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散歩しなくてもいい犬はいる?運動量が少ない犬種も紹介
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) 犬の育て方
犬との生活に憧れるけれど、毎日の散歩が負担に感じてしまい、一歩踏み出せないでいる方もいるのではないでしょうか。
仕事が忙しかったり、体力に不安があったりすると、犬を飼うことを諦めてしまう方も少なくありません。
結論から言うと、 散歩が全く必要ない犬はいません。
しかし、犬種によっては室内での活動や短い時間の散歩で満足できる、比較的運動量が少ない犬もいます。
この記事では、運動量が少ない犬の共通点や、具体的な犬種を5つご紹介します。また、散歩に連れて行く際の注意点もあわせて解説します。
散歩しなくてもいい犬はいる?
冒頭でもお伝えしたように散歩をしなくてもいいという犬は存在しません。
犬にとって散歩は、単なる運動や排泄の時間だけではありません。外の空気に触れ刺激を受けることでストレスを解消したり、社会性を身につけたり、飼い主との絆を深める大切な時間です。
散歩は心身の健康に欠かせないものですが、必要な運動量は犬種によって大きく異なります。毎日の長時間の散歩を必要とする犬種もいますが、室内遊びや短時間の散歩でも十分に満足しやすい犬種もいます。
運動量が少ない犬に共通する特徴
散歩の負担が比較的少ない犬に共通する特徴を紹介します。
- 小型犬であること
体が小さい小型犬は歩幅が小さいので、室内を走り回ったり、おもちゃで遊んだりするだけでも立派な運動になります。
骨格が華奢な犬種も多く、長時間の散歩や激しい運動はかえって足腰に負担をかけてしまう可能性もあります。 そのため、短時間の散歩でも十分な運動になります。
- 短頭種であること
鼻が短いのが特徴の短頭種は、その骨格の特性から呼吸器系に負担がかかりやすいです。そのため、長時間の激しい運動には向いていません。
また、呼吸による体温調節が苦手なため、特に暑い季節の運動は熱中症のリスクが高く、注意が必要です。
- 愛玩犬であること
歴史的に猟犬や牧羊犬としてではなく、主に人々の伴侶として暮らしてきた犬種です。
もともと、仕事のために走り回る必要がなかったため、運動欲求がそれほど高くありません。飼い主と一緒に室内で過ごすことを好む傾向があります。
運動量が比較的少ない犬種5つ
運動量が比較的少ない犬種には、以下が挙げられます。
いずれも体が小さい小型犬であり、室内での遊びや短時間の散歩でも満足できる子が多いのが特徴です。
シー・ズー
かつて中国の宮廷で飼われていた歴史があるシー・ズーは、穏やかで辛抱強い性格で、室内で静かに過ごすことを好む傾向があります。散歩の際は激しく走り回るよりも、自分のペースでゆっくり歩くスタイルが向いています。
また鼻が短い短頭種のため、激しい運動は呼吸器に負担をかける可能性があり、長時間の散歩には向きません。散歩の目安は1日1〜2回、合計で20〜30分程度が目安です。
飼い主とのスキンシップや室内でのんびり過ごすことで十分に満足してくれるでしょう。
また、暑さに弱いため、夏場は涼しい時間帯を選んだり、室内遊びで運動量を調整したりする工夫が大切です。
マルチーズ
人懐っこく甘えん坊な性格のマルチーズは、室内での遊びだけでも十分な運動量になります。
散歩は、毎日何時間も歩かせる必要はありません。目安は1回15〜20分程度を1日2回ほど行えば良いでしょう。
飼い主と一緒に過ごす時間を好み、抱っこや遊びなどの触れ合いにも喜びを感じやすい犬種です。
天気の悪い日は無理に外に出ず、室内遊びでコミュニケーションを取るだけでもストレス解消につながります。
また華奢な体型のため、段差の昇り降りや急な方向転換が関節への負担になることがあります。階段や急な坂道が多いルートは避け、犬の足腰を守る工夫が大切です。
ポメラニアン
活発で遊び好きなポメラニアンですが、長時間の運動は必要ありません。
好奇心を満たすために家の中を元気に動き回るだけでも立派な運動としてカウントできます。
おもちゃや遊びを取り入れると、その好奇心を満たせるでしょう。
しかし、散歩は気分転換やストレス発散にもなるため、最低限の散歩はする必要があります。目安は1日2回、それぞれ15~30分程度が理想です。
骨が細く関節の病気や脱臼を起こしやすい犬種でもあるため、激しすぎる運動には注意が必要です。
特にフローリングなどの滑りやすい床は関節に大きな負担をかけます。カーペットを敷いたり、足裏の毛をこまめにカットしたりして、犬が快適に過ごせる環境を整えることが大切です。
ヨークシャーテリア
勇敢で活発な性格ですが、体が華奢なため過度な運動は必要ありません。
遊びや飼い主とのコミュニケーションを楽しむ犬種ですが、ストレス発散のためにも散歩は欠かせません。目安は1日1〜2回、それぞれ15~20分程度です。
ただ歩くだけの散歩よりも、室内で「ノーズワーク(おやつを探す遊び)」や、短い時間のトレーニングを取り入れることで、心身ともに満足度を高めてあげることができます。
好奇心旺盛で、勇敢な一面もあります。散歩中に他の犬と遭遇した際に興奮しすぎることもあるため、社会性を養うために子犬の頃から多くの音や環境に慣らしておくことが大切です。
ペキニーズ
かつて中国の宮廷で愛された歴史を持つ、非常にマイペースで落ち着いた性格です。運動欲求もそれほど高くありません。のんびり過ごすことを好み、室内で飼い主とゆったり過ごす時間にも満足しやすい犬種です。
無理に遊ばせるよりも、落ち着いた環境で静かに寄り添う時間を大切にすることで、強い信頼関係が築けるでしょう。
短頭種で足も短いため、長時間の散歩や激しい運動は体に負担がかかります。 散歩は1日1〜2回、1回あたり15分程度、のんびりと歩くだけで十分です。
また体温調節が苦手なので、無理に運動させると体に負担が大きいです。熱中症に十分な注意を払う必要があります。
犬を散歩に連れていくときの注意点
散歩時間が短い犬種であっても、外の環境に触れることは犬にとって重要な刺激になります。
ただし、愛犬の安全を守るためには、いくつかの点に注意しなければなりません。
散歩を快適で安全な時間にするために、以下のポイントを押さえておきましょう。
季節や気温に合わせて散歩の時間帯を変える
犬は地面に近く、路面の温度変化を直接受けます。
夏場はアスファルトによる肉球の火傷や熱中症の危険があるため、地面の熱が冷めた早朝や夜間に散歩しましょう。
逆に冬場は寒さで体調を崩すこともあります。そのため、早朝や夜間を避け、日差しのある暖かい時間帯を選ぶのが理想です。
季節に応じた時間帯の工夫が、愛犬の健康を守ります。
雨の日も散歩に連れて行ったほうがよいが、濡れた体はしっかり拭く
雨の日も、外の匂いを嗅ぐ気分転換や社会化のため、可能な限り散歩に連れて行くのが理想です。レインコートなどで対策しましょう。
帰宅後は濡れたまま放置すると冷えや皮膚トラブルの原因になるため、タオルで水分を拭き取り、ドライヤーでしっかり乾かしてください。その際、火傷には十分注意しましょう。
犬の体力を見て散歩を切り上げる
最も大切なのは愛犬の様子を観察することです。座り込む、歩く速度が落ちる、息が荒くなるといった疲労のサインが見られたら、無理せず散歩を切り上げましょう。
運動量が少ないとされる犬種でも、個体によって体力は異なります。楽しいはずの散歩が苦痛にならないよう、犬のペースに合わせて、無理なく楽しむことを心がけましょう。
まとめ
どの犬種にも散歩は必要です。しかし、犬種によって必要な運動量は異なり、その中でも小型犬や愛玩犬は、室内遊びや短時間の散歩でも満足しやすい傾向があります。
しかし、散歩は運動だけでなく、ストレス発散や社会性を育むためにも大切です。犬の体力や天候などに合わせて、無理のないペースで行いましょう。
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