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鼻ぺちゃ犬の特徴とは?代表的な犬種や飼うときの注意点を解説
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) ケア・お手入れ
愛嬌たっぷりの表情と愛くるしい仕草で多くの人を虜にする鼻ぺちゃ犬。パグやフレンチ・ブルドッグなどをはじめとしたその独特なビジュアルは忘れられない魅力があります。
最近ではSNSなどでも見かける機会が増え、新しく家族に迎えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、その可愛らしさの一方で、鼻ぺちゃ犬ならではの身体的特徴や、飼育する際に知っておくべき注意点も存在します。
この記事では、鼻ぺちゃ犬と呼ばれる犬種の特徴から、代表的な種類の一覧、名前の由来、そして迎える前に知っておきたい健康管理のポイントまで分かりやすく解説します。
鼻ぺちゃ犬の特徴とは

鼻ぺちゃ犬とは、正式には短頭種と呼ばれる犬たちの通称です。
他の犬種に比べて鼻筋が短く、顔が平らなように見えるのが最大の特徴です。この独特の骨格により、下顎が上顎よりも前に出ている受け口気味の表情や、顔周りに深く刻まれたシワなどが、鼻ぺちゃ犬ならではの愛嬌を生み出しています。
また、マズル(鼻口部)が極端に短いため、口腔内の構造が密集しており、呼吸時にズーズーと音がしたり、寝ている時にいびきをかきやすかったりするのも特徴の一つです。
パンティングによる体温調節が苦手な傾向にあるため、温度管理には特に注意が必要ですが、そうした手のかかる部分も含めて愛されています。
代表的な鼻ぺちゃ犬の種類

鼻ぺちゃ犬にはどういった犬種がいるのか、代表的なものを解説します。一口に短頭種といっても、体格や性格、被毛のタイプはさまざまです。ここでは、特に人気が高く、名前を耳にすることが多い5つの犬種を一覧でご紹介します。それぞれの魅力や飼育のコツをチェックしてみましょう。
ブルドッグ
鼻ぺちゃ犬の代表格ともいえるブルドッグは、がっしりとした骨格と重厚感のある体つきが特徴です。
かつて牛と戦う競技に使われていた歴史がありますが、現在のブルドッグは非常に穏やかで愛情深い性格をしています。自分から攻撃を仕掛けることはほとんどなく、家族に対して深い忠誠心を示してくれます。
飼育のコツとしては、顔周りに深く刻まれたシワのケアが挙げられます。シワの間には汚れや湿気が溜まりやすく、放置すると皮膚炎の原因になるため、濡れたタオルなどでこまめに拭いて清潔を保ちましょう。
また、運動量はそれほど多くありませんが、太りやすいため健康維持のための軽い散歩は欠かせません。
パグ
「マルチ・イン・パルヴォ(小柄な体に内容がぎっしり)」と称されるパグは、ユーモラスな表情とくるんと巻いた尻尾が魅力です。
性格は明るく陽気で、遊び好きな一面があります。人懐っこいため、初めて犬を飼う方や、小さなお子様がいる家庭でも馴染みやすい犬種です。
パグを飼う上で特に注意したいのが、徹底した体重管理です。パグは食欲旺盛な子が多く、油断するとすぐに肥満になってしまいます。
肥満は鼻ぺちゃ犬特有の呼吸器トラブルを悪化させる要因になるため、食事の量と運動のバランスをしっかり見守ることが大切です。
大きな瞳を傷つけないよう、部屋の角や突起物への配慮も忘れないようにしましょう。
ボストン・テリア
アメリカン・ジェントルマンという愛称で親しまれるボストン・テリアは、タキシードを着ているような気品あるマーキングが特徴です。
毛色は白を基調に、ブラック、ブリンドル(虎斑)、または光の加減で赤みを帯びるシールが組み合わさります。
他の短頭種に比べて足が長く活動的で、非常に賢いためしつけの指示も理解しやすい犬種です。飼育のコツは、遊びや散歩で運動欲求を十分に満たしてあげること。ただし暑さには弱いため、夏場は涼しい時間帯を選んで運動させましょう。また、活発に動く際に突出した目を傷つけないよう、家具の角を保護するなど安全な環境を整えることが健康維持のポイントです。
シーズー
「獅子犬」とも呼ばれるシーズーは、豪華なダブルコートの被毛が優雅な印象を与える小型犬です。
性格はフレンドリーで落ち着きがあり、他の犬や人と接するのも得意な子が多いです。無駄吠えが少なく、室内でも穏やかに過ごしてくれるため、マンションなどの集合住宅でも非常に飼いやすい犬種として知られています。
お手入れのコツは、毎日のブラッシングです。毛が伸び続けるタイプなので、放っておくとすぐに毛玉ができてしまいます。
定期的なトリミングと、顔周りの毛が目に入らないように結んであげるなどの配慮が必要です。皮膚がデリケートな一面もあるため、シャンプー後の乾燥もしっかり行い、通気性を良くしてあげましょう。
ペキニーズ
中国の宮廷で愛玩犬として大切にされてきた歴史を持つペキニーズは、ライオンのようなたてがみと堂々とした立ち振る舞いが特徴です。
性格は自立心が強くマイペースで、どこか猫のような気高さを持っています。ベタベタと甘えるよりも、自分の時間を大切にする傾向があるため、適切な距離感を保てる人に向いています。
飼育のコツとしては、美しい被毛の維持と皮膚の乾燥に気を配ることです。毛量が多いため熱がこもりやすく、皮膚トラブルを起こしやすい側面があります。
ブラッシングの際は皮膚の異常がないかチェックしつつ、エアコンを活用して室温を低めに保つことが不可欠です。誇り高い性格を尊重し、無理強いしないしつけを心がけると、強い信頼関係を築くことができます。
鼻ぺちゃ犬を飼うときの注意点

そのユニークな愛らしさから人気の鼻ぺちゃ犬ですが、独特の骨格を持っているからこそ、健康面で注意すべき点がいくつかあります。愛犬に長生きしてもらうためにも知っておくべき3つの大切なポイントを解説します。
熱中症になりやすい
鼻ぺちゃ犬は、他の犬種に比べて熱中症になるリスクが非常に高いという特徴があります。犬は人間のように汗をかいて体温を下げることができず、「パンティング」と呼ばれる舌を出してハッハッと浅く速い呼吸をすることで熱を逃がします。
しかし、鼻ぺちゃ犬は鼻の穴が小さく気道が狭いため、このパンティングによる体温調節が非常に苦手です。そのため、少しの暑さでも体に熱がこもりやすく、命にかかわる熱中症を引き起こしやすくなります。夏場はもちろん、春先や秋口でも、室温はエアコンで常に25度前後に保ち、散歩は涼しい早朝や夜間に行うなど、徹底した温度管理が不可欠です。車内での留守番は絶対にやめましょう。
呼吸器や目の病気になりやすい
短頭種特有の体の構造は、呼吸器や目の病気にもつながりやすいため注意が必要です。
呼吸器の病気
鼻の穴が狭い鼻腔狭窄や、喉の奥にある軟口蓋が長すぎて気道を塞いでしまう軟口蓋過長症などを総称した「短頭種気道症候群」は、多くの鼻ぺちゃ犬が抱える問題です。普段からいびきをかいたり、ガーガーと苦しそうな呼吸音がしたりする場合は、一度獣医師に相談しましょう。
目の病気
顔の構造上、眼球が突出しているため、外部の刺激を受けやすく角膜を傷つけやすい傾向があります。特に注意したいのが、目頭にある瞬膜腺が赤く腫れて飛び出してしまうチェリーアイです。他にも、まぶたが内側に巻き込んでしまう眼瞼内反症なども鼻ぺちゃ犬には見られるため、目の充血や目やにの変化には注意しましょう。
肥満になった場合リスクが高い
鼻ぺちゃ犬にとって、肥満は他の犬種以上に深刻な健康リスクを招きます。体重が増加して首周りに脂肪がつくと、もともと狭い気道を外側からさらに圧迫してしまいます。
これにより短頭種気道症候群(BOAS)が悪化し、慢性的な呼吸困難に陥るだけでなく、激しい呼吸努力によって胸腔内の圧力が変化することで、食道裂孔ヘルニアを引き起こすリスクも高まります。
愛らしい姿についおやつを多く与えてしまいがちですが、呼吸器への負担を軽減するためにも、日頃からの徹底した体重管理を心がけることが重要です。
まとめ

鼻ぺちゃ犬は、その独特な愛らしさから非常に人気のある犬種ですが、短頭種ならではの健康リスクを正しく理解しておくことが大切です。
今回の記事では代表的な犬種の種類や特徴を一覧でご紹介しましたが、共通して徹底した温度管理と体重管理が欠かせません。呼吸器や目のトラブルを防ぎ、適切な環境を整えてあげることが、愛犬と健やかな毎日を過ごすための重要なポイントになります。
フローエンスでは、健康状態に配慮して育てられた鼻ぺちゃ犬の子犬たちをご紹介しています。お迎え後のサポートとして、365日いつでもプロのトレーナーに相談できる体制を整えているのが特徴です。
鼻ぺちゃ犬特有の体調管理やしつけのコツについて、困った時にすぐ専門的なアドバイスを受けられるため、初めて迎える方でも安心して育児に専念できるという大きなメリットがあります。
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