不安から夜泣きをすることがあります。
犬はとても繊細なため、外の物音や光だけでなく、寝床の暑さや寒さといった温度の変化も大きなストレス要因になります。
まずは何が原因なのかを観察し、適切に取り除くことが大切です。音が気になるなら静かな場所へケージを移動させ、気温が合わない場合はマットやエアコンで調整しましょう。
不快な原因を解消し、犬がリラックスできる環境を整えることで、鳴き声による「近所迷惑」を防ぐことにもつながります。
生理的な欲求がある
犬は、下記など生理的な欲求が原因で夜泣きすることもあります。
- お腹がすいている
- おしっこに行きたい
- のどが渇いた
- 体調が悪い
特に子犬は一度に食べられる量が少ないため、夜中に空腹を感じて泣く場合があります。
お腹がすいて夜泣きする場合は1日の食事量を見直し、食事を小分けにしたり、就寝前に軽食を与えたりするのもよいでしょう。ただし食事の与えすぎは肥満につながるため、1日の総量は調整が必要です。
おしっこに行きたくて泣く場合は、寝る前にトイレへ連れて行く習慣をつけましょう。自分でトイレに行けるよう、寝床の近くにトイレを設置してトレーニングを進めておくのもおすすめです。
犬の夜泣きがなかなか直らない場合の原因と対策
犬の夜泣きがなかなか治らない場合は、環境やしつけだけが原因とは限りません。これまで夜泣きをしなかった犬が急に泣くようになった場合は、体調不良や加齢による変化、精神的な不安が関係している可能性もあります。
夜泣きには理由があるため、叱ったり放置したりするのではなく、様子をよく観察することが大切です。犬が夜泣きをする際によくあるケースや、それぞれの対処法を紹介します。
発情期に入っている
去勢・避妊手術を行っていない犬は、発情期に夜泣きをすることがあります。特にオス犬の場合、発情期のメス犬のにおいに反応して興奮し、落ち着かずに泣き続けるケースもあるでしょう。
この場合はしつけだけで泣くのをやめさせるのは難しいため、生活環境を整えながら、必要に応じて動物病院へ相談することが大切です。散歩の時間や場所を工夫し、発情中の犬との接触を避けると、興奮を抑えやすくなります。
去勢・避妊手術は発情にともなうストレスの軽減や病気の予防につながる場合もあり、愛犬の年齢や体調をふまえて獣医師に相談してみましょう。
体調が悪い
怪我や病気などで体調不良を感じているときも、犬は夜泣きで不調を訴えることがあります。普段は静かに眠っている犬が急に夜泣きをするようになった場合は、痛みや違和感を抱えている可能性も考えられます。
下記のいずれかにあてはまる場合は自宅で様子を見続けず、動物病院に連れていくことが大切です。
- 寝る姿勢がいつもと違う
- 歩き方がおかしい
- 体を触ると嫌がる
- 食欲が落ちている
- 苦しそうな泣き声をあげている
- 夜泣き以外にも体調の変化が見られる
早めに原因を確認できれば、愛犬の負担を軽減しやすくなります。
認知症になっている
シニア犬が夜泣きをする場合、認知症が原因となっている可能性があります。
夜泣きに加えて、昼夜逆転や同じ場所をぐるぐる歩く、トイレを忘れるなどの行動が見られる場合は注意が必要です。
認知症により体内時計が乱れると、夜に眠れず不安から鳴き続けることがあるため、日中に日光を浴びさせて生活リズムを整えることが有効な対策となります。夜は部屋を暗くし、外の光を遮ることで眠りにつきやすい環境を整えましょう。
ただし、自己判断での対処は難しいため、早めに動物病院へ相談することが愛犬の安定と近所迷惑の防止につながります。
分離不安になっている
分離不安とは、飼い主と離れることに強い不安を感じ、下記などの行動が出る状態です。
- 泣く
- 吠える
- 粗相をする
- 自傷行為をする
夜に飼い主の姿が見えなくなると不安が強まり、夜泣きにつながることがあります。甘えているだけに見える場合もありますが、分離不安は犬自身が不安をコントロールできない状態のため、叱ると悪化するおそれがあります。
下記のいずれかにあてはまる場合は、獣医師や行動診療に詳しい専門家へ相談するのがおすすめです。
- 夜泣きが長く続く
- 留守番中の問題行動がある
- 犬も家族も大きなストレスを感じている
寝床を飼い主の気配が感じられる場所に移す、日中から短時間の留守番練習をするなどの工夫もありですが、症状が強い場合は飼い主だけで対処するのは難しいでしょう。
犬の夜泣き対策をする場合の注意点
犬の夜泣き対策をする場合、無視や放置、強く叱る対応は避けることが大切です。夜泣きには、下記など何らかの原因が隠れている場合があります。
- 不安やストレス
- 体調不良
- 生理的な欲求
「泣きやむまで待てばよい」と考えて対応すると原因が解消されず、夜泣きが長引く可能性があります。まずは愛犬の様子や生活環境を確認し、なぜ夜に泣いているのかを見極めましょう。
ここでは、犬の夜泣き対策をする際に注意したいポイントを解説します。
無視したり放置したりしない
犬の夜泣きを「放置すれば直る」と無視しても、解決しないことが多々あります。
特に空腹やトイレ、温度管理、体調不良が原因の場合、放置は不安を強め状況を悪化させます。ただし、鳴くたびにおやつを与えると「鳴けば構ってもらえる」と誤学習させるため、まずは何が原因かを確認することが大切です。
もし食欲がない、元気がない、歩き方がおかしいといった異変を伴うなら、病気や怪我のサインかもしれません。自己判断で様子を見続けず、早めに動物病院を受診することが愛犬の健康を守るポイントです。
叱らない
夜泣きをした犬を大きな声で怒ったり、ケージを叩いたりすると犬は「なぜ怒られたのか」を理解できず、かえって不安を強めてしまいます。その結果、ストレスから夜泣きが悪化したり、吠えや問題行動につながったりする可能性があります。
夜泣きへの対応では叱って止めるのではなく、下記など原因に合わせて対策しましょう。
- 寝床を静かな場所に移す
- 飼い主のにおいがついたタオルを入れる
- 寝る前にトイレを済ませる
- 日中に運動や遊びの時間を確保する
犬が静かに過ごせたときは、落ち着いた声で褒めると安心感につながります。夜泣きが長く続く場合は、しつけだけで解決しようとせず、獣医師やトレーナーなどの専門家に相談することも大切です。
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