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           犬が誰にでも飛びついてしまうのはなぜ?しつけ方について詳しく解説        

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フローエンスメディアライター   大久保 祐太のプロフィール写真

フローエンスメディアライター   大久保 祐太

しつけやトレーニングに関する記事を弊社ドッグトレーナーを通し、分かりやすく実践しやすい記事を発信します。また、私自身がしつけに大きく悩んだ経験があるため、飼い主様にできる限り寄り添える記事を目指します!

犬歴:
ゴールデンレトリーバー
ミニチュアダックスフンド
オーストラリアンキャトルドッグ

資格:
ペット・トラベルアドバイザー
ペット災害危機管理士 2級
家庭動物管理士  3級

※しつけ記事ではアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています

飛びつこうとする犬

お散歩中や帰宅後、来客時に人間に向かって飛びついてしまう癖を治したいと思う方に詳しく解説していきます。なぜ飛びついてしまうのか、実は飛びつくようにしていたのは自分だったかもしれないこと、様々な原因を探って行きましょう。わんちゃんの飛びつきに悩んでいる方は是非参考にしてください。


飛びついてしまう理由を知ろう

まずは、なぜ飛びついてしまうのか、その理由を説明します。

理由を知ることは最適な改善策を見つける以外にも、飛びついてしまう時の予防や対処法にも役に立つ重要な情報の一つです。

飛びつくときの犬の心理

ワンちゃんにとって飛びつく行為に対し、攻撃的な意図はありません。
※牙を剥き出し毛も逆立って唸っていたらそれは臨戦態勢です

そのため、会えて嬉しい、遊んでほしい、といった喜びによる興奮状態が主な心理です。嬉しくなり感情をコントロール出来ずに体当たり、すなわち飛びつきになってしまうということです。

また、ワンちゃんによっては過去に飛びついて飼い主様を倒してしまった時に飼い主様が笑っていた、構ってくれたと誤った認識をして飛びついてくることも考えられます。

飛びついてしまうタイミングを見極め、興奮をコントロールできるようになれば問題は改善されるでしょう。

なぜ飛びつきをやめさせる必要があるのか

ワンちゃんの飛びつき癖は小型犬であれば可愛いと許してくれる方もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

確かに中・大型犬に比べればパワーも弱く被害は少ないかもしれません。

しかし、ワンちゃんが飛びつけば遊んでくれる触ってくれると勘違いしたまま、街中のお散歩で通行人に対し、いきなり飛びつくようになったらどうでしょうか?

小型犬であれパワーは動物なりにありますし、ご高齢やお子さんであればバランスを崩し転倒するリスクは十分にあります。

また、世の中の全ての人が犬好きではないため、飛びつく素振りを見せただけで、怖がったり怒ってくる人も必ずいます。楽しく穏やかなドッグライフを送ってほしいという願いを込めて本記事を書いているフローエンスでは飛びつきに関しても重要な問題行動としてご相談に乗っています。

やめさせるしつけ方

それでは、実践的に飛びつくのをやめさせる方法についてご説明します。
特別、難しい高度なトレーニングではないため時間をかけてゆっくりと行いましょう。

飛びつきに対しての報酬を変える

ここでいう報酬とは、ご褒美を指します。

飛びつくという動作に対し「ダメ」という言葉が注意されていると思わずに遊んでくれているという報酬になっている可能性があります。このような場合には、飛びついても無視し、座ったら褒めるといった別の報酬を用意しましょう。

最初はおやつを使ってもいいです。

飛びついてたら無視、座ったらご褒美、飛びつかないで座ったらご褒美という感じの流れで、良いこと悪いことのメリハリをつけてあげることで、学習スピードも向上することでしょう。

根本は構ってほしいだけ

飛びつく理由の一番の要因は構ってほしいだけです。
そのため、飛びついたら完全に無視を徹底してください。上記の報酬を変える方法も有効的ですが、そもそも飛びついても良いことがないことを教えるには徹底無視です。飛びつかれた側の気持ちをワンちゃんは読み取ることができずに、大声を出して叱っても構ってくれたことに変わりはありません。叱るタイミングや止めるタイミング、それは初動がカギとなりますが、見極めるのは慣れていないと難しいのが現実です。

時間が掛かってしまうかもしれませんが、一番確実な方法が完全徹底無視となります。

治らない場合

飛びつこうとする犬

やめさせる方法を知っていても、今すぐ治したいと思っている方もいると思います。
そういった方はまずは下記の方法を試してみてください。

予防対策

飛びつくことをやめさせるには個体差があり時間も掛かってしまうこともあります。

しかし、トレーニングを完了するまで自由に飛びつかせるわけにもいきません。この段階では、飛びつきそうなキッカケを潰していきましょう。

例えば、ワンちゃんが来客時にのみ飛びつく場合は来客時にケージやクレートに入れておく、もしくはリードに繋ぎ飛びつくの阻止します。そして飛びつかなったらおやつを与える。来客の方にあげてもらっても構いません。

帰宅時に飛びついてくる場合は、飛びついても目も合わせずいつも通り過ごしてください。ワンちゃんの興奮が落ち着き飛びつかなくなったら褒めてあげましょう。

これらは一例のため、必ずそうしてほしい訳ではないので、ワンちゃんの癖やタイミングを把握し、対策できることが理想です。飼い主さまも座ったら触る、興奮時は完全無視などのルールを一貫して守りましょう。

プロに相談する

何をやっても直らない場合や直せる自信が持てない場合は、悩むことなくドッグトレーナーに相談しましょう。

ドッグトレーナーは飼い主さまからワンちゃんの性格、環境、癖などをヒヤリングし最適な方法を提案します。記事に書いてある方法はあくまでも一例であり、全員が対象になるわけではありません。それほど、ワンちゃんの個体差はあるため、経験豊富なトレーナーをお気軽に頼ってください。

ドッグトレーナーは飼い主さまの味方です。

やめさせたいと焦る気持ちを抑えよう

なかなか直らず、焦ってしまう気持ちがでてくることもあるかと思います。
しかし、焦ってしまうことで「なんで出来ないの」と大声で怒鳴ってしまったり叩いてしまったらワンちゃんはトラウマを持ち、関係性も悪化してしまいます。
焦らずゆっくりトレーニングを重ね、苦しくなったらトレーナーに相談、この二つを忘れずに前向きに励んでみましょう。


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フローエンスメディアライター   大久保 祐太

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犬歴:
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オーストラリアンキャトルドッグ

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ペット災害危機管理士 2級
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