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毛が長い犬の種類15選|長毛種の特徴とお手入れのコツを解説
公開日:2026年8月7日(金) 更新日:2026年8月7日(金) 犬種図鑑
ふわふわとした被毛が魅力の長毛犬は、見た目の美しさだけでなく優雅で愛らしい雰囲気から高い人気を集めています。一方で毛玉や抜け毛対策、定期的なお手入れなど、短毛種とは異なるケアが必要になる点も理解しておくことが大切です。
犬種によって毛質や性格も大きく異なるため、事前に特徴を知ったうえで迎え入れるパートナーを選びましょう。本記事では、毛が長い犬の種類15選とともに、特徴や日常のお手入れのコツをわかりやすく解説します。
毛が長い犬種の特徴

長毛種とは被毛が長く伸びる特徴を持つ犬を指し、ふわふわとした見た目や優雅な印象が魅力です。しかし一口に長毛種といっても、毛の構造や抜け毛の量には大きな違いがあります。被毛の仕組みや抜け毛の特徴について理解を深めていきましょう。
ダブルコート・シングルコート
犬の被毛は「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類に分けられます。
ダブルコートは、外側の硬い上毛(オーバーコート)と、内側で体温調節を担う柔らかい下毛(アンダーコート)の二層構造になっているのが特徴です。寒さや暑さから体を守る役割があり、柴犬やゴールデン・レトリーバーなどに多く見られます。
一方、シングルコートは上毛のみで構成されており、アンダーコートを持たないため比較的軽やかな被毛をしているのが特徴です。プードルやマルチーズなどが該当し、被毛構造によって見た目だけでなく体温調節の仕組みやお手入れ方法にも違いが生まれます。
抜け毛が多い犬種・少ない犬種
犬の抜け毛の量は「毛の長さ」ではなく「被毛の構造」によって大きく左右されます。
一般的にダブルコートの犬種は、春や秋の換毛期にアンダーコートが一気に抜けるため、抜け毛が多くなりやすい傾向があります。日常的なブラッシングに加え、季節ごとのしっかりとしたケアが必要です。
一方でシングルコートの長毛種は、アンダーコートがないため換毛期がなく、抜け毛は比較的少ないとされています。ただし毛が抜けにくい分、絡まりやすく毛玉ができやすい点には注意が必要です。
それぞれの特徴を理解し、犬種に合ったお手入れを行いましょう。
【小型犬】毛が長い犬の種類5選

毛が長い小型犬を5種類紹介し、それぞれ特徴も解説します。気になる犬種がある方は、事前の情報収集に役立ててください。
ポメラニアン
ふわふわとした豊かな被毛が特徴の長毛種ポメラニアンは、見た目の愛らしさから非常に人気の高い小型犬です。ダブルコートの被毛を持ち、外側の長い毛と内側の密な下毛によってボリュームのあるシルエットを形成しています。
活発で好奇心旺盛な性格をしており、飼い主に対しても非常に愛情深いのが魅力的です。一方で抜け毛は多く、特に換毛期には大量に毛が抜けるため、こまめなブラッシングが欠かせません。
毛玉だまりを防ぐには日常的なお手入れが欠かせないものの、それを感じさせないほどの見た目の可愛さ・元気な性格を兼ね備えた犬種です。
ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアは、絹のように滑らかで美しい長毛が特徴の小型犬です。シングルコートの被毛を持っているため抜け毛が少なく、室内飼いにも適しています。
毛は人の髪の毛に近い性質を持ち、伸び続けるため、定期的なカットやブラッシングが必要です。性格は活発で好奇心旺盛ですが、飼い主には非常に忠実で甘えん坊な一面もあります。
体は小さいものの勇敢な性格を持ち、番犬としても頼りになる存在です。美しい被毛を維持するためには、毎日の丁寧なお手入れが大切になるでしょう。
トイプードル
トイプードルはくるくるとした巻き毛が特徴の長毛種で、抜け毛が少ない犬種としても知られています。シングルコートのため換毛期がなく、毛が抜けにくい反面、毛玉になりやすいため定期的なブラッシングやトリミングが重要です。
非常に知能が高く、しつけがしやすい犬種としても人気があります。人懐っこくフレンドリーな性格で、家庭犬としても飼いやすいのが魅力です。
毛のカットスタイルのバリエーションも豊富で、見た目の変化を楽しめる犬種でもあります。
マルチーズ
マルチーズは、純白でシルクのような長い被毛が特徴の小型犬です。シングルコートで抜け毛が少ないため、室内で飼いやすい犬種とされています。
毛は細く絡まりやすいため、毎日のブラッシングが欠かせません。性格は穏やかで人懐っこく、飼い主に対して深い愛情を示す傾向があります。
無駄吠えが少なく、初心者でも比較的飼いやすい点も魅力です。被毛は伸び続けるため、定期的なトリミングによって清潔な状態を保ってあげましょう。
シーズー
シーズーは、長く豊かな被毛と丸みのある顔立ちが特徴の小型犬です。ダブルコートながら比較的抜け毛は少なめで、毛が伸び続けるため定期的なトリミングが必要になります。
被毛は絡まりやすく、放置すると毛玉になりやすいため、日々のブラッシングが欠かせません。性格は穏やかで落ち着いており、無理に運動を必要としないため、室内飼いにも適しています。
人懐っこくマイペースな一面があり、家庭犬として人気の高い犬種です。適切なお手入れを行うことで、美しい被毛を長く保ちやすくなります。
【中型犬】毛が長い犬の種類5選

続いて、毛が長い中型犬を5種類紹介します。迎え入れたい犬種ごとの特徴をチェックし、飼い主としての第一歩を踏み出す準備をしましょう。
ボーダーコリー
ボーダーコリーは優れた知能と運動能力を兼ね備えた中型の長毛犬で、牧羊犬として活躍してきた歴史を持ちます。被毛はダブルコートで長めの毛が体を覆い、寒さや雨から守る役割を持っています。
非常に頭が良くしつけがしやすい一方で、運動不足になるとストレスを感じやすいため、日常的に十分な運動量を確保するのが大切です。抜け毛は比較的多く、特に換毛期にはこまめなブラッシングが欠かせません。
活発でエネルギッシュな性格のため、アウトドアやアクティブな生活スタイルの飼い主に向いている犬種です。
アメリカンコッカースパニエル
アメリカンコッカースパニエルは、長く美しい被毛と垂れ耳が特徴の中型犬です。被毛は柔らかくボリュームがあり、特に耳や胸、足回りに豊かな飾り毛が見られます。
ダブルコートのため抜け毛はあり、毛が絡まりやすいため日々のブラッシングと定期的なトリミングが大切です。性格は明るく人懐っこいだけでなく、飼い主や家族に対して愛情深いのが魅力です。
遊ぶことが大好きで社交的なため、多頭飼いや子どものいる家庭にも向いています。見た目の美しさを保つためにも、丁寧なお手入れが欠かせない犬種といえるでしょう。
シェットランドシープドッグ
シェットランドシープドッグは、通称「シェルティ」とも呼ばれる中型の長毛犬です。豊かな被毛と優雅な見た目を併せ持っており、ダブルコートのため毛量が多く、特に首回りのたてがみのような毛が印象的です。
抜け毛は多めで、換毛期にはしっかりとしたブラッシングが求められます。性格は非常に賢く従順で、飼い主の指示をよく理解するためしつけがしやすい犬種です。
一方で警戒心が強く、知らない人や音に敏感な面もあります。適度な運動と日常的なお手入れを行い、健康的に美しい被毛を維持してあげましょう。
日本スピッツ
日本スピッツは、純白でふわふわとした被毛が特徴の中型犬です。ダブルコートの被毛を持ち、ボリュームがある見た目のわりに意外にも汚れが付きにくく、お手入れがしやすいとされています。
抜け毛は換毛期に増えるため、定期的なブラッシングが必要です。性格は明るく人懐っこく、無駄吠えが少ないことから家庭犬として人気があります。
飼い主への忠誠心も高く、初めて犬を飼う方にも向いている犬種です。美しい白い被毛を保つためにも、日々のケアと清潔な環境整備に力を入れましょう。
イングリッシュコッカースパニエル
イングリッシュコッカースパニエルは長い耳と柔らかな被毛が特徴の中型犬で、狩猟犬としての歴史を持っています。被毛はダブルコートで、耳や胸、脚にかけて長く優雅な飾り毛があります。
毛は絡まりやすいため、こまめなブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません。性格は明るく活発で、遊ぶことが大好きなフレンドリーな犬種です。
ある程度以上の運動量も必要となるため、日々の散歩や遊びの時間をしっかり確保することが重要です。適切なお手入れと運動を行い、健康で魅力的な姿を維持しましょう。
【大型犬】毛が長い犬の種類5選

最後に、毛が長い大型犬を5種紹介します。
ゴールデンレトリバー
ゴールデンレトリバーは、ウェーブがかった長い被毛と温厚な性格が魅力の大型犬です。被毛はダブルコートで、水や寒さから体を守る役割を持っています。
穏やかで人懐っこく、知能が高いため家庭犬として非常に人気が高い犬種です。一方で被毛量が多く、抜け毛も多いため、日常的なブラッシングが欠かせません。
特に換毛期は毛が抜けやすく、こまめなお手入れが必要になります。活発で運動量も多いため、散歩や遊びの時間をしっかり確保してあげましょう。
人との関わりを好む性格のため、家族と一緒に過ごす時間を大切にしたい方に向いている犬種です。
アフガンハウンド
アフガンハウンドは、床に届くほど長く美しい被毛が特徴の大型犬です。シングルコートで、絹のようになめらかな毛並みは優雅な印象を与えます。
独立心が強く、ややマイペースな一面を持ちながらも、飼い主には献身的に接するのが特徴です。長い被毛は絡まりやすく、毛玉になりやすいため、毎日のブラッシングや定期的なお手入れが欠かせません。
運動能力も高いため、広いスペースでのびのびと動ける環境が適しています。見た目が美しく気品ある犬種なので、飼い慣らすにはしっかりとしたケアが求められるでしょう。
サモエド
サモエドは、真っ白でふわふわとした被毛と「サモエドスマイル」と呼ばれる優しい表情が特徴の大型犬です。ダブルコートの厚い被毛を持ち、寒冷地でも生活できるほど保温性に優れています。
性格は穏やかで社交的、人懐っこく飼い主とのコミュニケーションを好む傾向があります。抜け毛は多く、特に換毛期にはしっかりとしたブラッシングが必要です。
暑さに比較的弱いため、日本の夏場は室温管理に注意が必要です。見た目の可愛らしさと明るい性格から人気の高いサモエドを飼うときは、日々のお手入れと環境管理を徹底して行いましょう。
バーニーズマウンテンドッグ
バーニーズマウンテンドッグは、黒・白・茶のトライカラーと長く美しい被毛が特徴の大型犬です。被毛は光沢のある直毛または緩やかなウェーブで構成され、存在感のある見た目をしています。
性格は穏やかで優しく、飼い主に対して非常に忠実なため家庭犬としても人気があります。大型犬の中でも落ち着いた性格ですが、適度な運動は必要です。
被毛は絡まりやすく抜け毛もあるため、定期的なブラッシングが重要です。体も大きいため、生活スペースの確保も必要になります。
温厚で愛情深い性格をしており、家族とゆったり過ごしたい方に向いている犬種です。
ラフコリー
首元の豪華な飾り毛と長い被毛が特徴の大型犬ラフコリーは、優雅な見た目が魅力的です。被毛はダブルコートで、粗めの上毛と柔らかい下毛が密に生えており、ボリューム感のあるシルエットを作り出しています。
性格は穏やかで賢く、飼い主に従順なためしつけがしやすい犬種です。家庭犬としても人気があり、子どもとも良好な関係を築きやすいといわれています。
換毛期には大量の毛が抜けるため、日々のブラッシングが欠かせません。優雅な見た目と扱いやすい性格を兼ね備えているため、しっかりとお手入れできる方に適した犬種です。
毛が長い犬種のお手入れ方法

毛が長い犬種のお手入れ方法を順に解説します。ブラッシングからシャンプー、トリミングまでの一連の流れをおさえておきましょう。
ブラッシング
ブラッシングは、毛が長い犬種のお手入れで最も重要なお手入れです。長毛種は毛が絡まりやすいため、放置すると毛玉や皮膚トラブルの原因になります。
特に耳の後ろや脇、お腹周りは毛玉ができやすいため、丁寧にブラッシングを行う必要があります。基本は毎日、少なくとも週に数回を目安に行いましょう。
ブラッシングには抜け毛を取り除くだけでなく、皮膚の血行を促進する効果もあります。スリッカーブラシやコームなど犬種や毛質に合った道具を使い分けることで、より効果的にケアできます。
ただし毛のもつれを無理に引っ張ると痛みを与えてしまうため、優しくほぐしながら行うのがポイントです。
シャンプー
長毛種は皮脂や汚れが毛に絡みやすいため、定期的なシャンプーが欠かせません。頻度の目安は月に1〜2回程度ですが、汚れやすい環境で生活している場合は様子を見ながら頻度を増やしましょう。
シャンプー前には必ずブラッシングを行い、毛のもつれを解いておくのが重要です。濡れた状態で毛玉があると、さらに絡まりやすくなってしまうので注意しましょう。
洗う際は犬用のシャンプーを使用し、皮膚を傷つけないよう優しく洗うのがコツです。すすぎ残しは皮膚トラブルの原因になるため、しっかりと洗い流しましょう。
シャンプー後はドライヤーでしっかり乾かし、湿った状態を残さないようにするのも大切です。
トリミング
長毛種の美しい被毛を維持するためには、定期的なトリミングも大切です。毛が伸びすぎると絡まりやすくなるだけでなく、目や口周りの毛が伸びて視界を遮ったり、食べ物や汚れが付きやすくなったりします。
犬種によってはトリミングが必須となる場合もあり、特にシングルコートの犬種は定期的なカットが欠かせません。トリミングは見た目を整えるだけでなく、清潔を保つためのケアでもあります。
自宅で部分的に整えることも可能ですが、定期的にプロのトリマーに任せることで、より仕上がりも美しくなります。愛犬の毛の伸び具合に合わせて、適切な頻度を見つけましょう。
まとめ

毛が長い犬種は、被毛の構造や抜け毛の量、犬種ごとの性格によってお手入れ方法が大きく異なります。適切なブラッシングやシャンプー、トリミングを行い、犬の特徴に合わせたケアを続けましょう。
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