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犬が帰宅時に吠える理由|特定の人にだけ吠えるのはなぜ【2026】
公開日:2024年9月6日(金) 更新日:2026年10月6日(火) 吠え
この記事の要点
帰宅時の吠えは、吠えているあいだ何もせず、静かになってから接することで減ります。いちばん多い失敗は、根負けして構ってしまうこと。「長く吠えれば構ってもらえる」と学ぶので、次から吠える時間が延びます。特定の人にだけ吠えるのは順位づけではなく、その人が帰るとうれしいことが起きると覚えているからです。出かけるときも吠えるなら、不安が背景にあることがあります。
飼い主さまが帰宅する際、玄関を開ける前から吠えていたり、部屋に入ったらワンちゃんが大興奮していた、などといった経験はありませんか?
毎回興奮して、おしっこをしてしまったり、トイレの上を踏みつぶしてしまい汚れてしまうなど飼い主さまを悩ませてしまう【帰宅時の吠え】について、理由とやめさせ方を詳しく解説します。是非参考にして頂ければと思います。
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子犬を見る帰宅時に犬が吠える理由
早速、帰宅時に吠えてしまう理由と対処法を3つ紹介します。
また、吠えについてどの”吠え”に当てはまるのか分からない方はこちらも合わせてご拝読して頂ければと思います。
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子犬はいつから吠える?吠え方の種類と見分け方【2026】
感情が抑えきれず興奮している
興奮しやすいワンちゃんの場合、「飼い主さんが帰ってきた!!!」「かまって!!!」と感情が抑えられず吠えてしまったり、動きが抑えられなくなったりしてしまいます。
普段から私生活の中で自制心を育てるために小さなことから我慢する事を取り入れ、我慢が出来たら興奮させすぎないよう優しく褒めてあげるなどで”感情が抑えきれず”興奮していることに関しては解消できるでしょう。
他にも、興奮しているワンちゃんに対し同じテンションで接してしまうとワンちゃんが人と接する際に興奮してしまう習慣が付いてしまいます。そのため、日常生活でワンちゃんに接する時は落ち着いた状態で接することで人間の動きに対し興奮してしまうことを防ぐことができます。
何かを要求している
要求吠えに関しては【要求に応えない】が最も有効的です。
過去に生活の中で要求に応えてもらえたという経験をしてしまうと「吠えたら要求が通る」と学習してしまいます。
そのため、どのような状況(忙しいから…可哀そうだから…など)でも家族内で一貫し、要求して吠えてしまう場合や落ち着きがない場合はワンちゃんに対しアクションを起こさないことを徹底しましょう。
合わせて読みたい参考記事↓
犬の要求吠え|無視はどのくらい?治らないときの見直し方【2026】
吠えたらいいことがあった経験
要求と似ていますが、過去に吠えたことによって要求が通った事や良いことがあった経験をしていると、「吠えれば良いことがある。」と学習してしまいます。
そのため、吠えている時や興奮している時はワンちゃんと接しないことで、「吠えても良いことは怒らない」「興奮しているときはかまってくれない」と学習してもらう必要があります。
「〇〇はやってもいいことがない」と教えるのと同時にやって欲しい行動をしているときのみかまってあげたり声をかけてあげることでやって良いことを教えていきましょう。
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帰宅吠えのやめさせ方
帰宅時に吠えてしまう事には過去の生活の中での経験が大きく関係しています。
吠えてしまっている”今”をどうにかするのではなく私生活のなかで、改善できることはないか考えてみましょう。
興奮している場合
・普段の生活で見直す事
興奮して吠えてしまっている場合、その場での対応だけで無く普段の生活から見直す必要があるかもしれません。
例えば、『いつも帰宅時に過度にかまいすぎてしまっている』『外出時に過剰にかまってしまう』『普段の生活で興奮してしまったワンちゃんに対し飼い主さんも同じ熱量で接してしまう』など。
外出時、帰宅時は「お留守番が可哀そう」「お留守番頑張ったから褒めてあげたい」など過剰に構ってしまいがちですが、興奮しやすいワンちゃんや不安になりやすいワンちゃんの場合、逆効果になってしまうことがあるため普段接している状態のまま外出、帰宅をすると改善されることがあります。
他にもお留守番デビューの際はいきなり長時間お留守番をさせるのではなく、まずは短い時間から徐々に時間を延ばしていくことで、ワンちゃんが不安にならず自然と受け入れてくれるようになるため、お家にお迎えしたら少しずつ練習していくことをおすすめします。
・興奮してしまっている現場で行うこと
興奮してしまっている間はワンちゃんのことはいったん後回しにし、自分の身の回りのことをするなどして、興奮せず落ち着いた状態の時のみに声をかけたり触ってあげることで、『興奮してしまっている時はかまってくれない』とワンちゃんに理解させる必要があります。
要求している場合
興奮している時と同様、要求していないときのみサークルから出してあげたり、「ただいま。お利口にしてた?」など声をかけたあげることで『吠えてもかまってもらえない』『吠えてもハウスから出してもらえない』と理解させる必要があります。
普段の生活でもごはん時や遊ぶ際に要求に答えていないかな?と考え行動することで変わってくるかと思います。
間違った経験を繰り返している場合
ワンちゃんからしたら人間基準の正解、不正解は分からないため、生活していく中で自分にとって良いことがあったかイヤなことがあったかといった風に経験から学習していきます。
そのため、間違った経験を繰り返しているとワンちゃんからしたら正解と勘違いし学習していき、習慣化します。
「今は忙しいから吠えているけどご飯をあげてしまおう」「落ち着いていないけど可哀そうだからかまってしまう」などその時によって行動を変えてしまうと間違った学習をしてしまいます。
習慣化してしまう前に今までの生活内での行動を見直し、良いこと悪いことをしっかりと行動を変えてあげましょう。
帰ってきた瞬間、何をすればいいですか
やり方は単純です。吠えているあいだは、何もしない。静かになってから、いつもどおりに接する。これだけです。
ただ、実際にやってみると難しいところがあるので、順に書きます。
帰宅したときの手順
- 1. ドアを開けても、目を合わせない・声をかけない・触らない
- 2. そのまま手を洗う、荷物を置くなど、いつもの用事をする
- 3. 静かになった瞬間に、はじめて声をかける……ここが肝心です
- 4. 声をかけるときも、高い声で盛り上げない……落ち着いた声で
いちばん多い失敗は「静かになるまで待てずに、根負けして構ってしまう」ことです。そうすると「長く吠えれば構ってもらえる」と学ぶので、次から吠える時間が延びます。
もうひとつ多いのが、帰ってきた喜びで、こちらが先に盛り上がってしまうことです。気持ちは分かりますが、出迎えを大げさにするほど、留守番と帰宅の落差が大きくなります。
吠えている最中に叱らないでください
「うるさい」と言うのも、犬にとっては反応です。声をかけた時点で「吠えたら返事があった」になります。
それに、玄関で叱られることが続くと、帰宅そのものが緊張する出来事になります。吠えは減らず、そわそわだけが増えます。
静かになるまで、視線も声も向けない。それがいちばん強い合図です。
特定の人にだけ吠えるのはなぜですか
「私が帰ったときだけ吠える」「夫にだけ吠える」——検索でいちばん多いのがこれです。
順位づけではありません。その人といるときに、何が起きてきたかの積み重ねです。
| その人の特徴 | 犬から見ると |
|---|---|
| 帰宅時にいちばん喜んでくれる | 吠えると盛り上がる。いちばん多い理由 |
| 吠えたときに声をかける(叱る含む) | 吠えれば反応がある |
| 帰る時間が不規則 | いつ帰るか読めず、物音に反応しやすい |
| 足音・声・においが他の家族と違う | 気づくのが早い(悪いことではありません) |
| ふだん一緒にいる時間が短い | 会えることの価値が高い |
| その人が来ると散歩やごはんが始まる | 期待して吠える |
「吠えられる人=なめられている」ではありません。むしろ「その人が帰ると、うれしいことが起きる」と覚えていることが多いものです。
直したいなら、その人が上のやり方(静かになってから接する)を徹底してください。家族の中で一人だけ違う対応をしていると、その人にだけ吠えが残ります。
相手によって態度が変わる理由は、犬は家族内で順位をつけたがる?でも詳しく書いています。
出かけるときも吠えるなら、別の問題です
ここは分けて考えてください。帰宅時だけなら喜びですが、出かけるときにも吠えるなら、不安が背景にあることがあります。
| 喜びの吠え | 不安が強いとき | |
|---|---|---|
| いつ吠えるか | 帰ってきたとき | 出かけるときも、留守番中も |
| 吠え方 | 高い声で、しっぽを振りながら | 低い声・鳴き続ける・遠吠え |
| 落ち着くまで | 数分で収まる | なかなか収まらない |
| ほかの様子 | とくに無い | 粗相・物を壊す・よだれ・食欲が落ちる |
| 出かける準備 | 反応しない | 鍵や上着を見ると落ち着かなくなる |
右側に当てはまるなら、帰宅時の接し方だけでは解決しません。くわしくは犬が離れると吠える|分離不安の見分け方と練習のしかた【2026】をご覧ください。
近所迷惑が心配で焦る気持ちも分かりますが、無理に黙らせようとすると悪化します。早めに専門家へご相談ください。
玄関・チャイムに反応する場合
「玄関を開けると吠える」「チャイムで吠える」も一緒に検索されています。これは帰宅吠えとは別で、音への反応です。
- チャイムの音量を下げる/音を変える……いちばん手っ取り早い方法です
- 玄関が見えない位置にケージを移す
- チャイムが鳴ったら、別の場所へ行く練習をする……マットの上など、行き先を決めておく
- 宅配のたびに吠えて「相手が去る」経験が積まれている……吠えたら追い払えた、と学んでいます
音そのものへの反応なので、帰宅時の接し方を直しても、こちらは別に取り組む必要があります。
吠える人と吠えない人がいるのはなぜ?
いままでの経験でこの人は吠えたら良いことがあった!この人は吠えてもなにもいいことがなかった。。。とワンちゃんが学習している場合があります。他にもこの人はなにがOKで何がNGなのかワンちゃんの中で今までの経験から学習していることはたくさんあるかもしれません。
良いこと、ダメなことを明確にし、家族内で統一して教えていくことで。この問題は改善されます。
合わせて読みたい参考記事↓
犬が人に吠える理由と対策|散歩中その瞬間にすること【2026】
飼い主の帰宅を喜んでいる証
ワンちゃんは足音で誰が帰宅したのかが分かると言われています。そのため、玄関を開ける前から興奮してしまうワンちゃんも少なくないと思います。帰りを待っててくれた可愛さの反面、汚れてしまったり吠えてしまっては落胆してしまうでしょう。日々の生活の中で取り入れたり、帰宅時の対応などでワンちゃんに興奮しても意味がないんだよと学習させられれば自然に落ち着いてくるはずです。
焦らずゆっくりトレーニングしていきましょう!
よくある質問
帰宅時に吠えるのをやめさせるには?
吠えているあいだは、目を合わせず・声をかけず・触らない。静かになってから、落ち着いた声で接してください。いちばん多い失敗は、根負けして構ってしまうことです。「長く吠えれば構ってもらえる」と学ぶので、次から吠える時間が延びます。出迎えを大げさにしないことも効きます。
吠えている最中に叱ってもいいですか?
やめてください。「うるさい」と言うのも、犬にとっては反応です。声をかけた時点で「吠えたら返事があった」になります。また、玄関で叱られることが続くと帰宅そのものが緊張する出来事になり、そわそわだけが増えます。
私にだけ吠えます。なめられているのでしょうか?
違います。順位づけではなく、その人といるときに何が起きてきたかの積み重ねです。帰宅時にいちばん喜んでくれる人、吠えたときに声をかける人、その人が来ると散歩が始まる——こうした場合に吠えが集中します。むしろ「その人が帰るとうれしいことが起きる」と覚えていることが多いです。
家族の中で一人だけ吠えられます。どうすれば?
その人が、静かになってから接するやり方を徹底してください。家族の中で一人だけ違う対応をしていると、その人にだけ吠えが残ります。「帰ってきたときは声をかけない」を家族全員で揃えるのが近道です。
出かけるときも吠えます
帰宅時だけなら喜びですが、出かけるときも吠えるなら別の問題です。留守番中も鳴き続ける、粗相をする、物を壊す、鍵や上着を見ると落ち着かなくなる——こうした様子が重なるなら、不安が背景にあることがあります。帰宅時の接し方だけでは解決しないので、早めに専門家へご相談ください。
チャイムが鳴ると吠えます
これは音への反応で、帰宅吠えとは別です。チャイムの音量を下げる、音を変えるのがいちばん手っ取り早い方法です。そのうえで、鳴ったら決まった場所(マットの上など)へ行く練習をしてください。宅配のたびに「吠えたら相手が去った」経験が積まれていることも多いものです。
どれくらいで直りますか?
個体差が大きく、数日で変わる子もいれば、数か月かかる子もいます。大事なのは期間より、家族全員が同じ対応をすることです。一人でも根負けして構ってしまうと、そこで振り出しに戻ります。吠える時間が少しずつ短くなっていれば、進んでいます。
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まとめ
帰宅時の吠えは、吠えているあいだ何もせず、静かになってから接することで減ります。根負けして構ってしまうと「長く吠えれば構ってもらえる」と学ぶので、そこだけ気をつけてください。特定の人にだけ吠えるのは、なめているからではなく、その人が帰るとうれしいことが起きると覚えているからです。家族全員で同じ対応にすることが、いちばんの近道になります。
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