フローエンスメディアライター 大久保 祐太

しつけやトレーニングに関する記事を弊社ドッグトレーナーを通し、分かりやすく実践しやすい記事を発信します。
また、私自身がしつけに大きく悩んだ経験があるため、飼い主様にできる限り寄り添える記事を目指します!

犬歴

  • ゴールデンレトリーバー
  • ミニチュアダックスフンド
  • オーストラリアンキャトルドッグ

資格

  • ペット災害危機管理士2級 講師
  • 家庭動物管理士
  • ペット防災生活アドバイザー
  • ペット・トラベルアドバイザー

愛犬とアジリティを始めるのに最適な年齢とは?トレーニング法も紹介

ドッグスポーツ トレーニング
アジリティを楽しむ犬

ワンちゃんと一緒に楽しめるドッグスポーツ「アジリティ」
しかし、「いつから始めるべきなの?」と疑問に思う飼い主さまも多いはずです。
アジリティを始めるタイミングはワンちゃんの年齢や成長段階に深く関係しています。本記事では、ワンちゃんがアジリティを始める最適な年齢と、年齢に合わせたトレーニング方法を詳しく紹介します。愛犬と安全に、そして楽しくアジリティを楽しむために是非参考にしてください!

アジリティは何歳から始めるべき?

アジリティを始める子犬

結論からお伝えすると、アジリティを始めるのに早い遅いはありません。
協議会へ出場するのは1歳半から定めらていますが、トレーニングを開始するのは
何歳からでも始めることができます。

下記で詳しく解説していきます。

アジリティのトレーニングにおける目標設定と年齢の関係

アジリティを始める年齢は、ワンちゃんの健康状態や目標によって異なります。

一般的には、6か月から1歳の間に基礎的なトレーニングを開始するのが理想です。
この時期に基本的なコマンドやコミュニケーションを確立することで、後々のアジリティ競技での成功につながります。年齢に応じたトレーニングプランを作ることで、無理なくワンちゃんと一緒に楽しめる鍵です。

種目別に見る最適な開始年齢

アジリティの種目によって、適切な開始年齢も変わってきます。

例えば、ジャンプやスラロームのような高い身体能力が求められる種目は、ワンちゃんが十分に成長してから始めることがオススメです。
一方、トンネルやシーソーといった比較的負担が少ない種目は、少し早い段階から練習が可能でしょう。

種目に応じた計画を立て、ワンちゃんの体に負担をかけないことが最も重要で注意する点です。

競技会が定める年齢制限とは?

正式なアジリティ大会に参加するためには、ワンちゃんが生後18か月以上であることが多くの競技会で求められます。

この年齢に達するまで、基礎的な訓練や簡単な障害物で練習し、ワンちゃんの体と心をしっかりと準備しておくことが大切です。本格的に出場を目指すのであれば各大会ごとに年齢制限は異なることがあるため、事前に確認しておくことをオススメします。

アジリティは何歳までできる?

反対に運動量が多いドッグスポーツであるアジリティは何歳までできるかといいますと、
これもワンちゃん次第であるといえます。

その理由も競技会でもシニアクラスがあったり、出場しなくてもワンちゃんとゆっくり楽しむのもアジリティの魅力だからです。

下記でシニア犬について解説していきます。

アジリティにおける一般的な年齢の目安

アジリティは、犬種や個体差にもよりますが、シニア期に入る7歳から8歳頃まで続けることが一般的です。(競技会出場の話です)

ただし、ワンちゃんの体調や健康状態をしっかり見極めることが大切となります。
無理をせず、年齢に合わせたトレーニングを心掛け、シニア期に入っても、体を動かすことで健康を維持できるため、年齢に応じた練習でワンちゃんの健康をサポートするのもいいでしょう。

シニア犬がアジリティを続ける際の注意点

シニア犬でもアジリティを楽しむことは可能ですが、無理な負担をかけないように注意が必要です。特に、ジャンプなどの激しい動きは関節に負担をかけるため、少しずつ練習内容を調整することが大切です。

また、シニア犬は若い頃よりも疲れやすくなるので、トレーニングの時間を短くするなど、適切な配慮を心がけましょう。

シニア犬からアジリティを始める際の注意点

シニア犬のアジリティ

年齢制限がないので、ワンちゃんが元気であればいつでも始めることができるアジリティですが、全くの未経験からシニアになって始めるのは少し気を付けなければいけない点もあります。

下記では、全くの未経験からシニア犬とアジリティを始める方に向けて解説していきます。

怪我のリスク管理

シニア犬がアジリティを始める場合、最も気を付けるべきは怪我のリスクです。

年を重ねると関節や筋肉が弱くなり、怪我をしやすくなるため、特に注意が必要です。
アジリティのトレーニングでは、無理なジャンプやスピードを求めるのではなく、ワンちゃんに合った負荷の軽い運動を取り入れることで、楽しく安全に続けることができます。

もっといける!と張り切らずにワンちゃんのペースで行いましょう。

コマンドが覚えにくくなる

シニア犬は、若い犬に比べて新しいコマンドや動作を覚えるのに時間がかかることがあります。

しかし、これはワンちゃんが年齢に伴って認知機能が衰えるためで、焦らずにトレーニングすることが大切です。シニア犬に対しては、褒めたりご褒美を与えるなど、ポジティブな強化を通じて楽しくトレーニングを続けることが、成功のカギとなります。

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