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犬が草を食べる理由とは?食べても大丈夫?やめさせる方法は?
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) ケア・お手入れ
愛犬が散歩中に草をむしゃむしゃ食べている姿を見て、不安に感じた経験はありませんか?
犬が草を食べる行動にはいくつかの理由があり、体調や本能、ストレスなどが関係していると考えられています。
本記事では、犬が草を食べる理由や安全性、注意すべきポイントを解説します。やめさせたい場合の対処法にも目を通しておきましょう。
犬が草を食べる理由とは

犬が草を食べるのには、本能や興味本位による行動など様々な原因があります。愛犬に見られる動きはないかチェックしましょう。
ビタミンなどの栄養補給をしたいため
犬は本来、肉だけでなく植物も取り入れる雑食の性質を持っており、不足している栄養素を補うために草を食べることがあります。
特に草に含まれる食物繊維や微量なビタミンは、腸内環境を整える働きがあるため、消化のサポートとして自然に摂取している可能性があります。
またフードの栄養バランスが偏っている場合や、体質的に消化機能が弱い犬では、こうした行動が見られやすいのも事実です。
遊びや興味から口にしているケースもありますが、草を食べる頻度が高い場合は食事内容を見直し、必要な栄養が十分に摂れているか確認しましょう。
異物を食べて嘔吐するため
犬は体内に違和感があると、自ら吐き出そうとする行動をとることがあります。
その一つが草を食べる行動であり、草の繊維によって胃を刺激し、嘔吐を促すためと考えられています。
例えば、拾い食いをしてしまったあとや、消化しにくいものを飲み込んだ際に、体内の不要なものを外に出そうとして草を口にするケースがあります。
また、空腹状態が続いて胃液が溜まっている場合にも、気持ち悪さを解消するために同様の行動が見られることがあります。
一時的なものであれば大きな問題はありませんが、何度も繰り返す場合は消化器系の不調が隠れている可能性もあるため注意が必要です。
ストレスや空腹による行動
犬が草を食べる行動には、ストレスや退屈といった心理的な要因が関係している場合もあります。
運動不足や刺激の少ない生活が続くと、気分転換として草に興味を示し、そのまま食べてしまうケースがあります。
また、食事量が不足している場合や、食事の間隔が長すぎる場合には、空腹を紛らわせるために草を食べることもあります。
特に成長期の犬や活動量が多い犬では、エネルギー不足が原因となるケースもあるでしょう。
このような場合は、散歩や遊びの時間を増やしてストレスを発散させるとともに、食事の量や回数を見直すことが重要です。
犬が草を食べるのは大丈夫?

犬が草を食べる行動は比較的よく見られるものであり、それ自体が直ちに異常というわけではありません。実際に、少量の草を食べたあとに一時的に嘔吐するだけで、その後元気に過ごしている場合は、自然な生理反応の一つと考えられることもあります。
しかし、食べる草の種類や場所、量によっては健康に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。特に屋外の草は安全性が保証されているわけではなく、思わぬリスクが潜んでいるケースもあります。
愛犬の健康を守るためには、どのような危険があるのかを事前に理解し、適切に対策を取ることが大切です。
犬が中毒症状を起こす種類の草もある
犬にとって危険な植物は下記など意外に多く、誤って口にすることで中毒症状を引き起こす可能性があります。
- ユリ(百合)
- スイセン(水仙)
- チューリップ
- アサガオ
- アジサイ
- スズラン
- ポインセチア
- アイビー(ヘデラ)
これらの植物は、嘔吐や下痢といった軽度の症状だけでなく、神経症状や心機能への影響など、重篤な症状を引き起こすこともあります。特に球根部分や葉、樹液などに毒性を持つものも多く、少量でも危険となるケースがあるため油断はできません。
また、観葉植物として家庭内に置かれている場合もあり、室内であっても誤食のリスクは存在します。見た目で安全かどうかを判断するのは難しいため、基本的には犬が自由に草や植物を食べないよう管理することが重要です。
草に寄生虫や除草剤がついている可能性もある
道端や公園などに生えている草には、見えない危険が付着している可能性があります。
除草剤や農薬が散布されている場所では、草に薬剤が残っていることがあり、摂取すると嘔吐や下痢、重症の場合は中毒症状を引き起こす恐れがあります。除草剤は無色で目に見えないことが多く、飼い主が気づかないまま犬が口にしてしまうケースも少なくありません。
さらに、他の動物の排泄物を介して寄生虫や細菌が付着している可能性もあり、感染症のリスクも考えられます。特に免疫力が低い子犬やシニア犬では、体調を崩しやすいためより注意が必要です。
草を食べた後に注意するべき症状

犬が草を食べたあとも、元気や食欲に問題がなければ過度に心配する必要はありません。実際に草の刺激で嘔吐が起こるケースはあり、一時的なものであれば様子見で問題ないケースも多いです。
しかし吐いたあともぐったりしている、食欲がないといった変化が見られる場合は注意が必要です。嘔吐物に血が混じっていたり、血便や激しい下痢が見られたりする場合は、中毒や消化器トラブルの可能性があります。
また次の症状がみられる場合も、刺激の強い植物や有害物質を口にした可能性があります。
- 口元を気にしている
- よだれが多い
- 口の中に炎症や腫れがある
これらの症状が一つでも見られた場合は自己判断せず早期に対応することで、重症化を防ぎやすくなります。
さらに、症状が一時的におさまったように見えても、その後に体調が急変するケースもあるため注意が必要です。草を食べた直後だけでなく、その日の様子や排泄の状態などもあわせて観察し、少しでも異変を感じた場合は早めに専門家に相談しましょう。
草を食べるのをやめさせたい場合の対処法

愛犬に草を食べるのをやめさせたい方は、以下の方法を試してみるとよいでしょう。
- 食事の栄養バランスを見直す
- 散歩や遊びの時間を増やす
- ポジティブなしつけで行動をコントロールする
犬が草を食べる行動は、栄養不足やストレス、退屈などが原因となっている場合があります。まずはフードの内容や量を見直し、必要な栄養がしっかり摂れているか確認しましょう。
あわせて散歩や遊びの時間を増やすことで、気分転換になり草への興味を減らせます。愛犬が草に近づいたときは名前を呼んで注意をそらし、やめられたらしっかり褒めてあげましょう。
また、散歩中はリードを短めに持ち、草に近づく前にコントロールするのもおすすめです。無理に引き離したり叱ったりするのではなく、落ち着いて行動を誘導することで、犬にストレスを与えずに習慣を改善していけるでしょう。
まとめ

犬が草を食べる行動は、本能や体調、ストレスなどさまざまな理由が関係しています。基本的には異常ではありませんが、有害な植物や除草剤による健康リスクもあるため注意が必要です。
特に嘔吐や下痢、血便やふらつきなどの症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。日頃から食事バランスや運動量を整え、しつけによって行動をコントロールするのも大切です。
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