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毛が短い犬の種類と特徴|サイズ別の犬種・お世話のポイントも解説
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) ケア・お手入れ
毛が短い犬はお手入れがしやすく、抜け毛やお手入れの手間や負担を抑えやすい点が魅力です。体型や性格の違いによって、暮らしやすさだけでなくお世話のポイントも大きく変わります。
本記事では、小型・中型・大型のサイズ別に代表的な犬種と特徴を紹介しながら、日々のお世話のポイントまでわかりやすく解説します。今後犬を迎える予定がある方、検討している方はぜひ参考にしてください。
毛が短い犬の特徴

毛が短い犬は「短毛種」と呼ばれ、被毛の長さが短く、皮膚に密着するように生えているのが特徴です。全体的にすっきりとした見た目で、毛玉ができにくく、お手入れのしやすさが魅力となっています。
シャンプーや乾かす時間も比較的短く済むため、日々のケアにかかる負担を抑えやすいのも特徴です。ただし短毛だからといって抜け毛がないわけではなく、細かい毛が日常的に抜けるため、こまめなケアが必要になります。
一方で被毛が短いぶん外部からの刺激を受けやすく、寒さや紫外線の影響を受けやすい傾向があります。季節に応じて洋服を着せたり、室温を調整したりといった配慮を心がけましょう。
毛が短い犬の種類:シングルコートとダブルコート
短毛種の犬には、大きく分けて「シングルコート」と「ダブルコート」の2種類があります。
シングルコートは被毛が1層構造で、アンダーコート(下毛)を持たないため、抜け毛が比較的少なく、室内でも飼いやすい特徴があります。その反面、寒さには弱い傾向があるため、冬場は防寒対策が必要です。
一方、ダブルコートはオーバーコート(上毛)とアンダーコートの2層構造になっており、保温性や防水性に優れています。季節の変わり目には換毛期があり、抜け毛が増えやすい点が特徴です。
それぞれの被毛タイプによってお手入れ方法や適した環境が異なるため、犬種選びの際には被毛構造にも注目しましょう。
毛が短い犬種のメリット・デメリット

すっきりした見た目とお手入れのしやすさが魅力の短毛種ですが、実際の飼育では注意点もあります。短毛犬ならではのメリットとデメリットを正しく理解し、愛犬との暮らしを具体的にイメージしてみましょう。
メリット
毛が短い犬種の大きな魅力は、お手入れのしやすさです。被毛が絡みにくいためブラッシングの頻度を抑えやすく、毛玉の心配もほとんどありません。
さらにシャンプー後も毛が乾きやすいので、日常的なケアにかかる時間や手間を軽減できます。抜け毛に関しても長毛種に比べて目立ちにくく、掃除の負担が少ない点もメリットといえるでしょう。
また、被毛が短いため体のラインが分かりやすく、体調の変化や皮膚トラブルに気づきやすい点も安心材料です。初めて犬を飼う方や、忙しくてこまめなお手入れが難しい方にとっては、扱いやすい犬種といえるでしょう。
デメリット
一方で、毛が短い犬種には注意すべき点もあります。被毛が薄いため外気の影響を受けやすく、寒さや暑さに弱い傾向があります。
冬場は防寒対策、夏場は熱中症対策をしっかり行う必要があり、室温管理や洋服の活用が欠かせません。また毛が短いぶん抜け毛が少ないと思われがちですが、実際には細かい毛が抜けて衣類やソファに付きやすいこともあります。
さらに毛が短いと皮膚が露出しやすいため、乾燥や紫外線によるダメージ、外傷などにも注意が必要です。見た目の手軽さだけでなく、こうした環境面や健康面への配慮が求められる点を理解しておきましょう。
【小型犬】毛が短い犬種

小型犬の短毛種は、お手入れのしやすさと室内での飼いやすさからとても人気があります。犬種ごとに異なる性格や体質をしっかり把握できるよう、代表的な犬種とその魅力を紹介します。
チワワ(スムースコート)
チワワ(スムースコート)は、短く滑らかな被毛が特徴の超小型犬です。コンパクトな体と大きな目が印象的で、室内飼いに適した犬種として広く知られています。
被毛が短いためブラッシングの手間が少なく、初心者でも比較的お世話しやすい点が魅力です。一方で、寒さに弱い傾向があるため、冬場は洋服や室温管理が必要になります。
また警戒心が強く番犬気質もあるため、しっかりとしたしつけを行うことで、より暮らしやすいパートナーとなるでしょう。
イタリアングレーハウンド
イタリアングレーハウンドは、細身でスタイリッシュな体型が特徴の小型犬です。被毛は非常に短く、ベルベットのようななめらかな手触りをしています。
運動能力が高く活発な性格ですが、飼い主に甘える一面もあり、家庭犬として人気があります。抜け毛やニオイが少ないため室内でも飼いやすい反面、寒さに非常に弱いため防寒対策は必須です。
適度な運動と安心できる環境を整えることで、その魅力を十分に引き出せるでしょう。
パグ
パグは、しわのある顔と愛嬌のある表情が特徴的な小型犬です。短毛でお手入れは比較的簡単に見えますが、ダブルコートの被毛を持つため抜け毛が多く、こまめなブラッシングが欠かせません。
性格は穏やかで人懐っこく、初めて犬を飼う方にも向いています。運動量はそれほど多くなく、肥満になりやすいため徹底した食事管理が必要です。
鼻が短い顔の構造から暑さに弱いため、夏場の温度管理にも注意しましょう。
ミニチュアダックスフンド(スムースコート)
ミニチュアダックスフンド(スムースコート)は、短い脚と長い胴が特徴の人気犬種です。被毛が短いため日常のお手入れがしやすく、比較的管理しやすい点が魅力といえます。
好奇心旺盛で活発な性格をしており、遊び好きな家庭に向いています。ただし胴が長い体型ゆえに腰に負担がかかりやすいため、段差の少ない環境づくりが重要です。
適度な運動と体重管理を行うことが、健康的に長く暮らすためのコツとなるでしょう。
ミニチュアピンシャー
ミニチュアピンシャーは、引き締まった体と機敏な動きが特徴の小型犬です。被毛は非常に短く光沢があり、手入れを比較的簡単に行えます。
活発でエネルギッシュな性格をしており、運動や遊びをしっかり取り入れるのが大切です。警戒心が強く、しっかりとしたしつけが必要ですが、懐いてくれればそれだけ忠誠心の高いパートナーになります。
寒さに弱い体質のため、季節に応じた温度管理を意識することで快適に過ごせます。
【中型犬】毛が短い犬
中型犬の短毛種は、サイズと体力のバランスが良く家庭犬としてとても人気があります。犬種ごとに異なる性格や運動量を正しく理解できるよう、代表的な種類とその魅力を紹介します。
フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグは、丸みのある体型と大きな耳が特徴の人気犬種です。短く滑らかな被毛を持ち、お手入れがしやすい点が魅力といえます。
性格は穏やかで人懐っこく、飼い主とのコミュニケーションを好むことから、家庭犬として非常に人気があります。一方で鼻が短い構造から体温調節が苦手で暑さに弱いので、呼吸器への負担にも注意が必要です。
また皮膚がデリケートで皮膚炎を起こしやすい傾向があるため、こまめに皮膚の状態をチェックし、清潔感と健康な肌を保ってあげましょう。
ウェルシュコーギーペンブローク
ウェルシュコーギーペンブロークは、短い脚とがっしりした体が特徴の中型犬です。被毛は比較的短いダブルコートで、日常のお手入れはしやすいものの、換毛期には抜け毛が増える傾向があります。
性格は活発で知能が高く、しつけやトレーニングにも適応しやすい犬種です。牧羊犬としてのルーツを持つため運動量が多く、日々の散歩や遊びを暮らしの一部に取り入れることで、家庭に明るさをもたらす元気なパートナーとなるでしょう。
ビーグル
ビーグルは、垂れ耳と大きな瞳が印象的な中型犬です。短毛で比較的お手入れがしやすい犬種ですが、抜け毛は一定量あるため定期的なケアを忘れないようにしましょう。
性格は明るく社交的で、人や他の犬とも仲良くなりやすい特徴があります。嗅覚が非常に優れており、好奇心旺盛なため、散歩中の拾い食いなどには注意が必要です。
十分な運動と適切なしつけを行うことで、家庭でも飼いやすい犬種となります。
ウィペット
ウィペットは、細身でしなやかな体と高い走力を持つ中型犬です。被毛は非常に短く滑らかで、抜け毛やニオイが少ない点が特徴です。
室内では落ち着いて過ごすことが多く、穏やかな性格も魅力といえます。一方で、運動能力が高いため、定期的にしっかりと走らせる環境が求められます。
寒さに弱いため防寒対策を徹底し、快適な生活環境づくりをサポートしましょう。
ミニチュアブルテリア
ミニチュアブルテリアは、卵型の独特な顔立ちと筋肉質な体が特徴の犬種です。短毛で光沢のある被毛を持ち、日常のお手入れが比較的簡単に行えます。
活発で遊び好きな性格をしており、飼い主とのコミュニケーションを好みます。一方で、やや頑固な一面もあるため、一貫したルールのあるしつけが重要です。
十分な運動と愛情を注ぐことで、信頼関係の深いパートナーとして暮らせるようになるでしょう。
【大型犬】毛が短い犬

大型犬の短毛種は、存在感のある体格とお手入れのしやすさが魅力で、家庭犬としてもとても人気があります。飼育環境や運動量の確保といった大型犬ならではのポイントを踏まえ、代表的な犬種とその魅力を紹介します。
ラブラドールレトリーバー
ラブラドールレトリーバーは、穏やかな性格と高い知能を持つ大型犬です。短く密な被毛を持ち、お手入れは比較的簡単ですが、ダブルコートのため換毛期には抜け毛が増える傾向があります。
人懐っこく協調性が高いため、家庭犬だけでなく盲導犬や介助犬としても活躍しています。運動量が多く遊び好きなため、毎日の散歩やふれあい時間の確保が欠かせません。
家族と一緒に過ごす時間を大切にすることで、より良い関係を築ける犬種です。
ドーベルマン
ドーベルマンは、引き締まった体と俊敏な動きが特徴の大型犬です。被毛は非常に短く光沢があり、日常のお手入れがしやすい点が魅力となっています。
知能が高く忠誠心も強いため、しっかりとしたしつけを行えば優れた家庭犬や番犬になります。一方で、運動量が多くエネルギッシュな性格のため、十分な運動とトレーニングが必要です。
飼い主との信頼関係を築ければ、その魅力を最大限に発揮する心強いパートナーとなるでしょう。
ダルメシアン
ダルメシアンは、白地に黒い斑点模様が特徴的な大型犬です。短毛で手入れは比較的簡単ですが、細かい抜け毛が多く、こまめな掃除が必要になります。
活発で運動能力が高く、長時間の散歩や運動を好む犬種です。人懐っこい性格ですが、エネルギーが高いため、しっかりとした運動としつけが求められます。
美しい外見と活発な性格を兼ね備えた、魅力あふれる犬種です。
グレートデーン
グレートデーンは、非常に大きな体格を持つ超大型犬として知られています。被毛は短く滑らかで、お手入れ自体は比較的簡単です。
体の大きさとは対照的に穏やかで優しい性格をしており「優しい巨人」とも呼ばれています。ただし、体が大きいぶん生活スペースや食事量、運動量の確保が重要になります。
広い生活環境の確保と適切なケアを心がけることで、安心して飼育できる犬種です。
ボクサー
ボクサーは、筋肉質な体とエネルギッシュな性格が特徴の犬です。活発で遊び好きな性格をしており、家族とのコミュニケーションを好みます。
警戒心があるため番犬にも向いている一方で、適切なしつけと社会化が求められます。短く密な被毛を持ち、お手入れは比較的簡単ですが、皮膚のケアには注意が必要です。
十分な運動と愛情を注ぐことで、頼れるパートナーとして活躍するようになるでしょう。
毛が短い犬のお世話をする場合のポイント

短毛犬はお手入れが楽な反面、被毛が薄いため環境や皮膚の影響を受けやすいデリケートな一面があります。愛犬の健康を守るための温度管理や皮膚ケアのコツを具体的に解説します。
暑さ・寒さと紫外線への対策を怠らない
短毛犬は被毛による保護が少ないため、外気温の影響を受けやすい傾向があります。夏は体温が上がりやすく熱中症のリスクが高まるため、室内の温度管理や散歩時間の調整が欠かせません。
一方で冬は体が冷えやすいため、洋服を着せたり寝床を暖かく保ったりする工夫が必要です。皮膚が露出しやすいことから紫外線の影響も受けやすく、日差しの強い時間帯の外出には注意が求められます。
季節ごとの環境調整を意識し、体への負担を軽減できる仕組みづくりをしましょう。
抜け毛対策と皮膚を整えるブラッシングを習慣づける
毛が短い犬は抜け毛が少ないと思われがちですが、実際には細かい毛が継続的に抜けるため、定期的なケアが必要です。ラバーブラシなどを使ってブラッシングを行い、不要な毛を取り除きながら皮膚の血行を促進しましょう。
定期的なブラッシングを習慣にすることで、愛犬の皮膚環境を整え、健康維持にもつなげられます。またブラッシングはコミュニケーションの時間としても役立ち、犬のストレス軽減にも効果的です。
日常的に無理のない頻度でケアを続けることを心がけましょう。
皮膚病・怪我を予防するための注意点
短毛犬は被毛による保護が少ないため、皮膚トラブルや外傷が起きやすい傾向があります。
乾燥や摩擦、アレルギーなどが原因で皮膚病につながることもあるため、日常的なチェックが重要です。
赤みやかゆみ、湿疹などの異変に早く気づくことで、重症化を防げます。また、散歩中の小さな傷や虫刺されにも注意が必要です。
清潔な環境を保ちつつ、異変があれば早めに対処するなど、健康管理への意識を忘れないようにしましょう。
まとめ

毛が短い犬は、日々のブラッシングやシャンプーの手間が少なく、初心者の方でもお世話しやすいのが大きな魅力です。
しかし、被毛が薄い分、暑さや寒さ、紫外線といった外部刺激の影響を直接受けやすいという繊細な一面も持っています。
愛犬と健康に過ごすためには、洋服による温度調節や定期的な皮膚のチェック、そして短毛種ならではの細かな抜け毛への対策を欠かさないようにしましょう。サイズや犬種ごとの性格を正しく理解し、適切なケアを整えることが、幸せな暮らしへの近道となります。
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