チワワは「世界最小の犬種」として知られ、その小さな体と大きな瞳、愛らしい仕草で多くの人を魅了しています。しかし、見た目の可愛さとは裏腹に警戒心の強い一面があり、しつけや接し方にはコツが必要です。
当記事では、チワワの基本的な性格や性別ごとの違い、性格に合わせた飼い方のポイントなどを詳しく解説します。チワワとの暮らしを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
チワワの基本的な性格は?飼いやすい?
チワワの基本的な性格は?飼いやすい?
チワワは、小柄ながらも勇敢で自己主張の強い性格を持つ小型犬です。警戒心が強く、知らない人には懐きにくい一方で、飼い主には深い愛情を示して忠誠心も持ちます。賢くしつけにも向いていますが、恐怖や不安から吠えやすい一面もあるタイプなので、社会性を育てる工夫が必要です。
また、甘えん坊でスキンシップを好む傾向があり、飼い主との時間を何より大切にします。運動量は比較的少なく、室内犬としても向いています。しかし、留守番が多い生活や急な環境変化にはストレスを感じやすいため、愛情を注ぎながら安定した飼育環境を整えられる家庭に適しているでしょう。
吠えやすさや甘えん坊な一面にどう対応すればよいのかは、しつけ次第で大きく変わります。
チワワのオス・メスによる性格の違い
チワワは、性別によって性格に違いが見られることがあります。オスとメスそれぞれの特徴を知ることで、自分のライフスタイルに合う愛犬を選びやすくなるでしょう。
オスの特徴
チワワのオスは、やんちゃで活発、好奇心旺盛な性格をしており、飼い主に対しては甘えん坊な一面を見せます。リーダー意識や縄張り意識が強いため、自分より大きな犬に対しても吠えたり威嚇したりすることがあります。また、マーキング行動が見られやすいのもオスの特徴です。
ただし、見知らぬ人にも比較的早く慣れる傾向があり、社交的な子も多いです。しつけには少し根気が必要ですが、去勢によって性格が穏やかになり、問題行動が落ち着く可能性もあります。活発で遊ぶことが好きな子とたくさん触れ合いたい方や、にぎやかな性格の子を迎えたい方はオスを検討してみましょう。
メスの特徴
メスのチワワは、オスに比べて落ち着いた性格で、マイペースに過ごすことを好みます。警戒心が強いため見知らぬ人や環境には慎重な反応を見せますが、飼い主には忠実で、指示をよく聞き入れる傾向があります。
甘えるタイミングを自分で選ぶなど、独立心のある一面も持ち合わせている子もいます。しかし、ヒート(生理)期間中はホルモンの影響で攻撃的になることもあります。穏やかでしつけやすい犬を望む方や、家を空ける時間が長い方には、メスのチワワが向いているでしょう。
チワワの性別の見分け方
基本的にペットショップやブリーダーでは性別が明記されているため、事前に確認できます。性別によって性格や体格の傾向がやや異なることもあるため、迎える際の参考にするとよいでしょう。
また、体格にも性別による傾向が見られます。成長するとオスのほうが骨格ががっしりして体重も重くなりやすいですが、子犬のうちはサイズ差が小さく判別は難しくなります。
チワワの性格に合わせた飼い方のポイント
チワワは学習能力が高く、しつけが比較的しやすい犬種です。しつけを始める時期としては生後3~12週頃の「社会化期」がおすすめで、基本的なルールやマナーをスムーズに身に付けられます。ここからは、チワワの性格を踏まえた飼い方のポイントや注意点を説明します。
社会性を育てる
チワワは警戒心が強く吠えやすい傾向があるため、子犬のうちから社会性を育てる必要があります。特に生後3~12週頃の子犬期に迎える「社会化期」は、外の世界への好奇心と学習意欲が高まり、多くの刺激を受け入れやすい時期です。社会化期の間に、人や犬、生活音、外の環境などに少しずつ慣れさせましょう。
まずは、抱っこ散歩や来客との軽い触れ合い、掃除機・工事音の生活音など、小さなことから1つずつ経験させます。顔や足先、尻尾などを触られる練習もしておくと、動物病院の診察や健康診断、トリミング時のストレス軽減につながります。恐怖心を与えないよう配慮しながら、多くの刺激に触れさせることで、無駄吠えなどのトラブルを防ぎ、落ち着いた性格に育つでしょう。
吠えると嫌なことがあると学習させる
チワワは警戒心や忠誠心が強いため、無駄吠えが起こりやすい犬種です。まずは「なぜ吠えているのか」を見極め、恐怖・警戒・甘えなどの吠える理由を理解しましょう。その上で無駄吠えを減らすには、「吠えると嫌なことが起こる」と学習させる方法が効果的です。
たとえば、吠えた瞬間に見えない場所から苦手な音を出すなど、吠える行動と不快な刺激を結び付けることで、徐々に改善が期待できます。ただし、怖がらせるような怒鳴り声や体罰は逆効果なので、静かで落ち着いた対応を心がけましょう。特にチワワは体が小さく繊細なため、精神的な負担をかけないよう注意が必要です。また、要求吠えには応じず、行動の主導権は常に飼い主が握るのも関係性を構築する上でのポイントです。
甘やかしすぎない
チワワは賢く感受性が豊かな分、甘やかしすぎると、わがままで攻撃的な性格になることがあります。可愛さゆえに何でも許してしまいたくなりますが、しつけが定着するまではメリハリを意識しましょう。褒めるときはよい行動をした瞬間にタイミングよくご褒美を与えることで、行動と報酬の結び付きが強まり、自然と習慣として定着します。
一方で、叱るときは「ダメ」と一言で伝える、あるいは無視するなど、個体の性格に合った方法で対策しましょう。怒鳴るなどの強い叱責は、チワワの警戒心を刺激する原因になるため、注意が必要です。しつけをしながらチワワと信頼関係を築くには、愛情とけじめのバランスを意識することが大切です。
一度決めたルールを何回も変えない
チワワのしつけでは、一貫性のある対応が求められます。さまざまなしつけ方法がありますが、「今日はこの方法」「明日は別の方法」と対応を変えてしまうとチワワが混乱し、わがままや問題行動につながる恐れがあります。
たとえば、「ソファーに乗らない」というルールを設けたなら、どのような状況でもそのルールを守り、曖昧にしないようにします。また、家族でしつける際は「叱る言葉」や「指示の掛け声」などを統一し、チワワが迷わず行動できるようにしましょう。態度や対応がブレないことで、チワワは安心し、飼い主を信頼して指示を聞くようになります。
とはいえ、特に初心者の方はしつけに悩むことも多々あるでしょう。フローエンスでは、チワワをお迎えいただいた飼い主様に「相談ダイヤル」をお渡しし、無料でしつけ・トレーニングのご相談を承っています。ご希望の方には、生まれ育った環境で安心して学べる「パピースクール【ムク】」でのサポートもご案内しております。トイレ・噛み癖・吠えなどでお困りの際は、ぜひご活用ください。
チワワを家族に迎えるなら「フローエンス」
フローエンスでは、チワワをはじめ、チワプーやチワックスなど人気のミックス犬もご紹介しています。広大な牧場と育成専用施設で、のびのびと育てられた子犬たちは、健康面はもちろん、トレーナーのもとで社会性やしつけの基礎も身に付けています。
また、環境エンリッチメントの考えに基づき、運動・食事・社会性・感覚・認知のすべてを大切にした育成環境も整備しています。犬の本能や性格に寄り添った飼育方針により、犬を初めて飼う方でも安心してお迎えいただけます。理想のパートナーとの出会いを、ぜひフローエンスで見つけてください。
まとめ
チワワは、賢く愛情深い反面、警戒心が強く繊細な面も持ち合わせている犬種です。オスは活発で社交的、メスは落ち着きがありマイペースと、性別によっても性格傾向に違いがあります。どちらも上手に社会性を身に付けさせ、甘やかしすぎず一貫したしつけを行うことで、安定した性格に育てることが可能です。
しかし、チワワを家族に迎えた後、「トイレが覚えられない」「吠えが止まらない」「甘噛みがひどい」など、しつけに悩む方は少なくありません。フローエンスでは、365日いつでも相談できる「お客様ダイヤル」をご用意しており、経験豊富なスタッフが問題行動の兆候にも先回りしてアドバイスできます。まだ検討中の方も、お気軽に子犬紹介ページやサポート情報をご覧ください。