フローエンスメディアライター 大久保 祐太

しつけやトレーニングに関する記事を弊社ドッグトレーナーを通し、分かりやすく実践しやすい記事を発信します。
また、私自身がしつけに大きく悩んだ経験があるため、飼い主様にできる限り寄り添える記事を目指します!

犬歴

  • ゴールデンレトリーバー
  • ミニチュアダックスフンド
  • オーストラリアンキャトルドッグ

資格

  • ペット災害危機管理士2級 講師
  • 家庭動物管理士
  • ペット防災生活アドバイザー
  • ペット・トラベルアドバイザー

賃貸でワンちゃんを飼うための失敗しない物件選びとしつけのポイント

初めて飼う 犬の育て方
賃貸で暮らす犬

ワンちゃんと一緒に暮らしたいけれど、現在、ペット不可の賃貸物件での飼育に不安を感じている飼い主さまも多いのではないでしょうか?また、ワンちゃんを迎え入れるために賃貸物件を探している方もいらっしゃると思います。

「ペット可の物件をどう選べばいいの?」「近隣トラブルを防ぐには?」「しつけはどうすればいい?」

賃貸でワンちゃんを飼うためには、物件選びだけでなく、適切なしつけや住環境の整備がとても重要です。本記事では、ワンちゃんと快適に暮らすための物件選びのコツやしつけのポイント、トラブルを避けるための対策を詳しく解説します。

賃貸でワンちゃんを飼う際に確認すべきポイント

賃貸物件でワンちゃんを飼う場合、選び方を誤ると住みにくくなったり、最悪の場合退去を迫られることもあります。快適なペットライフを送るためには、事前にしっかりと確認し、適切な物件を選ぶことが重要です。また、ワンちゃんを迎えた後も、近隣との関係やトラブル回避のための工夫が必要になります。

ここでは、ペット可物件の選び方や契約時のチェックポイントについて詳しく解説していきます。

ペット可物件の選び方

ワンちゃんを飼うためには、「ペット可」の賃貸物件を選ぶ必要があります。しかし、ペット可と一言で言っても、物件ごとに条件が異なります。以下の点をしっかり確認しましょう。

ペットの種類・大きさの制限
「小型犬のみ可」「中型犬以上は不可」などの制限がある物件が多いため、契約前に必ず確認しましょう。実際にあるケースとしてもトイプードルは小型犬として認識していたのに、体重が中型犬扱いとなり「小型犬可」でも断られてしまうことがあります。

飼育可能な頭数
1頭のみOKの物件が多いですが、2頭以上飼える物件もあります。
しかし、物件数は多くないのが現状で、一頭あたりに追加費用が発生することが多いです。

敷金・礼金の増額
ペットを飼う場合、高確率で敷金が追加で必要になることがあります。
例えば敷金が「通常1ヶ月分→ペット飼育の場合2ヶ月分」となるケースが多いです。

また、退去時の敷金は特殊清掃(消臭作業)や床の傷などの原状回復費用として消化してしまうことを前提に考えていた方がいいでしょう。

騒音・防音性
ワンちゃんの鳴き声が響きにくい鉄筋コンクリート造の物件が理想的です。しかし、現実はそういった物件は多くなく、中古物件もしくは該当物件でも賃料の高いケースが多いでしょう。防音シートやカーテンで対策できるか考えることもオススメです。

そういった観点からもワンちゃんの「吠え」については優先度の高い問題行動となります。

周辺環境のチェック
近くに散歩しやすい公園やドッグランがあると便利です。住宅街や大通り沿いなど、環境によって散歩のしやすさが異なります。また、警戒心が強い子の場合、自宅前を人や車が通るたびに吠えてしまうこともあるので、社会化トレーニングは必須になるでしょう。

契約前にチェックすべきこと

賃貸契約を結ぶ前に、次のポイントも確認しておきましょう。

賃貸でワンちゃんを飼う場合、契約内容を十分に理解することが大切です。特にペット飼育に関するルールは物件ごとに異なるため、事前にしっかりと確認することで後々のトラブルを防ぐことができます。また、契約書に書かれていない内容でも、管理会社や大家さんに確認しておくことで、安心してワンちゃんと暮らせる環境を整えることができます。

管理規約を確認
「ペット可」でも、詳細なルールが決められていることが多いです。
例えば「共用部分では抱っこが必要」などの決まりがあることもあります。

隣人のペット飼育状況をチェック
すでにワンちゃんを飼っている住人がいると、ペットに寛容な環境である可能性が高いです。一軒家の場合であれば、ご近所にワンちゃんを飼っているご家庭があるかも分かると安心材料となるでしょう。

退去時の原状回復のルール
退去時に「ペットによる汚れや傷」があると、修繕費用が高くなることがあります。事前にどこまで負担する必要があるのか、契約内容を確認することはとても重要です。

特に、初めて飼う方はワンちゃんがどのように育つかを想定できないため、このルールを軽視してしまう方が多いので要注意です。壁の角を噛んでしまったり、トイレの失敗が続きフローリングが変色してしまったりなど、想定外のことが起きる可能性はゼロではありません。

そのためのしつけトレーニングではありますが、万が一のことを考えて必ず確認しましょう。

賃貸でのワンちゃんのしつけ方法

賃貸で暮らす犬

ワンちゃんが快適に暮らすためには、しつけがとても重要です。特に賃貸では、近隣トラブルを防ぐために早めのしつけが必要になります。以下のしつけトレーニングは賃貸でなくても重要なポイントではありますが、特に賃貸物件での飼育では意識的にそして、優先的に行いましょう。

基本のしつけトレーニング

トイレトレーニング
ワンちゃんが粗相をしないように、トイレの場所を覚えさせましょう。
ケージの中にトイレを設置し、成功したらしっかり褒めると覚えやすくなります。

詳しくはこちらを参考にしてください↓
犬のトイレトレーニングにはコツがある!成功のポイントを伝授

吠え対策
ワンちゃんが吠えすぎないように、早めにしつけをしましょう。「吠えても要求が通らない」ことを理解させるため、吠えたら無視し、静かになったらごほうびを与えます。

詳しくはこちらを参考にしてください↓
犬の「要求吠え」には無視が効果的だができない場合の対処法も解説
犬の「吠え」には種類がある!しつけの前に吠えの種類を見極めよう!

クレートトレーニング(ハウストレーニング)
賃貸に限りませんがワンちゃんが落ち着ける場所を作ることが大切です。クレート・ケージに慣れさせることで、留守番時も安心して過ごせるようになります。

詳しくはこちらを参考にしてください↓
犬が安心できる空間を作るクレートトレーニングのやり方について解説

・お留守番トレーニング
ワンちゃんが一人で過ごす時間に慣れることで、ストレスを軽減できます。最初は短時間から始め、少しずつ時間を伸ばしていきましょう。

詳しくはこちらを参考にしてください↓
犬の留守番が8時間以上の長時間になってしまう場合の対策と注意点について
【共働き】犬を長時間お留守番させる時のコツと慣れさせ方について

・社会化トレーニング
問題行動は社会化不足が原因のことが多いため、社会化トレーニングは必須です。
特に吠えは不安からくるケースも多いためとても重要なトレーニングとなります。

詳しくはこちらを参考にしてください↓
犬の社会化に”遅い”はない!社会化の理解とトレーニングについて
犬の社会化不足による問題行動の治し方と難しいと言われる理由とは

賃貸向きのワンちゃんの種類

賃貸物件では、ワンちゃんの大きさや性格が重要なポイントになります。特に小型犬は賃貸向きとされることが多く、比較的トラブルが少なく飼育しやすいとされています。以下の理由から、小型犬を中心に賃貸向けのワンちゃんを紹介します。

小型犬が賃貸向きの理由

運動量が少なく、室内での飼育に適している
小型犬は比較的運動量が少なく、長時間の散歩が必要ない犬種が多いです。室内での遊びでも運動不足になりにくく、狭い空間でも快適に過ごせます。

鳴き声が比較的小さい
大型犬や中型犬に比べると、小型犬は吠え声の音量が小さい傾向にあります。近隣トラブルを避けるためにも、吠えにくい犬種を選ぶのがおすすめです。

体重が軽いため、床や壁への負担が少ない
大型犬に比べて体重が軽いため、床や壁へのダメージが少なく、傷や汚れのリスクが軽減されます。物件の原状回復時の負担も少なくなるため、飼い主さまにとってもメリットがあります。

移動がしやすい
賃貸では、共用部分(エレベーターや廊下)を通る際にワンちゃんを抱っこしなければならない場合があります。小型犬であれば、飼い主さまが簡単に抱っこできるため、移動の負担が少なくなります。

賃貸向きの小型犬の種類

チワワ
超小型犬で、室内スペースが限られていても飼いやすい。
運動量が少なく、短時間の散歩で十分。

ミニチュアダックスフンド
人懐っこく、飼いやすい性格。
長時間の散歩が不要で、室内飼いに適している。

マルチーズ ・トイプードル
抜け毛が少なく、清潔に保ちやすい。

賃貸でワンちゃんを飼う際は、犬種の特徴をしっかり理解し、物件の条件に合ったワンちゃんを選ぶことが大切です。

上記の犬種以外でも、運動量を必要とする子はいるもののワンちゃんの特性にあった生活リズムを送ることができる飼い主さまや、適切なトレーニングを前向きに取り組める飼い主さまであればどんな子でも飼育は可能です。

こちらも参考にどんなワンちゃんが自分に合っているのかを確認して検討してください!

まとめ

賃貸でワンちゃんを飼うには、慎重な物件選びと適切なしつけが欠かせません。トラブルを防ぐためにも・ペット可物件の条件をしっかり確認する ・しつけを徹底し、トラブルを未然に防ぐ ・近隣への配慮を忘れず、円滑な関係を築く。この3つのポイントを覚えておいてください!どんなワンちゃんでも飼い主さま次第で素敵に生活を送ることができます。ワンちゃんと一緒に、快適で楽しい賃貸ライフを送りましょう!

Puppy 子犬のご紹介

※総額表示

自然に囲まれた環境の中で、
元気いっぱいに過ごした
両親から生まれた
当犬舎自慢のわんちゃんたちを
ご紹介します。