ワンちゃんと一緒に旅行に行きたい方、ドライブで色んな所に遊びに行きたい方などに向けて【ワンちゃんとの車移動】について解説したいと思います。これから沢山の思い出をワンちゃんと共有するために注意点やストレスについて是非、参考にしてください!
車移動でのストレスの原因
基本的に車での移動はワンちゃんにとってストレスを感じやすい環境です。不安や揺れなどで体調を崩すワンちゃんも多いため、ストレスを感じる原因を把握して対策をしてあげましょう。
長時間
ワンちゃんの状態にもよりますが、1〜2時間ごとに休憩を挟んで外を散歩させたりおトイレをさせたりしましょう。また、車酔いしやすいワンちゃんの場合はもっとこまめに休憩を挟み気分転換させてあげましょう。
狭い空間や温度、揺れなど車に慣れるまではこまめな休憩を意識することをおすすめします。帰宅時などぐっすり眠っている場合は無理に休憩を挟まなくても大丈夫です。
トイレ
水分を多く摂っている場合は、ワンちゃんもトイレが近くなります。そのため、トイレを我慢させてしまうと車内やクレート内で排泄してしまう可能性や膀胱炎のリスクが高くなるので注意が必要です。長時間の移動の際はトイレ休憩は忘れずに挟みましょう。
休憩の際や出発前など、排泄をしてほしい場面で排泄をしてもらえれば、ワンちゃんも我慢をせずに快適に過ごせます。休憩が間に合わず漏らしてしまった、といった事故を防ぐことができるため排泄をコマンド(指示語)でできるようにトレーニングしておくとお互いにストレスが少なくドライブができるのでおすすめです。
車酔い
人間と一緒で車酔いのしやすいワンちゃんとまったく車酔いをしないワンちゃんがいます。
とはいえ、車酔いしないワンちゃんであっても、車内の温度や揺れ、音などで体調を崩してしまうことはあるので、車内環境の改善や休憩は必ず挟みましょう。
また、車酔いのしやすいワンちゃんだからといって、生涯ずっと車酔いをしてしまうわけではなく、体の成長や少しずつ馴らしていくことで車酔いが軽くなっていくこともあります。
過去のトラウマから緊張によって車酔いをしやすくなっている場合もあるので悪いイメージを与えないこともおすすめです。
トラウマ
上記で説明した通り、いきなり長距離をドライブしたり、車=病院といった悪いイメージとなっている場合はストレスを感じやすくなっています。そのため、ドライブの後は楽しいことがある!と経験させることで少しずつトラウマを少なくしていく必要があります。
病院に行く時だけ車移動の場合、悪路を長い時間走行したことで怖かったなど、トラウマになる原因と車を紐付けさせない意識が大切です。
落ち着ける空間を作る
車移動で重要になるのが、落ち着いて移動できる空間の確保です。振動を緩和させるためにクッションを入れる、外の景色が気になって落ち着かない場合なら目隠しを用意するなど、事前にできることは全て準備しておきましょう。
ケージ(ハードタイプ)・クレート
普段の生活でケージやクレートに慣れており、この中は安心できる場所と認識している場合はドライブの際、ケージやクレートを入れてあげることで安心しストレスを緩和してあげることができます。
また、ソフトタイプのものもありますが、ドライブの際はハードタイプのケージを使用することで、万が一の交通事故でもワンちゃんの体を守ってくれるのでおすすめです。
クレートを嫌がるワンちゃんの場合はこちらも合わせて読んでください↓
犬が安心できる空間を作るクレートトレーニングのやり方について解説
ドライブボックス
普段からケージやクレートに慣れていない場合や外の景色を見ることができれば車酔いを起こさない子であればドライブボックスの使用もおすすめです。ワンちゃんをドライブボックスに固定することで休憩所などで飛び出しによる事故を防ぐこともできます。
ケージやクレートを嫌がるからといってワンちゃんを抱っこしながらの運転は事故に繋がりやすく、座席に固定せずに乗せて急ブレーキでワンちゃんが怪我をしてしまうなどのリスクがあるため、車移動の際はケージもしくはドライブボックスの使用を強くおすすめします。
車移動ができれば、楽しみも増える
最初は車での移動トレーニングが必要になりますが、車に慣れてトイレもコマンドで出来るようになれば、行動範囲が広がり楽しさも倍増します。お留守番させたり、預けたりする後ろめたさもなく、みんなで思い出を共有できるようになれば最高です!
無理をさせずに少しずつ距離を伸ばし、トイレコマンドも覚えさせましょう!
ワンちゃんと旅行を楽しみたい方はこちら↓
撮影協力
チワワの【コーラル】とチャウポメの【ムゥムゥ】が撮影協力してくれました!
ケージを嫌がらない二人なので撮影も一発OK!ありがとうございました!
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