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犬がトイレの上で寝る|やめさせ方と急に始まったとき【2026】
公開日:2024年9月6日(金) 更新日:2026年10月6日(火) トイレ
この記事の要点
今までしなかったのに急にトイレで寝るようになったなら、まず体調を確かめてください。おしっこの回数が増えた、下痢が続く、寝床まで歩くのがつらそう——こうした様子があれば、寝床を変える前に受診を。ずっとそうしている場合は、寝床が落ち着かないことがいちばん多い理由です。犬は狭くて囲まれた場所を選びます。人にとって良い場所とは違います。
ケージやサークル内でトイレとベッドを分けて置いているのに、気が付くとトイレの上で寝ていることがあるかと思います。飼い主さまからしたら、トイレで寝るのは汚いからやめてほしいと思うでしょう。今回はトイレで寝てしまう理由を解説していきますので、ワンちゃんがトイレの上で寝てしまっていたらこの記事を思い出して対策をしてください!
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今までしなかったのに、急にトイレで寝るようになった——この場合は、まず体調を確かめます。
一緒に見てほしいこと
- おしっこの回数が増えていないか……トイレのそばから離れたくないのかもしれません
- 水を飲む量が増えていないか
- 下痢や軟便が続いていないか……間に合わないので近くにいる、ということがあります
- 寝床まで歩くのがつらそうでないか……関節や腰の痛み。段差をまたげなくなっていませんか
- 食欲・元気はどうか
- シニアなら、寝る場所が定まらなくなっていないか
ひとつでも当てはまるなら、寝床を変える前に動物病院へご相談ください。体の理由なら、寝床を新しくしても解決しません。
子犬のころから、ずっとそうしているという場合は、この章は当てはまりません。次に進んでください。
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原因によって、打つ手が違います
「寝床を用意する」「トイレを教え直す」——どちらも正しいのですが、原因が違えば効く手も違います。まず、どれに近いか見てください。
| そう思う手がかり | たぶんこれ | 効く手 |
|---|---|---|
| 夏だけ/床が冷たい場所を選ぶ | 暑い | 寝床を涼しい場所へ。冷感マット |
| ベッドを使わない/すみに寝る | 寝床が落ち着かない | 囲いのある寝床へ。人の動線から外す |
| 寝ていると声をかけられる | 構ってもらえる | そこにいても反応しない |
| ケージが狭い | 離れられない | 広げる/トイレを外に出す |
| トイレ以外でも寝る | 感触が好き | 似た感触の寝具を試す |
| 急に始まった | 体調 | 受診(上の章) |
いちばん多いのは「寝床が落ち着かない」です。人が通る場所、テレビの前、エアコンの真下——人にとって良い場所と、犬が落ち着く場所は違います。
犬が選ぶのは、狭くて、囲まれていて、部屋全体が見える場所です。トイレトレーがたまたまその条件を満たしていることがあります。
寝床を見直すときのこつ
- 壁ぎわ、部屋のすみに置く……背中側が守られていると落ち着きます
- 人の動線から外す……ドアの前、通り道は落ち着けません
- 屋根や囲いのあるものにする……ベッド型で寝ないなら、ハウス型を試す
- トイレからできるだけ離す……同じケージ内なら、対角に
- 夏は素材を変える……ふかふかの寝床は夏には暑い
新しい寝床を用意しても、すぐには使いません。数日は、おやつを置く・そこで声をかける、を繰り返してください。「良いことがある場所」にしてから、寝床になります。
衛生的に、大丈夫でしょうか
「汚い」も検索されている言葉です。心配されるのは当然だと思います。
使用済みのシートの上で寝ているなら、そのままにしないでください。皮膚が荒れたり、においが体につきます。
- シートはこまめに替える……汚れたシートの上で寝させない
- 体が汚れたら、その部分だけ洗う……毎日のシャンプーは皮膚を痛めます
- おなかや足の裏に赤みが出ていないか見る……出ていれば受診を
- トイレトレーそのものも洗う……においが残ると、そこが「自分の場所」になります
きれいなシートの上で寝ているだけなら、体を汚しているわけではありません。あわてなくて大丈夫です。ただ、その状態が続くと「ここは寝る場所」と覚えて、トイレを別の場所でするようになることがあります。
トイレと寝床が逆になってしまったら
「トイレで寝て、ベッドで排泄する」——ここまで来ると困ります。この場合は、場所を入れ替えるのがいちばん早いことがあります。
- 犬が寝ている場所に、寝床を置く……その子が選んだ場所には理由があります
- トイレを、犬が排泄している場所へ移す
- 両方のにおいをしっかり消してから入れ替える……ここを飛ばすと戻ります
「決めた場所を守らせる」より、「その子が選んだ場所に合わせる」ほうが早いことがあります。どうしても場所を動かせない事情がなければ、試してみてください。
トイレの位置を変えたあとの教え直しは、犬のトイレトレーニングにはコツがある!成功のポイントを伝授にまとめています。
トイレの上で寝てしまう理由
トイレで寝てしまう理由を一つに絞ることはできないため、考えられる5つのケースを一つずつ解説していきます。やめさせ方については後ほど解説しますので、まずは原因を探ってみましょう。
トイレをトイレと認識していない
トイレをトイレとして認識していないケースは少なくありません。
トイレトレーニングが出来ていても「ここがトイレ」というより「ここでトイレをしたら褒められる」程度にしか認識していない場合、特に夏場など少しでも涼しく気持ちいいところを探した結果、トイレで寝てしまうことがあります。
寝床の居心地が悪い
寝床の好みを見極めるのも効果的です。
わんちゃんによって、ふわふわで柔らかい場所を好む子もいれば、硬く冷たい場所を好む子もいます。そのため、ゆっくり休んでほしいという願いから柔らかいベッドを用意しても硬く冷たい場所がたまたまトイレであった可能性も十分にあるでしょう。
暑い日は涼しい場所を選ぶから
わんちゃんの基礎体温は人間より高く、40℃近くまで上がります。
そのため、体温を下げるためにトイレで身体を冷やしているのかもしれません。このような場合は室内温度を適切に設定していれば、すぐに改善されると思いますので、一度試してみてください。
飼い主に構ってもらえると思っているから
この問題は、わんちゃんの頭の良さが生んだ問題行動でしょう。反対に言えば愛情不足が原因の問題行動かもしれません。
わんちゃんは飼い主さまに振り向いてもらうために、様々な工夫をして意識を向けさせようとします。
問題行動を加速させる原因の多くは、構ってもらえた=この行動は正しいという方程式が出来てしまっているからです。よって、トイレで寝てしまった時に飼い主さまから「ここで寝たらダメだよ」の声掛けが構ってもらえたと勘違いしてしまい、飼い主さまがいるときに限ってトイレで寝てしまう行動をとっているかもしれません。
自分の匂いがして安心するから
最後に、警戒心が強い子や環境に慣れていない子は自分の匂いがついたトイレを安心できる場所として寝てしまっている可能性もあります。
子犬の場合に多いですが、トイレを覚えるにつれて徐々に直っていくためそこまで心配する必要はないでしょう。しかし、成犬になっても直らない場合は別の原因が考えられるため、上記に当てはめるか再度見直ししてみてください。
やめさせ方
考えられる原因をお伝えしましたが、次はやめさせるための改善策をお伝えします。
効果がすぐに出る場合と、時間がかかってしまう場合、どちらとも個体差があるため、わんちゃんのペースに合わせて焦らずゆっくり改善していきましょう。
トイレの再トレーニング
トイレの再トレーニングはどの原因であれ必要です。
むしろ、トレーニングに完了はなく継続であるため今まで出来ていたのに急に出来なくなったケースも少なくありません。出来たら褒める、失敗したら無になり掃除することを徹底して行いましょう。
合わせて読みたい参考記事↓
犬のトイレトレーニングにはコツがある!成功のポイントを伝授
適切な寝床を用意してあげる
好みを見極める方法は、傾向を探ることで見えてくると思います。
普段、柔らかい場所を選んで転がっているか硬い場所を選んでいるかなど日常生活の中でヒントはいくらでも転がっているはずですので、それを見逃さず適切なモノを用意してあげましょう。
必ずしもベッドを用意しなければいけないこともないので、必要なさそうであれば設置しなくても問題ございません。また、温度管理のために夏はひんやりマット、冬はあたたかマットなど季節感に合った寝床を準備してあげるとワンちゃんもリラックスしてくれることでしょう。
寝床は常に清潔を心掛ける
キレイ好きな子はベッドが汚れていると寝たくないという子もいます。そのため、定期的に選択をしたり、天日干しをしたりと清潔を保つような対策もおすすめです。
また、トイレに関してもシートだけを変えるのではなく、トレーも週に一回は水洗いするなどして清潔に保つことで臭いの発生も抑えるだけでなく、万が一寝てしまってもトイレの臭いがワンちゃんの身体に移ることも軽減されます。寝かせない為のトレーニング・対策ですが、リスク回避する方法もおすすめです。
寝床やトイレの位置を見直す
室内飼育ではケージを置く位置は各家族によって異なるため、正解はありません。また、お部屋の広さに対しどれぐらいの空間をワンちゃんに割くかも様々だと思います。
しかし、工夫次第で対策が可能となるので是非参考にしてください。
1、窓際に設置している場合
この場合、日が当たる場所を避けるために仕方なくトイレに避難している場合があります。冬場であれば暖かい場所がトイレだったという可能性も高いです。
窓際に設置している場合、夏場は日が当たらないように日陰を作る工夫をしたり、冬場は毛布や電気マットを用意するなど季節に合った配置を考えてみましょう。
2、ご家族が見える位置を好む場合
ワンちゃんによってはご家族の方が見えていないと不安になってしまう子もいるため、安心したい気持ちからトイレで寝てしまう可能性もあります。反対にサークル内では一人になりたいという子の場合、見えない位置で休みたい気持ちからトイレで寝てしまうことも考えられるでしょう。
3、明るい所や音が大きい場所を嫌がる場合
ワンちゃんによっては、寝るときは暗い場所を好む子がいたり、テレビの近くは音が気になって寝れない子もいます。そのため、そういった場所から避ける為にトイレへ向かってしまうこともあるので、ゆっくり休める位置にサークルまたは寝床を用意してあげましょう。
これら3つの場合はあくまでも一例であり、ワンちゃんによっては他の理由もあることでしょう。わんちゃんの性格を見極めて対策することが一番の近道となります。
スキンシップを増やし愛情を注ぐ
愛情の掛け方に正解はなく、目安もありません。しかし、おすすめの方法としてお散歩に行ったり一緒に遊んだり、お互いの思い出を共有できる生活を心掛けてみてください。
声をかけてあげたり、今何をしてほしいのだろう、など気持ちでのコミュニケーションを増やすことでワンちゃんは満たされます。
構ってほしいから問題行動を起こすのは飼い主さまからしたら悩みの種となることですが、わんちゃんにとっては大好きな飼い主さまと遊びたいという悪気があるわけではありません。
お互いに気持ち良い関係を築くためには一緒にいる時間を増やしていく方法がおすすめです。
よくある質問
急にトイレで寝るようになりました。病気でしょうか?
まず体調を確かめてください。おしっこの回数が増えた、水を飲む量が増えた、下痢が続いている、寝床まで歩くのがつらそう——こうした様子があれば、寝床を変える前に動物病院へご相談ください。体の理由なら、寝床を新しくしても解決しません。
トイレで寝るのは、汚くないですか?
きれいなシートの上で寝ているだけなら、体を汚しているわけではありません。ただし使用済みのシートの上で寝ているなら、そのままにしないでください。皮膚が荒れたり、においが体につきます。シートをこまめに替え、おなかや足の裏に赤みが出ていないか見てください。
やめさせるにはどうすればいいですか?
原因によって手が違います。夏だけなら涼しい場所へ寝床を移す、ベッドを使わないなら囲いのある寝床にして人の動線から外す、寝ていると声をかけられているならそこにいても反応しない。いちばん多いのは「寝床が落ち着かない」です。
どんな寝床なら使ってくれますか?
犬が選ぶのは狭くて、囲まれていて、部屋全体が見える場所です。壁ぎわや部屋のすみに置き、人の通り道から外してください。ベッド型で寝ないなら、屋根のあるハウス型を試してみてください。新しい寝床はすぐには使いません。数日はおやつを置く・そこで声をかけるを繰り返して、良いことがある場所にしてください。
トイレで寝て、ベッドで排泄します
場所を入れ替えるのがいちばん早いことがあります。犬が寝ている場所に寝床を置き、排泄している場所にトイレを移してください。両方のにおいをしっかり消してから入れ替えないと、戻ります。「決めた場所を守らせる」より、「その子が選んだ場所に合わせる」ほうが早いことがあります。
構ってほしくてやっているのですか?
そのこともあります。トイレで寝ていると声をかけられる、という経験が続いていれば、注目を集める方法として覚えます。その場合はそこにいても反応しないのがいちばん効きます。ただし暑さや寝床の問題なら、構い方を変えても解決しません。先に原因を切り分けてください。
ケージが狭いのが原因ですか?
その可能性はあります。ケージの中でトイレと寝床が近すぎると、離れたくても離れられません。ケージを一回り大きくする、トイレをケージの外に出す、どちらかで解決することがあります。同じケージ内なら、できるだけ対角に置いてください。
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まとめ
急にトイレで寝るようになったなら、まず体調を確かめてください。おしっこの回数や下痢、歩きにくさが一緒に出ていれば受診を。ずっとそうしている場合は、寝床が落ち着かないことがいちばん多い理由です。壁ぎわの、囲いのある、人の通り道から外れた場所へ移してみてください。その子が選んだ場所に合わせるほうが、早く解決することもあります。
トイレトレーニングは「環境」で決まることも!
ブリーダーのもとで、親犬やきょうだい犬から適切な生活習慣を学び始めている子犬たち。お迎え後のトイレの悩みも、育てたブリーダーに直接相談できるから安心です。
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