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           失敗したくない愛犬に合ったしつけ教室の選び方とタイミングとは        

2023.12.31

flowens

この記事の監修

フローエンスメディアライター   大久保 祐太のプロフィール写真

フローエンスメディアライター   大久保 祐太

しつけやトレーニングに関する記事を弊社ドッグトレーナーを通し、分かりやすく実践しやすい記事を発信します。また、私自身がしつけに大きく悩んだ経験があるため、飼い主様にできる限り寄り添える記事を目指します!

犬歴:
ゴールデンレトリーバー
ミニチュアダックスフンド
オーストラリアンキャトルドッグ

資格:
ペット・トラベルアドバイザー
ペット災害危機管理士 2級
家庭動物管理士  3級

しつけ・トレーニングに励む犬

プロに頼むことは飼い主の恥だと思わない

まず初めに、この記事を読んで頂いている方にお伝えしたいことがあります。
しつけ・トレーニングは大切なことで、ワンちゃんにマナーを学習させるのは飼い主さまの義務です。とはいっても簡単そうにみえてしつけ・トレーニングで悩まれる方も多くいらっしゃいます。

飼い主さまだけで悩んでしまっては、ワンちゃんも飼い主さまも楽しい生活を送ることが困難になることでしょう。
飼い主さまの中にはしつけが上手くいかずに「ダメな飼い主だ…」「相談なんて恥ずかしくてできない」などと、自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。

下記に3つまとめてありますので、しつけ教室を検討されている方は是非お読みください。

しつけは想像以上に大変なこと

しつけに悩む事はどんな方であってもワンちゃんを迎えたら必ず直面します。
さらに、しつけというものはワンちゃんがお家に来た時から虹の橋を渡るまで大なり小なり必要になるものです。
そのため、想像しているキラキラしたドッグライフを送るためには思っている以上に大変な事だったりします。
そんな時に、ドッグトレーナーという存在に助けを求め、気負わずにトレーニングを楽しむのもひとつの方法だと思います。

プロだから気付ける飼い主の癖

様々な飼い主さまとワンちゃんがいますが、全く同じケースでの問題行動はないといっても過言ではないほど様々な悩みが存在します。
問題行動そのものにスポットライトを当てて見るのではなく、普段の生活の中で何気ない事が間接的に関わっている事がほとんどです。
飼い主さま自身がそのことに気が付いている事はあまりなく、客観的に見てはじめて気づくこともあります。
今まで自然に行っていたことが間違っていたり、気を付けていても自然と出てしまう事があったりと、一人で癖を見つける・改善するのは至難の技だと思います。

そういったお悩みも他者の力(ドッグトレーナー)を借りれば、わんちゃんだけでなく飼い主さまの癖を発見できるメリットもあります。

お互いに幸せに暮らす近道

飼い主さまが思い描く【ドッグライフ】を叶えるための最短ルートはプロの力を借りることです。

もちろん、ご自身でしつけ・トレーニングを行うことも可能です。しかし、この記事に目を通している方は少なからずしつけ・トレーニングに対し自信が無い・早く覚えて貰いたい、などの気持ちがあるかと思います。

年間を通して、何十頭ものしつけ・トレーニングを行うトレーナーは専門家です。
ワンちゃんの小さなお悩みでも気軽に相談しましょう。

しつけ教室の選び方

飼い主の指示を聞く犬

それでは、本題に入ります。

しつけ教室の選び方の基本は【ワンちゃんに合っているか】です。

値段や利便性だけで選んでしまっては、失敗するリスクが高くなるでしょう。
細かい所も含めて詳しく解説します。

トレーナーの方針

”しつけ””トレーニング”と一括りに言っても改善に向け行う方法や考え方には様々な物がありプロのドッグトレーナーであっても過去の経験や学んできた方法は様々なため、100人トレーナーがいれば100通りのトレーニング方法があると思ってもいいと思います。

『〇〇式トレーニング』や『〇〇トレーニング』や『〇〇を用いたトレーニング』などなど。

どのトレーニング(しつけ方)もその方法で1頭でも問題行動が改善していれば、不正解ではなく正解です。
1番大事なのは家のワンちゃんに合った方法であるか、だと思います。
そのため、レクチャーしてもらった方法を飼い主さま自身が納得し行えるのか、ワンちゃんの性質(性格や飼育環境)にあったトレーニング(方法)なのかワンちゃんのためにも見極める必要があるでしょう。

施設の衛生管理

トレーニング場やドッグラン、ワンちゃんの居住空間など清潔に保たれているかは重要です。不衛生の中、生活をしていたらウイルス感染したり、食糞や体の汚れにも繋がる可能性が高く選ぶ際に気を付けたいポイントとなります。

防疫の観点や他のワンちゃんの興奮を抑えるために、見学できる範囲を制限させてしまうことはありますが、気になる方はしつけ教室のスタッフに訪ねてみましょう。

料金

後々のトラブルを避けるため、しつけ教室でかかる費用を明確にしておきましょう。
例えば、費用に【ご飯代・シャンプー代・出張費】なども含まれているのかなどです。
訓練費のみの金額で、その他すべてのことにお金がかかってしまえば予定した予算を大きく超えてしまい「満足のいくトレーニングに通わすことができなった」などとならないためです。

また、ホームステイの場合、ほとんどの教室で【最低預かり期間】が設けられています。預かり期間はワンちゃんによって変動しますが、3カ月分は想定しておきましょう。

トレーナーと飼い主の相性

トレーナーの方針でも説明していますが、ワンちゃんとトレーニング方法の相性はとても大事ですが、飼い主さまとトレーナーの相性もとても大事になってきます。
最終的には飼い主さまへトレーナーから引継ぎ生涯のトレーニングを行っていく事になるため、飼い主さまが納得しワンちゃんの生涯にわたり実践できるのかがとても大事になるでしょう。

引継ぎトレーニング

ワンちゃんの生涯でのトレーニングを行うのは飼い主さまです。
そのためには、トレーナーが行ってきたトレーニングをしっかりと理解し引継ぎトレーニングを行う必要があります。

トレーナーだけの指示を聞くワンちゃんになってしまっては本末転倒です。引継ぎトレーニングを通し、ご自宅でも継続してトレーニングを行うためには【引継ぎトレーニング】の有無も必ず確認しましょう。

タイミング

最後に、しつけ教室を検討するタイミングや問題行動の種類の一例をまとめました。

どのような問題行動も直接的な原因もありますが、間接的に関係していることがほとんどです。どの問題行動も生活内での行動や飼い主様の注意しなければならない事があります。どんな問題行動やトレーニング内容も早くスタートできるに越したことはありません。

パピー期は一番可愛い時期ではありますが、一番スムーズにしつけ・トレーニングが入りやすいのも事実です。

可愛いパピー期は一瞬で過ぎてしまいますが、寿命は10数年と決して短くありません。
その、残された時間を考えれば早いうちからトレーニングを始めるのがおすすめです。

家庭内での問題行動

・インターホンに吠える
車やバイク音に吠える
子供や家族に本気噛みしてくる
家具をボロボロにされて困っている
夜泣きがひどい
など

お散歩中の問題行動

リードを引っ張る
・拾い食いしてしまう
お散歩にいってくれない
・鳥やネコを追いかけてしまう
すれ違う人や犬に吠えてしまう
など

社会化不足

他のワンちゃんと上手に遊べない
・怖がってしまうから出先で楽しめない
・些細なコト・オト・モノに驚いてしまう

アジリティなどのドッグスポーツ

愛犬と共に大会に出場しよう!ドッグスポーツ「アジリティ」について

・近所やテレビでドッグスポーツを見て興味を持った
・普段の散歩じゃ運動量が足りない気がする
・ワンちゃんと一緒に汗をかきたい
など

【好き勝手できる=ワンちゃんの幸せ】ではない

飼い主の指示に耳を傾けるトレーニングをしているワンちゃん

ワンちゃん主導での生活は「伸び伸び暮らしている」ということではありません。トイレはどこでもする、誰にでも吠える、飼い主を噛む、などの問題行動があれば、それは人間社会で共存するには難しくなってしまい【問題犬】として扱われてしまいます。ルールがない中で生活をしていると、感情のコントロールが出来なくなってしまい吠えや噛みになどの問題行動に繋がるでしょう。ルールを学び穏やかに暮らせるようにワンちゃんと共にトレーニングが出来る環境や施設を選びましょう。

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